同 S1E5&6 ※追記あり
同 S1E7-10
同 S2E1&2
同 S2E3-5 の続き。
シーズン7の5話まで観た時点で改めてシーズン2・第6話と第7話を見直した感想とあらすじを簡単にメモしておきます。
余談ですが、シーズン7の6話が(HBOのミスで?)リークしたらしいですね。
もしかしてもしかしたら、気になって観ちゃうかも…
(→見ちゃった:ゲーム・オブ・スローンズ、HBOのミスでシーズン7第6話リーク)
以下、ネタバレ全開。
※シーズン2・7話の先のネタバレも含まれる部分があります
シオン、ウィンターフェルを攻撃
6話の冒頭、いきなりシオンがウィンターフェルを攻撃し、あっというまに乗っ取ってしまいます。このときのシオンって精一杯自分をえらく見せようと必死になるあまり、正しいことが見えなくなってますよね。
「おまえが降伏するならだれにも危害は加えない」と約束して幼いブランにみんなの前で降伏させるのに成功した直後、シオンには仕えないときっぱり言い張るロドリックに死刑を宣告。
ブランの「だれにも危害を加えないと約束したじゃないか、やめてくれ」と泣き叫ぶ声が切なかった…(;_;)
しかし、この頃のシオンっていきがってるだけで、基本エロでアホっぽい。
オシャにはだかで迫られてあっけなく乗せられるんだから(苦笑)。
満足したシオンが高いびきで寝こけてるあいだにオシャはナイフを盗み出し、ブランを背負ったホードーとリコン、それに狼たちを連れて逃げ出すのです。
情けないシオンとは逆に、オシャ、かっこよすぎる!!!
ひとりで逃げることもできたのに、ちゃんとブランとリコンを連れて行くところがえらい。
逃げる途中、ちょっと前にブランが「人手が足りない」と言って来た人に孤児をふたり世話した家が見えますが、そこに立ち寄ったら彼らに迷惑がかかる、と知っている彼ら。結局寄ったのか寄らなかったのか…。
翌朝ブランとリコンを追うシオンたちは、その孤児たちのいる家にやって来て、ブランたちのいた形跡を見つけます。
ウィンターフェルに戻るとふたりの子どもの黒こげになった死体を吊るし、それがブランとリコンのなれの果てだ、と見せつけるシオン。
7話までの時点ではその2人の遺体が本当にブランとリコンなのかはっきりしませんが、だれであろうとあんなに黒こげにしなくても…と、最初に観た時も、今回も思ってしまった(あとで「そういえば黒こげにしたのには理由があった」と気づきました)。
この頃のシオン、最低で大っきらい!
それにしても、メイスター・ルーウィンもいっしょに逃げてればよかったのに、と思っちゃいました(;_;)
一方、ウィンターフェルがシオンの手に渡ったことを知ったロブは戻ろうとしますが、ボルトンおやじに「自分のバスタードの息子に行かせますから」と押しとどめます。
このバスタードの息子っていうのがジョフリーみたいなヤツだとは、これ最初に観た時は夢にも思わなかったなあ。
ジェイミー vs. キャット
ロブは負傷者の治療をする若い娘タリサと、看護に必要な物資を調達するため出かけますが、そのあいだにジェイミーは同じ牢に入れられたいとこのアルトンと見張り兵を殺して逃走をはかります。
このアルトンという若者がとても素直で、ジェイミーにあこがれている感じなのがよくわかるものだから、それを利用したジェイミーが卑劣すぎて許せません。
このときのジェイミー、シオンと同じくらい最低でキライ。
結局すぐに捕まってしまったので、アルトンと見張り兵を殺した意味全くないし。
殺された見張り兵の父親がジェイミーを殺そうとするのをキャットが止めるんですが、それが兵士のあいだに不協和音を引き起こすので、いいことナシです。
その後、人払いをして話そうとするキャット(ブリエン付き)を侮辱するジェイミーに、キャットはブリエンの剣を借りて…そのあとどうなったのか、7話ではまだ見せてくれません。
