The Twilight Zone
Ep. 1 "The Comedian(コメディアン)"
air date: Monday, April 1, 2019
1959年に始まったTVシリーズ『トワイライト・ゾーン』の2019年版が始まりました。
リブートなのかリメイクなのか、オリジナル一切観たことないのでよくわかりませんが、エピソードによっては「based on」とついているので、各話によって扱いが違う自由なシリーズなのかも。
アメリカでは CBS All Access というインターネット配信サービスを契約しないと観られませんが、カナダ(の私の住む地域)ではローカルチャンネルで観られます。なぜだろう?まさかバンクーバーで撮影されたからっていう理由じゃないだろうけど、とにかくふつうに観られるので文句はないです(笑)。
さて、第1話のエピソードタイトルは『The Comedian(コメディアン)』。
タイトルどおりコメディアンを中心としたお話ですが、主役を演じるのは『シリコンバレー』『ビッグ・シック』で名をあげたクメイル・ナンジアニ。
クメイルだけではなく、主要キャストすべてマイノリティってところがすごい!
さすがジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』の監督)が関わってるだけある。
でもね、
正直言って…
『ブラック・ミラー』みたいなので慣れちゃってる身としては、もうひとひねり欲しかったかなあ。
そもそも50〜60年代の『トワイライトゾーン』がこういう分野の先駆けで、『ブラックミラー』などがその影響を受けた側なのかもしれないけど、なんせオリジナルを知らないのでそう思ってしまうのです。
でも全体的な雰囲気や作りはすごく好きなタイプで、ワクワクします。
内輪ネタですが、エキストラやってて知り合ったお方がばーんと映ってらっしゃるのに気づくまで(*)はバンクーバーで撮影されたってことを忘れてしまうほど、バンクーバーの雰囲気を消すのがうまいです。
バンクーバーの雰囲気ってなんぞや、と問われても説明できませんが(´▽`;)
*「きれいな人だなあ」と観ていたら「あれっ、●●さんに似てる?ロスに行ったのかな?ちょっと待った、これバンクーバーで撮影してたんじゃん」みたいな(笑)
ラストもちょっと予想がついてしまう終わり方で若干不満が残りましたが、IMDbの点数があまりに低いので私は9点つけました(笑)。
最後にあらすじをざっくり書いておきます。
※ネタバレあり
なかなか芽の出ないスタンダップ・コメディアンのサミーアは、伝説のコメディアン、J.C.ウィーラー(トレイシー・モーガン)に出会ってから自分のジョークに個人的な話を入れるようになる。すると、ステージで名前を出した人物や動物が最初から存在しなかったように消えて行ってしまう。
最後にサミーアがとった行動は…
(ちょっと予想ついてしまうとは言え、ラストのネタバレを読んじゃうとドラマがつまらなくなるかもしれないので、字を薄〜くします)
サミーアは最後に自分の存在を消すのでした。すると消えたはずの人たちが戻ってきて、ラスト、サミーアに消されたコメディエンヌがウィーラーに出会うシーンで終わり。
ちゃんちゃん。
次の第2話が(私にとっては)いちばんおもしろかったので、その感想も書きたいと思います。
1話完結なので「続く」と言うのは語弊があるけど、第2話に続く。
Posted on Sunday, April 28, 2019
(予約投稿)
●関連記事●
第2話: Nightmare at 30,000 Feet
第3話: Replay
第4話: A Traveler
第5話: The Wunderkind
第6話: Six Degrees of Freedom
第7話: Not All Men
第8話: Point of Origin
© copyright 2019 – All rights reserved
北米発☆TVづくし
*無断転載を禁じます*
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