Grey's Anatomy
S15 E21 "Good Shepherd(邦題: シェパード家の事情)"
Air date: April 11, 2019
シーズン15・第20話の続き。
しばらく前にどこかでちらっと見かけた、「エイミー・アッカーがグレイズ・アナトミーに出演」というニュースが実現したのが今回のお話でした。
私にとってエイミー・アッカーとは『ワンス・アポン・ア・タイム』のノバ(Nova)の印象が非常に強いんだけど、じつは『ワンス』に出演したのは1話こっきり(感想記事はこちら)なんですねえ。
その他、私が観てるドラマだけでも『エージェント・オブ・シールド』『ギフテッド』に出演しています。
とにかくそのエイミーが観られるってことで期待大のエピソード、とってもよかったです!
↓ 以下、ネタバレ全開 ↓
ひとことでまとめると、難しい手術のためニューヨークに呼ばれたリンクとアミリアが、アミリアの姉ナンシーとばったり出会い、ナンシーの家へ招待されて家族と再会する、という、アミリア中心のお話でした。
お姉さんの家に飾ってある写真↑にデレックが…!
もともとアミリア大好き、リンクも好き(俳優さんに思い入れアリ)なので、この2人が十分に観られただけでも大満足なんですが、期待どおり2人の仲が進展しそう…?な終わり方だったので、ますますうれしかったです☺️
それにしても、アミリア、いくら家族が苦手とは言っても、リンクのことをオーエンだと紹介するなんて…なんでそうなっちゃったんだっけと、その場面のビデオを見直してみたら↓
ナンシーとハグしたあと、なぜかアミリアはリンクの腕をつかんでしまい(姉との再会にパニクってしまったのかしら)、それを見たナンシーが「あなたがオーエンね」と言ったのがきっかけでした。
もちろんそんなウソはあっさりバレてしまうのですが↓
お母さんがオーエンと面識があったのが致命的でしたね。
ところでエピソードタイトルになっている「グッド・シェパード」というのは、「シェパード家」つまりアミリアとデレックの家族(父親とデレックはすでに亡くなっているので、残されているのは母親と4姉妹の女性のみですね)のことと「よい羊飼い」をかけていると思われます。
「よい羊飼い」というのは、聖書に出てくるよく知られた表現(イエス・キリストが自分はよい羊飼いであると話した)なんですが、ここでは聖書の話ではなくて、アミリアが自分のことを家族の中の「ブラック・シープ(*)」であるかのような劣等感を持ってきたことをさしているんじゃないかなと感じました。
*直訳すると「黒い羊」。グループ(おもに家族)の中で異質な存在のこと。詳しくは英語のウィキをどうぞ。
自分以外の家族はみんなそれぞれ立派に人生を切り開いているのに、自分だけが麻薬中毒になったりして問題を引き起こしてきたわけですから。
自信満々に見える人って、じつは自信がなく、ほかの人に評価される必要がある人の場合もあるのかなあと思います。
さて、そのシェパード家の女性たちとは…
(※以下、「こちら」と書いてる部分にYouTubeへのリンクを貼ってます)
画像はFacebookより
●ナンシー・シェパード(産婦人科医、写真左)
→2006年11月放映のシーズン3・第6話と同じ女優さんが13年近くぶりに登場(こちらでナンシーの登場シーン集が見られます。アディソンの友人だったのね)
●キャロリン・シェパード(母親)
→2009年1月に放映されたシーズン5・第12話と同じ女優さんが10年ぶりに登場
(キャロリンの登場シーンはこちら。イジーやマークも懐かしい!)
●キャスリーン・シェパード(精神科医、写真右)
→今回初登場。エイミー・アッカー♡ 『ワンス』のノバみたいなかわいいイメージではなく、『ギフテッド』の母親のイメージでもなく、妹の夫に興味しんしんの、ちょっと意地悪め?なお姉さんでした(笑)。
●リズ・シェパード(医者)
→今回は登場なし。シーズン9(2012年)で登場してました(→こちら)。飛行機事故のあと麻痺の残ったデレックの手の手術のために神経を提供した人。
それにしても夫を亡くしたキャロリンが女手ひとつで5人の子どもを全員医者に育てるとは、すごい。実家がお金持ちだったのか、それとも子どもたちが超優秀で奨学金でまかなえたのかわかりませんが。
経済的なことはともかく、精神的にはやはり大変だったお母さん。「あなたは子どもたちのうちでいちばんお父さんに似てる」とアミリアに話します。
夫が亡くなったあと、彼を思い起こさせるものがすべてつらかったというお母さんは「アミリアのことはぼくが気をつけてるから」とデレックに言われ、そうさせてしまったことを後悔していると話します。デレックは母親じゃないのに、と。
このとき「もし自分には愛される資格がないと感じてしまうなら、それは私のせいよ。あなたが助けをいちばん必要としてたとき、そばにいてあげられなかったんだから、私のせいにして先に進みなさい」と母親に言われたこと、この対話の時間を母親と持てたことが、ある意味アミリアにとってはひとつのターニングポイントとなるのかも。
リンクに対して「あなたとのセッ●スはただの気分転換」的な立場をこれまで取ってきたアミリアは、ようやくそうではないことに気づいたのか、自分にとってリンクの存在が大きくなってきていることを認められたのか、これまでの態度を素直にあやまります。
たぶんリンクが話していたおいしいお店のだと思うんだけど、ドーナツをえさに(?)あやまるしおらしいアミリアがかわいい(*´▽`*)
謝罪を受け入れるリンクも、いきなりドーナツをひとつ丸ごと口に入れちゃったり、おちゃめ!アミリアにもしっかりリンクの気持ちが伝わってたみたい。ほのぼのカップルの誕生でしょうか〜?(癶ヮ癶) ぜひそう願いたいものです。
