2020年12月29日火曜日

Wonder Woman 1984(邦題も『ワンダーウーマン 1984』)

カナダ・アメリカでは12月25日に解禁となった『ワンダーウーマン1984』、調べてみたらなんと日本では1週間も前の12月18日に劇場公開されてたんですね!😳

私の住む地域では現在、映画館で映画を見ることができないので😭おとなしく家のテレビで見ました。

日本の予告編↓
(※冒頭からネタバレのオンパレード!予告編一切見ずにのぞんでよかった…)

映画『ワンダーウーマン 1984』日本版予告 

(ワーナーブラザース公式チャンネルより)

大きなスクリーンで観たら迫力がぜんぜん違うんだろうなあ…

そもそもなぜ1984年に設定したのか?というパティ・ジェンキンス監督へのインタビューをちらっと見たのが唯一、事前に入れた情報だったのですが、そのときの監督の答え、細かいことは覚えてないけど、たしか「1984年というのがザ・80年代だから」的なものだったはず。

「1984年」に特にこだわりがあるわけではないですが、80年代ってだけで嬉しくて、わくわくして公開を心待ちにしていました。

とにかく前作がよかったので今回も期待大、前日に前作を見直して備える気合のはいりよう(クリスマスそっちのけ…)。


ふたを開けてみるとですね、


(以下、ネタバレあります。細かいあらすじはナシ)


えええ?

80年代…ぽい…?どこが…?
これ、1984年に設定する必要、あった…?😂

ダイアナの服装もメイクも80年代をほとんど感じない😂😂😂

クリス・パイン(スティーブ)がちょっとダサめのファッションショーするときはちょっと80年代ぽさを出してるけど、それくらいじゃないかな?あとはバーバラ(クリステン・ウィグ)の髪型やめがね?

キャプテンアメリカが長い冬眠(?)から目覚めたときのように、新しいテクノロジーに目を見張る場面はあるけど、それも別に1984年じゃなくても大丈夫なわけだし。

監督は80年代を知っている世代なのだろうかとググってみたら1971年生まれでした。1984年というとまだ13歳、「1984年」のことははっきり覚えてないのかもしれないけど、80年代に青春を送ったことはまちがいない。

うーん、そのわりには「80年代」映画としては物足りない作り方でもったいなかったですね。80年代の音楽もそこまで多くは使われてなかったし。

どうせならワンダーウーマンのテーマをシンセでぎらぎらに、80年代風にアレンジとかやってほしかったなあ。バックにずっと80年代ロックがかかるとかね(そこまでやったら「1984年」の設定の映画じゃなくて「1980年代の映画」をテーマにした映画になっちゃうか😅)。

80年代を知らない若者はこのへんなんとも思わないかな。


文句ついでにもうひとつ不満だったこと書いちゃうと、


(お話上しかたないんだけど)

ワンダーウーマンの超人的な活躍というか、スカッとしたアクションが少なめで残念でした。

チーター相手に苦戦しすぎ。
(まあサクッと勝ってたらお話が続かないんだけど)

ダイアナが地上に残された伝説のアマゾン、アステリアのアーマーを身につけて登場するシーンものすごくかっこよかったのに、それも結局バシバシにやられちゃうし…😭

あと、冒頭のアマゾン時代の話って、その後に何かつながりあったかなあ。
アマゾンのお話、神秘的かつアクロバットがすごくて大好きなんだけどね。

と、不満ばかりたらたら書きましたけど、IMDbには満点をつけました。
その理由は、エンドクレジットのあとに出てきた映像に感激したから。

もうそれで全部ヨシになっちゃった😂(単純…)

そこはネタバレひかえます。
みなさん観てください(*´▽`*)✨


もひとつよかったのはペドロ・パスカル(マックス・ロード役)。

『マンダロリアン』のクールな演技とはぜんぜんちがう、欲にまみれたマックスを完ぺきに演じてたし、それだけではなく、悪役のマックスが人間の情を取り戻す場面も自然で、ちょっとほろっときました(お話の流れ的にはちょっと無理があったけど😅)。

アクセントや話し方がそもそも、マンダロリアンとも『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリンとも全くちがうし、彼もカメレオン俳優というか別人になりきれる俳優さんなんだな〜としみじみ。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のワンシーン↓
考えてみたらティリオン役の俳優さんもアメリカ人なので、↑このシーンって2人のアメリカ人がアクセントを変えて話してるのね(この頃のペドロさん細い〜!)


『マンダロリアン』ではおさえた演技してるから、マックス役はめっちゃ楽しかったんじゃないかなとチラッと思いました(笑)。


あとクリステン・ウィグ(バーバラ役)も、もとはコメディアンだけど女優さんとしても映画にたくさん出ているだけあって、上手だな〜と思います。チーターになってからは嫌いだけど、オタクなバーバラは好きでした。


以上、ほかにも細かい突っ込みどころはありますが、大きく印象に残ってることだけ書いておきます。あらすじはウィキでチェックできます→こちら


2020年12月29日(火)午前9時半
今年もあと3日〜!!!今年観た映画やドラマのリストを作らねば。


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