The Twilight Zone
Ep. 7 "Not All Men(男の中には…)"
air date: Thursday, May 9, 2019
1959年に始まったTVシリーズ『トワイライト・ゾーン』の2019年版、シーズン1・第7話の感想です。
以下、ネタバレ含みます。
(あらすじはありません)
今回のお話は私もエキストラとして参加したのもあってわりと覚えてるんですが、見直してみたらやっぱり最初に観たときよりおもしろかった(笑)。
撮影時のお話は最後に書くとして…
ある夜、隕石のかけらが地上に落ちてきて、それに触れたせいなのか、徐々に男たちが攻撃的になってしまうという、単純な、でもちょっと怖いお話なんだけど、終盤、隕石のせいだけではなかったことがわかるんですね…。
結局、この男たちはふだんは隠してるけどもともと内面に持っていた残忍性、ドウモウさを、隕石をきっかけに前面に出してしまったというか、ある意味、隕石が自制力を失わせた感じ?
女性にはそもそもそういったものがないから変わらないのか…なぜ男性だけに作用するのかはわかりません。
でも、主人公の甥っ子コールは隕石の影響を受けて一瞬変わりそうになったものの、自らの意志でおしとどめることができたのです。
エピソードタイトルが "Not All Men"「すべての男がそうではない」、つまり「すべての男が隕石のせいで暴力的に変わってしまうわけではない」になってる意味がそこにあるんでしょう。
邦題が「男の中には」って、まあ同じことかもしれないけどちょっとニュアンス違うかな?「男の中には隕石の影響を受けないやつもいる」ってことかな?
これって、誘惑が強すぎて自制できないケースが多い場面でも、全員がそうではない、誘惑に勝てる人もいる、そんな話なのかなと思いました。
たとえばの話、とってもおなかが空いていて、お金は一銭も持っていない、そんな状況で目の前の道路にお会計は良心にまかせますシステム(なんて呼ぶんだろ?)の、お金を箱に入れて果物とかもらっていくのがあったら、ほとんどの人がお金は入れずに持っていっちゃう誘惑に勝てないんじゃないでしょうか。
だけど全員が全員そうではない。
おなかはすいてるけどがまんする。そういう人もいる。
トワイライトゾーンはそんな現実的な話ではないんだろうけど(笑)。
最初はおどおどして上司の言うなりになっていたアニーが最後には強くなっていたのも印象的でした。それは隕石の影響ではないと思うけどね。
ちなみに、今回登場した俳優さんで「おっ」と思ったのがこの2人:
●タイッサ・ファーミガ(アニー役)
『ベイツ・モーテル』のヴェラ・ファーミガの21才離れた妹で、ふとした表情や声、話し方がそっくりのときがあります(*^-^*)
●パーシー・ハインズ・ホワイト(コール役)
2シーズンで打ち切りになってしまった『The Gifted(ギフテッド 新世代X-MEN誕生)』で準主役級のアンディを演じていたカナダ人俳優。撮影時(2019年1月前後)は実際に17歳の高校生だったはず。
かなりネタバレの内容が出てるけど予告編らしきもの↓
Is it a disease, a plague, or something else?
— The Twilight Zone (@TheTwilightZone) May 3, 2019
"Not All Men" starring @taissafarmiga, @rheaseehorn and @ikebarinholtz drops Thursday, only on CBS All Access. https://t.co/sozRWJr2vf #TheTwilightZone pic.twitter.com/QuCvSAcOlD
個人的には、『ワンス・アポン・ア・タイム』でおなじみの場所が出てくると反応せずにおれません(笑)。ちらっとしか映らないけど、コアなファンなら「あっ!」と思うはず(私だけだったりして😂)。
(余談)
1日だけエキストラとして参加したのは2019年の1月終わり、めちゃくちゃ寒い日でした。そのときのお話をちょろっと。
靴下やタイツ含め、上から下まで用意された衣装(下にめちゃ着込んでる)
そしてこの日、お呼びがかかるたびに外に出るのが恐怖でした😂 寒すぎるうえ、雨も降ってたし。ただ、いっしょに行動したエキストラの女の子たちがみんなとてもいい人たちで救われました。
ちなみにこの日(というか夜)の撮影は男たちが暴れまくる中、アニー姉妹が逃げまどい、ガソリンスタンドに隠れたりするシーン。走りまくったのでいい運動になりました(笑)。ぜんぜん映ってないけど🤣 アクションシーンを目の前で見るのはおもしろかったです!
(1話完結だけど)第8話に続く。
●関連記事●
第1話: The Comedian
第2話: Nightmare at 30,000 Feet
第3話: Replay
第4話: A Traveler
第5話: The Wunderkind
第6話: Six Degrees of Freedom
第8話: Point of Origin
Posted on Thursday, Dec. 31, 2020
現在、カナダ時間では2020年12月31日の深夜(早朝?)4時近くですが、日本は夜9時近く。あと3時間で年明け、という時間ですね。今日中に書けるかわかりませんが、振り返りの記事を書きたいです。
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