アミリアにもようやく幸せ期到来〜!だといいなあ、ほんと。
シーズン15第22話に続く
Posted on Saturday, April 13, 2019
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北米発☆TVづくし
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度々失礼します。平ちんです。
返信削除分かってはいても海外ドラマは日本のドラマに比べシーズンが永いので見始めると早いのですが、その一歩に何故か躊躇してしまいます。
特に最近のグレアナは医療系ラブコメよりヒューマン系シリアスな比率が増してますんで(苦笑)…
ちょっと前回のおさらいというか一言…、最近のデルーカに関してですが正直まだまだ駆け出しのお子ちゃま。それが完璧超人のデレクの後釜なんて恐れ多いし普通じゃ有り得んし、何よりグレアナファンというよりデレクファンのオバ様方が納得せんでしょ(笑)
ツイッターで祝福してるファン層は古参ファンとは違うんでしょうね。ソコで本来なら賞を取るような40代の名医とアテンダントになったばかりの若造だと恋愛が成り立たず日本なら昭和の例えになりますがツバメとして若い男を囲うような印象しか無いので一人前に見せるためにアレックスが歩んだ道や思ったより見込みがあるとリチャードに認めさせる事によって古参ファンに容認させるようにしてるとしか見えないですよね(苦笑)…
実際はメレディスみたいなタイプは若い頃はアレックスと同じレベルで男遊びしてたような事を最初の方のシーズンで言ってましたが、今の彼女だと同年代もしくは歳上じゃないと惹かれないはずなんですけどね…
コレだと結局、出世には上司の恋人なり愛人になって取り込まれた方がたやすいと誤解を与えかねないかな?!!と邪推してしまします(笑)…
で、Choco��������チョコさんが言われてるようなチョコチョコある違和感…
今回もアメリアはおろかお姉さん達もあんだけ溺愛してたデレクに一言も触れないのは流石に違和感有り過ぎ…
今回のエピに関係無いしリンクに一から説明するのを省いた事だとは思うのですがやはり不自然ですよね…
本エピですが、エイミー・アッカーがお好きだったんですね。私はエージェント・オブ・シールドもギフテッドも観てないので、知ってるのは一昔前のトゥルー・コーリングの主演女優が次に主演したドールハウスと最近だとって言っても数年前になりますがパーソンオブインタレントの敵の天才ハッカー役ですかね。
ワンスアポンアタイムはファーストシーズンだけ観てたのですが全然気付きませんでした(笑)
しかし海外の俳優さんはスゴいですよね、30代でも普通に学生役演るしソレも違和感無いし(ワンスアポンアタイムは無理がある(笑)…)
彼女は私の一個下なので同年代としてこんだけの美貌は奇跡ですね…
決して断じて他意は無い素直な意見ですが(笑)
今回も前述で述べたようヒューマンシリアス系でアメリアの人間的な成長とリンクとの仲を深める回なのかな?!!って印象です。
彼女は多々薬物や腫瘍や家族との不仲ましてや結婚式に親戚じゃなく親と姉の血族を呼ばない行かないって相当な問題児として描かれてますからね…
実際は人間味溢れる非常に心優しい女性ってのが最後にお母様も言われてて納得です。姉兄が完璧過ぎて成人してからは弱味を見せれない頼れないってのが最後のプライドで意志の強さがうかがえましたがお母様とハグして泣き合うのは良い演出でした☆彡
Choco��������チョコさんはアメリアとリンクも好きなんですね☆彡 私もこの二人は上手くいって欲しいし、自分で幸せを壊すか逃げるアメリアの性質も改善されたみたいで結果的にオーウェンじゃなくなって良かった感じです。ただリンク役の俳優さんの胸毛が予想以上で驚愕でしたが(苦笑)
よい羊飼いのかけは流石に気付かなかったなぁ、コチラのブログはこういう見落としがちな事を書いていただけるので外せないですし、何よりChoco��������チョコさんの文章が面白い(笑)☆彡
最後のお母様との和解というかちゃんと話すシーンですが、ココでやっとデレクの名前が(遅すぎ)…
上手く後付けでこじつけてますけど、最初アメリアが来た時ってデレクは厄介な妹が来たって感じで更にアディソンもいて気が気じゃない感じだった印象ですけどね(笑)… 何とかメレディスに被害が及ばないようにって…
ココでこのエピは終わりでも良かったですが、やはりリンクと仲直りさせるのは今後の展開上必要だったんでしょうね。
ですが、ドーナツを一口で喰うのは無理があるし更にアメリアまで(笑)…
今度、私もミスドのフレンチクルーラーで挑戦してみようかと思います(笑)☆彡
平ちんさん、コメントありがとうございます!
削除私はとくにデレクファンってわけではなかったのですが、それでもやっぱりオリジナルキャラなんで思い入れはありますね。というかメレディスにはどう考えても合わないでしょ、デルーカじゃ。って思ってしまいます(´▽`;)
エイミー・アッカー、私の場合は最初に見たのが『ワンス・アポン・ア・タイム』の妖精役だったので、なんてかわいい人なんだ!と、すっごく若いイメージだったんですよ。実年齢を知ってビックリしましたが、ほんと、年齢を感じさせない美貌ですよね。
(彼女の出演は1話のみなので覚えてなくて当然かも)
文章がおもしろいと言っていただけてうれしいです!
じつはけっこう本性をおさえてニュートラルな文章を心がけているのですが、ときどきめんどくさくなってありのままをさらけ出すことが…。
とろとろ更新ですが、今後もよろしくお願いします!^^