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今回は昔なつかしいウォーキングデッドっぽい風味でおもしろかった!
※以下、ネタバレありますのでご注意。
シーズン4第14話 "MM54"
aired on Sunday, September 16, 2018
「汚い女("Filthy Woman")」がどうやって「汚い女」になったのか、もう見せてくれたのは早いな〜と思う反面、「もしかしてこの女、けっこう早く退場するのかな?」とチラリと思いました。
「汚い女」のバックストーリーは思ったよりあっさり?したものでした。
夫が大けがをして死にかかっていたとき「だれかが助けてくれる」と信じて待ち続けたのに結局だれも助けてくれず、ゾンビ化してしまった夫をひとりで埋葬(のちにトーキングデッドで明かされてましたがホントに女優さんが土を掘ったんだそう)。
その後ずっとひとりでお墓の周辺で過ごしているうちに、頭の中の配線がぷちっとキレてしまったんでしょう。
例の「必要なものを持って行きなさい」と書かれた支援物資の入った箱を置きに来た女性に話しかけ、そのとき彼女の名前が「マーサ」だということ、かつては英語教師だったことがわかります。
英語教師だからこそ、スペルのまちがいを見逃せず、「"further" じゃなくて "farther" よ」と話しかけるのですが…
そんな話をしながら、いきなり女性ののどをグサリ!
この女性を皮切りに、次々と箱を置く人を殺して行くのです。(→o←)
殺した人のだれかに、物資箱キャンペーンの元締めが「ポーラーベア(ホッキョクグマ)」と名乗る男だ、と聞いて「いつかポーラーベアを殺す」と誓うマーサ、ある日ウォーキートーキーからモーガンの声を聞いて…
と、こんな感じで出だしに女の背景が明らかになります。
こういうオリジンストーリーみたいなのって興味深いことが多くて好きなんですが、マーサの場合、不可解すぎる(笑)。
夫が死んだことでプツリと精神の糸が切れるのはわかるけど、それでどうして「人を助けることが悪いこと(相手を弱くさせてしまうから)」となるかなあ???
で、百歩譲って「人を助けることは悪い」としましょう。
それでどうしてその行為をしてる人をいきなり殺してしまうのか…。
意味不明。
完全に狂ってますね(´▽`;)
そして前回の最後、モーガンたちの乗るトラックが襲撃された直後に話は戻ります。運転席側にいた人たちは撃たれてるかもと思わせておいて、全員無事でした。
が、トラックは炎上!
あーあ、ビール作る材料や道具が…。
救援物資の箱も全部燃えてしまいました(;_;)
と言っても、その後この爆発音におびき寄せられたゾンビたちの群れを避けるため向かった病院で、ビール男はゾンビにかまれてしまったので、ビール作りの材料があっても宝の持ちぐされになってましたね。
この襲撃でウェンデルのかっこいい車椅子もバラバラになってしまったんですが、そのあと逃げるときにはちゃんと組み立てられてたのがビックリ!どんな早ワザを使ったんだ(´▽`;)
ビール男ジム、そもそもモーガンに助けられてなかったらゾンビのえじきになってたくせ、状況が悪くなるとモーガンを責め、かと思うと謝ったり忙しい…。
近いうちに死んでしまうんだろうからもういいけど(苦笑)。
それよりも、アルがどうなったのか気になります。
ゾンビの進撃を止めるため、サラをウェンデルのところに行かせてその場に残ったアル、どうにかして切り抜けてみんなに合流できるといいんだけど。
(このとき「きょうだいのそばに行きなさい」と言ってたアル、もしかして家族のそばにいられなかった後悔がみんなのストーリーを収集するモチベーションになってるんだろうか…)
逃げ場を失い、病院の屋上にあがったはいいが、どうやってこの場を切り抜けるのか(=階下までおりる方法もなく、おりたとしてもゾンビだらけ)モーガンさえ途方に暮れてましたけど、「エレベーターが使えるうちに、エレベーターでいちばん下まで降りれば?」と思ってしまった。
もちろん、下にはゾンビがうじゃうじゃいるんだけど…
それでも、すでにゾンビだらけになってるとわかってる階段で降りるより、エレベーターで一気におりたほうがよくないですかね?車椅子のウェンデルを連れて、ゾンビと戦いながら降りるのはムリでしょう。
…なんて思ってたら、次回予告でまさにエレベーター使ってました(笑)。
ほかには、アリーシャとチャーリーのその後も。
モーガンたちのトラックが焼けこげてる場所に追いついた2人は、モーガンたちに合流することをあきらめ、「海に連れて行ってあげる」と地図を手にガソリンの入った車を探しまわるんですが、最終的には「地図に載っていない水辺」にたどり着きます。
そこにジョンの帽子を見つけ、目を上げると…
何かうれしいものが目に入ったところで14話は終わり。
その視線の先には何が?
