2019年5月3日金曜日

The Twilight Zone 第4話: A Traveler

The Twilight Zone

Ep. 4 "A Traveler(旅行者)"
air date: Thursday, April 18, 2019


1959年に始まったTVシリーズ『トワイライト・ゾーン』の2019年版、第4話の感想です。



第4話は『ウォーキング・デッド』のスティーブン・ユアンが登場するということで楽しみにしていたエピソードです。

以下、ネタバレ含みます。




警官役の若い女性が「ユカ」という名前だし顔つきが日本人ぽいので、日系アメリカ人の設定なのかな?と思ったら、そうではなくてイヌイットでした。演じる女優さん(Marika Sila)自身もイヌイットだそう。

マリカさんのインタビュー記事↓
Inuvialuit woman lead actress in new episode of The Twilight Zone

予告編の7秒すぎくらいからマリカさん登場↓

(Settings クリック→ Captionsをオンにすると字幕が出せます)

出演はほかにグレッグ・キニア、パトリック・ギャラガー(彼は私にとっていつまでも glee の「ケン・タナカ」!)と、主要キャストに2人もカナダ人(マリカ&パトリック)が採用されてます。


以下、ネタバレしまくりなのでご注意。





アラスカの小さな町の警察署で催されるクリスマスパーティの伝統行事、「署長の恩赦」のため、兄ジャック(パトリック・ギャラガー)を逮捕する警官・ユカ(マリカ)。すぐに出してやるのを前提に、ジャックを留置場に連れて行くユカは、そこにもうひとり見知らぬ男=「旅行者(トラベラー、スティーブン・ユアン)」がいるのを見つける…。

「旅行者」の正体とは?目的とは?

そこがよくわからず、特にジャックが殺されるんじゃないかとかドキドキしながら観てましたが、最後はやっぱりどんよ〜り、暗い方向に行ったかと思ったら…



最後の最後、あれっ!?!?

「旅行者」がなんじゃそりゃ、の、笑っちゃう姿になってしまって(それが正体なんだけど)ちょっと陳腐かつコミカルに終わっちゃったかな。笑わせるつもりじゃなかったと思うけど、冷笑しちゃったかも…(´▽`;)

それ以外はなかなかおもしろいエピソードでした。

ってか、「旅行者」がスティーブンってところからして、ミステリアスになりきれてないよね。ウォーキング・デッド知らなかったらもっとお話に入り込めておもしろかったかも(十分おもしろかったけど)。


(1話完結だけど)第5話に続く。


●関連記事●
第1話: The Comedian
第2話: Nightmare at 30,000 Feet
第3話: Replay
第5話: The Wunderkind
第6話: Six Degrees of Freedom
第7話: Not All Men
第8話: Point of Origin

Posted on Friday, May 3, 2019

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6 件のコメント:

  1. こんにちは。
    イマイチ今回のオチがわからなかったので、感想を書いている方のサイトを探してここに来ました。
    ユカは結局トラベラーの甘言にのせられて所長の座を夢見てしまったということでしょうか?

    ジャックはトラベラーにあんた達に任せたほうがマシだと、言ってましたが、結局トラベラーも白人に取って代わるだけの(イヌイットにとっての)侵略者ですよね。
    最後に仲良くケーキ食べているところもピンときませんでした。
    また最後のコメントの神話とまやかしは紙一重〜も、神話=キリスト生誕の話、まやかし=?という感じでモヤモヤしてます。
    わかりやすい解説ありましたらよろしくお願いします。

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    1. ビルさん、こんにちは、コメントありがとうございます!
      日本では今放映されているんでしょうか?
      私が見てから1年半以上経っていてすでにうろ覚えなのでさらっと見直してみましたが、ユカは署長の座を夢見たわけではないのでは?どこかそう思う部分ありましたでしょうか?

