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以下、ネタバレ含む感想。
(一回観ただけで書いてるので勘違い、記憶違いの部分あるかも)
第5話 "I Have a Thing About Bathrooms"
aired 5/6/2018 (US) ; 8/19/2018 (Canada)
邦題:『バスルームじゃなきゃ』(4/25/2020 追記)<さらっとあらすじ>
フランクを追いかける殺し屋の女から逃げるため車を出すイブ、途中で何を思ったか車を停め、「彼女と話がしたい」と、女に向かって歩いて行く。女はおもしろがって銃を向けるが、なぜか撃つことはしない。
その後、隠れ家にフランクを移し、キャロリンもやって来て少し取り調べ。
やはりフランクじゃ小物すぎるのか、聞き出せたのは彼を雇ったのが「The Twelve」というグループだということだけ(ケニーはイエス・キリストの12使徒とか、月の数、クリスマスの12日間などなど、12という数字はいろんな意味があるね、と言ってました)。
ただ、殺し屋が「オクサナ」と呼ばれていたことを聞いていたのがお手柄で、それをもとにヴィレネルの正体を突き止めることに成功するチーム。
オクサナという女の顔写真を見て「これだ」とイブは断言するものの、オクサナは数年前に死んだことになっていた…。
その後、調査から戻って来たスーツケースの中身をイブが自宅で確かめているところにヴィレネル(=オクサナ)が入り込んでイブからスマホを奪って行く。
スマホにはフランクの居場所情報が入っていたため、それをもとに隠れ家に行くオクサナは、奇怪な方法でフランクを殺す。
最後はおじちゃんに「ナディアはまだ生きてロシアにいる。殺しに行け」と命じられるところで終わり。
<感想>
やっぱりイブってしろうとっていうか、もともとデスクワーク専門の人だったんじゃないだろうか…という疑問がわりとはっきり固まった回でした。謎解きは得意だけど、フィジカルな訓練は受けてないよね?的な。
自宅にいつの間にか入り込んでいた殺し屋にびびりまくってるし、「ごはん食べに来ただけよ」と言われて、言うなりになってごはん準備してあげてるし、ナイフがごろごろあるキッチンにいるのに何もできないし…
これがジェームス・ボンドだったら、バスルームにこもって「助けてー!」なんてわめくわけもなく、殺し屋が入って来た時点で倒してるもんね。
↑パニクってバスルームにこもったけどターミネーターオクサナがドアを蹴破って入って来て叫びまくるイブ
しかし、フランクみたいな腰抜けのおくびょう者っていうわけではない。
ごはん食べる殺し屋を見ながら徐々に肝がすわったのか、開き直ったのか、憎しみのほうが勝ったのか…「なんであんたここにいるの」と詰問を始めたり、「助けが必要なの」と涙を流す女に「バカらしい。あんたの名前も経歴もわかってるんだ」とか「あんたはサイコパスよ」などとバッサリ、挑発してる?みたいなこと平気で言うんだから。
しまいには大胆にも(?)ナイフを向けるものの、もちろんプロの殺し屋に勝てるはずもなく。
危機的な状況に陥っても「あんたのだいじにしてるものを見つけ出して殺してやる」って…いやいやここで殺されるって思ってないのかな???
そんな強気だったイブも、ニコが帰宅した気配がしたとたん、おくびょうなイブに戻り「お願い(だからニコに危害を加えないで、という意味?)」と懇願。
オクサナも、イブの願いを聞いてやる義理もないだろうに(殺し屋なんだし)、夕飯をごちそうになったイブの友人というフリをして去って行くのが不思議(だけどホッ!!!)。
ニコ&イブ
イブってもしかしたら…冒頭で車を停めてオクサナに向かって歩いて行ったとき、話の通じる相手だという気がして(見くびって)たのかな?
よくわからないけど、そんな行動に出たイブに対して、オクサナももしかしたら一目置いたのかもしれない、「こいつはおもしろいヤツかも」と興味を持ったのかなと思いました。
だからこそ、わざわざイブの家まで行ったのにスマホを奪っただけで何もせず出て行ったとか?オクサナの行動のはしばしに、イブをリスペクトしてるような印象を受けたんですよね。自分の贈った香水をつけてると知ってなんかうれしそう?だし。
あとイブとオクサナの会話の中でちょっと引っかかったのが、「だれに雇われてるの」と聞かれて「もっと昇進したら、あたしたち同じ人に雇われてるってわかるかもよ」みたいな謎の言葉を口にしたこと。
これまでの大胆不敵さから考えても、やっぱり彼女はそうとうな大物、なんらかの政府機関(あるいは要人)にでも雇われているのかも…?自分のDNAだらけのスーツケースを堂々とイブに送りつけた点からも、身元がバレても守ってもらえるような力のあるバックがついていることは間違いなさそう。
スーツケースと言えば、中に入っていた高級ドレスや靴をイブは身に着けてみるのですが、それがまるであつらえたようにピッタリだったのが不気味。
そのドレスを着てるところにオクサナがやって来て、結果オクサナが持って行ってしまい、フランクの殺しに使うのがさらに不気味。
フランクの局所が切り取られてあったこともあり、まるでフランクをイブに見立てたかのように取れないこともない。
「いずれあんたも殺す」というメッセージなのか、「イブの代わりにフランクを殺した」ということなのか、もしくは全て私の考え過ぎで、単なるおふざけだったのかわかりませんが。
局所を切り取った手口は、イブが過去のオクサナの逮捕歴を調べたとき出てきたのと同じ手口。もしかして、ひどく虐待されていたからこんなサイコパスになってしまったの?
だとしたら、猿芝居かと思った「あなたの助けが必要」の言葉は100%ウソってわけでもなかったとか…。いやそれはないか?(´▽`;)
さて、エピソードタイトルの I have a thing about bathrooms(バスルームって私にとって特別なのよねみたいな意味)は、フランクを殺す時のセリフ。
フランクの隠れ家へ行ったオクサナはバスルームで寝支度をしていたフランクの前に現れるんですが、おびえきったフランクは「ここじゃなくてベッドルームにしてくれ」と懇願。そのときの彼女のセリフです。結局フランクの言うとおり、ベッドルームで殺すんだけどね(殺すんだやっぱり)。
なお、イブのスマホにフランクの取り調べの様子も録画されていたので、それを見たのか、オクサナはおじちゃんに「あなたは何番なの?」と聞いてました。
ってことは、オクサナももしかしてこの The Twelve の実体をよく知らないってことなのかしら?(イブが「(雇い主に)会ったことないのね」と言ってたのは、真実を突いてたってことかも)
「ロシアに行け」とおじちゃんに命じられて「アナはどうするの」とちらりと恐怖の表情を見せていたオクサナ、やっぱりロシアで怖い目にあったというか、なんらかのトラウマがあるのかな??
右はしが殺したと思ってたナディア↑
ところで、前回キャロリンがなんかくさいと疑ってましたが、じつは今回、ケニーもひょっとしたらクロ?と思うときが。しかし、なんとキャロリンとケニーは親子だと判明。
しかもキャロリン、「ケニーは父親を数年前に突然亡くしているの」と話していたので、つまりそれってキャロリンは夫を数年前に亡くしたってこと?離婚してなければの話ですが。
キャロリンのバックストーリーも知りたいなあ〜。
キャロリンを演じるフィオナ・ショー、『トゥルー・ブラッド』の怪しげなおばちゃんのイメージが強かったけど、キリング・イブではなかなかさっぱりしててかっこいいです!
ハリポタにも出てたはずだけど全然覚えてない(^-^;
第6話に続く。
Posted on Monday, August 20, 2018
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