きっとジョンとストランドがいる証なんでしょうね。
また、今回、アルとの会話で、ふたごの過去が少し明らかに。
サラは以前、海兵隊に所属していたが「彼らの Code of Conduct(行動規範)が性に合わなかった」から辞めたことくらいしか語りませんでしたが、ウェンデルは10歳のとき、道に飛び出した子どもを助けるため事故にあったこと、それ以降、それまで以上に人を助けたいと思うようになったことを語ってました。
ウェンデルはマーサに襲撃されたあと、道路に這いつくばった状態からライフルでマーサを撃ったのですが、「負傷した彼女にさらに打撃を与えることはしたくない」と語っていたので、人を殺すことにためらいがない人ではなく、案外(?)情のある人なんだなあとわかりました。
トーキングデッドのゲストは、今回のエピソード監督をつとめたルー・ダイアモンド・フィリップス、「汚い女=マーサ」役のトーニャ・ピンキンス、そしてシンバッドというコメディアン?。
いい感じに年取りましたね↑
彼、シリーズの大ファンということで「出演してみたいか」と聞かれて「ぜひぜひ!!!オレンジ売りでもいいよ」などと笑いを取ってました。
また、今回出てくる古い病院のシーン、本家『ウォーキング・デッド』の第1話でリックが目覚める病院を意識しているのだそう。そこまでピンポイントでは思い出さなかったけど、確かになんだかウォーキングデッドを思い出す構成でした。
ちなみにあれは実在する最近閉鎖された病院で、近々取り壊される予定だとか。
モーガン役のレニー・ジェイムズが「病院が引っ越したとき置き去りにされた病人が奥から出てきそうな雰囲気だった」と笑ってましたが、私だったらちびってそうです…(´▽`;)
シーズン4・第15話に続く。
Posted on Tuesday, September 18, 2018
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残り3話というところで、このドラマが最も得意とする展開、というかタイトルに忠実な内容にしてきましたけど、
返信削除そのまえに、オープニング前の冒頭10分以上に渡って汚い女をクローズアップしてきましたね~
彼女のバックストーリーが明かされたことで、チョココさんは早く退場するのかなっておっしゃってましたが、
僕も残りの話数を考えますと冒頭でのあのクローズアップはシーズンフィナーレでの退場に合わせたんじゃないのかな、ってみています。
それにフィアーは本家と違って、これまで敵キャラをシーズンをまたいで登場させたことが無いので、彼女も今シーズン後半限定の登場じゃないでしょうかね。
まあ、あのいきさつとその後の不可解な行動を見た感じでは、彼女の場合、モーガンのように自分を取り戻すのは無理なんじゃないかって思いますが、
最終的にモーガンと汚い女が間近で対峙するところを観てみたいですね~
その時モーガンが彼女とどう向き合うのか、興味深いところです。
じゃとむさん、コメントありがとうございます。
削除汚い女のキャラが好きになれないので(好きな人いるんだろうか…)正直、今シーズン限定だったらいいなと思ってしまいます(^-^;
じゃとむさんのおっしゃるとおり、考えてみたらフィアーはシーズンをまたぐ敵キャラいなかったような。てか、そもそもメインキャラさえ生き残るのが難しいシリーズですもんね(´▽`;)
おっしゃるように、モーガンと彼女のやり取りが楽しみです。
説得に失敗してモーガンが殺すことになってしまうのでは…とかんぐったりして。
そうそう、「ビール男」という言い方をじゃとむさんのコメントからいただきました!本文に入れるつもりで忘れてしまったので、次のブログで入れたいと思います^^