      ジャックがあんたたちに任せた方がマシだと言ってたのは、自分たちには選択の余地がないってわかってるからかも?半分あきらめの境地?なのかもしれません。

      冒頭でジャックが白人たちのクリスマスや、彼らのやり方を押しつけられるのにうんざりしている様子が描かれていますので、白人のやり方がきらいなのはわかっている。エイリアンのやり方 は違うかもしれないから、まあチャンスをやろう的な…?そんな深い意味で言ってる感じではない気がします。

      最後のコメントはぜんぜん覚えていません。
      (コメントを見ずにオンデマンドを流しっぱなしにしていたら次のエピソードになってしまい…オンデマンドは早送りができないので最初から見直す気力がありません…)
      お助けにならず、ごめんなさい。

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  2. chocoさん、返信ありがとうございます!

    日本ではCSの海外ドラマチャンネルで放送し始めました。
    chocoさんの感想が日本での放送と同じく4話までだったので同時期に見ているものと勘違いしました。わざわざ見直してもらいありがとうございます。
    今回の話はキリスト教やアメリカでの多文化多民族問題を理解してないとピンとこないのかもしれません。(だからこそジョーダン・ピールがホスト役というのが効いてますね)

    私事ですが、20年ほど前仕事でアラスカのノームというイヌイットの小さな町に1ヶ月ほどいたことがあります。
    そこで感じたのは白人の文化の中でイヌイットの人たちが生活しているという現実で、まさに今回のお話のようなところで、それを思い出しました。(カナダにもチャーチルにオーロラやポーラベアを見に行ったことがあります。カナダもいいところですね!)

    オリジナルのトワイライトゾーンを見たことがないとのことでしたが、オリジナルのホスト兼メインライターはロッド・サーリングという、あの衝撃のラストシーンで有名な「猿の惑星」の脚本を書いた人で、こちらも名作エピソードが揃ってますので機会があれば視聴してみて下さい。

    コロナでそちらも大変だと思います。お体にお気をつけてお過ごし下さい。

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    1. ビルさん、お返事ありがとうございます!
      ビルさんのコメントのおかげで、日本で放映されていることを知りました。
      また、実は5話まで感想を書いていたんですがリンクを付けてなかったことに気づいて付けました(笑)。6話以降、そしてシーズン2の感想も、いずれアップしたいと思います。

      ビルさんはアラスカにいらしたことがあるんですね!しかもイヌイットの町とは!レアな体験をされているんですね〜!

      トワイライトゾーンのオリジナルはおろか、猿の惑星もオリジナルは未見なのですが、いつの日か、見てみたいです。

      コロナ、こちら日本の数字が可愛らしく思えるほど大爆発中(アメリカよりはマシ😅)ですが、おとなしく家にこもっております…ビルさんもどうぞお気をつけて!ブログはサボり気味ですが、また寄ってやってください^^

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  3. 私も第4話のオチがよくわからなくてここに来ました。皆さんのコメントから、自分なりのオチを付けました。 ・・・ 最初に「普段はユカは嘘を見抜くのがうまい」と語られ、最後に「気づくのが遅すぎた」とコメントされます。ユカはトラベラーが怪しいと思いながら、なかなか確証がつかめません。しかし、署長に帰ってくるよう頼んでも無視されたところから、トラベラーより署長を怪しみ始めます。署長を追い詰めたところで、宇宙船の襲来に気づきますが、ここで二人ともトラベラーに騙されたと気づいたのではないでしょうか。(町の人たちが、トラベラーの言動に踊らされたように。)トラベラーはうまく署長を基地襲撃のための脆弱ポイントに誘導させたのでしょう。これでアメリカは宇宙人に侵略されるかも、というトワイライトゾーンのお話かな。 

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    1. 匿名さん、コメントありがとうございました。
      お返事が遅くなってすみません。

      4話がわかりづらいせいなんでしょうか、古い記事なのに、ここ最近でいちばんアクセスがあるので驚いてます。

      ユカは嘘を見抜くのがうまい、なんて言われてる場面あったんですね、ぜんぜん覚えてません(苦笑)。先日見直した際も、ながら見をしてたので(^o^;見逃してしまったかも。
      今度もう一度、見直してみたいと思います…

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