Killing Eve シーズン1第7話の感想、推理など

第1話の感想・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話の感想の続き。

画像はすべてFacebookより

1シーズン8話しかないせいか、展開がむちゃくちゃ早い『キリング・イブ』、7話も次々と新事実が出てきておもしろーい！

以下、ネタバレ含む感想。
（一回観ただけで書いてるので勘違い、記憶違いの部分あるかも）

第7話 "I Don't Want to Be Free" 

aired 5/20/2018 (US) ; 9/2/2018 (Canada)

邦題：『自由はイヤ』（4/25/2020 追記）

キャロリン怪しい説

4話のあたりでキャロリン怪しいと思ったあと、5話で「やっぱり違うかも」と思い直し、6話ではめちゃくちゃ怪しすぎる証拠（過去にコンスタンティンといっしょに写ってる写真や、コンスタンティンからの色っぽい手紙）が出てきた！

もうどう考えたらいいかわからない(´▽｀;)

キャロリンが「The Twelve（12人）」のひとりだと考えるのがいちばん素直な解釈（もはや「推理」でさえない）だけど、それじゃあんまりにもひねりがなさすぎ？？？な気もする。

ここまでの話を整理しながら、ああだこうだ考えてみた：


●キャロリンが「12人」のひとりだとすると、2話でイブを殺し屋ヴィレネルの調査チームに誘ったのは…

• MI5で勝手に捜査されるより自分の目の届くところに置いたほうがいいからって考え方もできる。そうだとすれば、ほとんど素人のチームを組ませたのも、バックアップもなしにヴィレネル捜査をさせたのも納得。


• 直後にコンスタンティンに「ヴィレネルの捜査をするイブという女」の情報が伝わっていたのも、その後もやけに素早くイブ側の情報が伝わっていたのも納得できる。

●4話でキャロリンがあやしいと思った点：

• イブから「フランクがスパイだ」と聞いても驚きもせず、「泳がせておきなさい」と命じていた。


• その直後、ヴィラネル（と他2人のチーム）にフランク殺しのお達しが。タイミングよすぎるような。キャロリンが「12人」のひとりか、彼らとつながってると考えるのが自然？

●5話・6話でキャロリン/ケニーがあやしく見えた理由など：

• フランクの取り調べのため田舎町までわざわざ出向いたのは、フランクがどこまでしゃべるか見極めるため？ヴィレネルが隠れ家を突き止めたのはイブの携帯を見たからだと思い込ませておいて、じつはキャロリンから筒抜けだったとか。キャロリンを見た瞬間、フランクが挙動不審になってたのもあやしい。


• ヴィレネルが「だれに雇われてるのか」イブに聞かれたときの答えが「もしかしたらあなたと同じ人に雇われてるのかもよ」だったのも気になる。ヴィレネルが「12人」の正体を知らないのは今回（7話）でコンスタンティンに問いただしていたことから明らかだけど、うすうす気づいていたって可能性もあるのかも。


• ケニーと親子だとわかってキャロリンともに私の持っていた疑いが5話では晴れかかったんだけど、ケニーも自分の母親を完全に信用してるわけじゃなかったりして…？少なくとも母親の正体を暴くのに抵抗ないみたい。

ケニーも怪しいかも説

7話では、ロシア行きを嫌がってイブひとりで行けばと言っていたケニーが突然ロシアに！それでコンスタンティンの手紙やら写真やらをイギリスから持って来てイブに見せるんだけど、じつはケニーが黒幕で、母親に罪を着せるため証拠をでっち上げたんだったりしたらおもしろい。それはさすがに考え過ぎ？

「ケニーは父親をなくしている」はずだから、ウラジミルかコンスタンティンが父親ってことはなさそうだけど…もしロシアの要人が父親だったりしたら、年若いケニーが大物って線もなきにしもあらずだったりね。これも考え過ぎかしら。

とにかく、最後にはさらにキャロリンと「12人」とのかかわりを裏付けしそうな証拠が…なんと、キャロリンは刑務所内のヴィレネルと面会していた！Σ(ﾟ∇ﾟ*)!!
（ケニーが刑務所の監視カメラをハックして見つけた）

面会していたことをイブたちに話さなかった理由は…？
（冒頭の「キャロリンが『12人』のひとりだとするとひねりがなさすぎ？」に戻る）

アナの話

イブがアナ（オクサナ＝ヴィレネルが昔殺した男の妻）に会いに行き、大変興味深い事実を聞き出す。

アナの教え子だったオクサナは、言語能力が高く、フランス語、英語の順に得意だったそう。箱いっぱいのアナあての手紙はフランス語で書かれていた…てか、夫を惨殺した犯人からの手紙を取っておくなんて、アナもオクサナを憎み切れなかったということ？

アナに夢中だったオクサナは「あなたがマックス（アナの夫）を愛する唯一の理由はペニスがあるからでしょう」と言うので「そうかもね」と軽く流すと、その日のうちにマックスを殺してしまった。アナの家を風船でいっぱいにして大喜びだったらしい（パリのアパートを風船でいっぱいにしてたことがあったような？）。

また、「オクサナは死んだ」とアナに言いに来たのはコンスタンティンだった（！）。その1ヶ月後、アナに送られて来たというコートの中にヴィレネルのパスポートと現金を見つけ、こっそりかばんに入れるイブ。

去り際、アナが「気をつけてね、あなたは彼女の好みのタイプだから」と言ってたのが意味深！やっぱりヴィレネル、イブになんらかの愛着？を感じてる？？

ヴィレネルの新しい仕事

刑務所に放置されてそのままなのかと思ったら、やっぱりちゃんと脱獄の手はずはととのっていたらしい。もうひとりの囚人とどこかに移送される途中、解放されるんだけど、もうひとりの囚人は「あたしはどうしたらいいの」と困惑。「自由になったのよ」と言うヴィレネルへの返事、「自由になりたくない（I don't want to be free.）」が今回のエピソードタイトルに。

そのあと、ヴィレネルは「コンスタンティンのあとがま」だと言う男アントンから「次の仕事だ」と絵はがきを渡されるが、ヴィレネルはアントンをその場で射殺(´▽｀;)

でもちゃんと次の仕事はチェック…なんと、次のターゲットはコンスタンティン！

さっそく殺しに行くヴィレネルは、「どうやって死にたい？」と選択肢を与え、「ピルがある」と言うコンスタンティンにピストルを向けて「飲め」とうながす。

すなおにピルを大量に飲み続けるので、死ぬ覚悟ができてるのかと思ったら、いきなりヴィレネルを殴りつけてボートで逃げた！！！

コンスタンティンにはなんとなく死んでほしくなかったのでいいんだけど、人質に取られてる家族はいいの…？(´▽｀;)


残すところあと1話！
けど、シーズン2があるってことは、謎が残ったままになるんだろうか…(;_;)

第8話（シーズンフィナーレ）に続く。

Posted on Thursday, September 6, 2018

© copyright 2018 – All rights reserved
北米発☆TVづくし
＊無断転載を禁じます＊