ジョン・スノウとイグリットの出会い
ジョン・スノウはワイルドリングのイグリットと雪山で出会い、殺せず生け捕りにして連れ帰ろうとしますが、仲間とはぐれたジョンは逆にワイルドリングに取り囲まれてしまうのでした。
7話でイグリットが "You know nothing, Jon Snow." と、いまや有名なセリフを口にしたときは、思わず笑っちゃいました。もちろん初めて観たときは笑わなかったと思うけど。
ただ、イグリットの口にする言葉はほぼすべて笑えます。下ネタの連続なんだけどね(^^;
お話とは関係ない情報ですが、この撮影のときジョン&イグリット役の俳優さんたちは(実生活で)恋に落ちたそうです。7話までの時点ではロマンチックとはほど遠い展開で、ジョンはイグリットにからかわれ続けていいとこナシなんだけど(^^;
もひとつどうでもいい話ですが、イグリット役の女優さん(ローズ・レスリー)は『ダウントン・アビー』でメイドのグウェン役として全く違うキャラを演じています。ダウントンとゲーム〜は同じころ観始めたので非常に違和感がありました(笑)。どっちで先に見かけたのか覚えてませんが…。
『ダウントン〜』では清楚なメイド役の彼女↑(イグリットとは正反対!)
キングスランディングの人間模様
ジョフリーが民衆に攻撃されたとき、サンサも数人の男に乱暴され、あわや、というところでハウンドに助けられます。
このあとハウンドに礼を言うティリオンに「あんたのためにやったわけじゃない」と冷たいのですが、命じられたわけではなくただ単に助けたかったってことなのかな?
7話ではサンサにお礼を言われて「殺すのが好きなだけだ」と言ってますが、照れ屋さんなの?それともそれが本音?
***
サンサにとうとう初潮がきて、いよいよ観念するときが来た、とおびえるサンサに、サーセイが冷静なアドバイスをするのがちょっと不思議でした。サンサのこと憎んでるのかなと思ってたので。
「ジョフリーのことを心から愛しています」とあくまでも言い張るサンサのせりふをぜんぜん信じず、また愛してなかったとしても全く問題じゃない、という感じで「自分の子ども以外は愛さない方がいい」と教えるサーセイ。「愛する人が多ければ多いほど弱くなる」と言うのです。
もしや、最終的にはジェイミーさえも(子どものためには)裏切ってもかまわないと思ってるんでしょうかね…。
***
ティリオンはジョフリーにロスを含む2人の娼婦をあてがいますが、ロスにもうひとりの女を打たせて喜ぶという、ジョフリーの病的な残忍さが発揮されただけでした。気分悪い。
***
サーセイがティリオンに心をひらいたように見える貴重なダイアローグが興味深かったです。
サーセイ「ジョフリーはジェイミーに見た目が似てるから、ジェイミーのような人になってくれると思った」
ティリオン「どちらか言えばロバートに似てるんじゃないか」
サーセイ「ロバートは酔っ払いだったけど、残忍さはない」
…わかってんじゃんサーセイ!息子が残忍だって。
しかも、これまでサーセイは双子のきょうだいであるジェイミーとの間に子を成したことをなんとも思ってないんだと思ってたけど、「ジョフリーの残虐性は自分たちの罪の代価なのかも」と疑うことがある、と言っていたので、そうでもなかったんだ、とわかりました。ティリオンが「ほかの2人の子どもは良い子に育ったじゃないか」と慰めると泣いてたし。
アーヤとタイウィン、ジャケン
アーヤはタイウィンに気に入られ、あやしまれずに大人の会話に聞き耳を立てる…と思ったら突然リトルフィンガーが現れてドッキドキ。
素性はバレなかったみたいだけど、リトルフィンガーほんとに気づかなかったのか、それとも気づかないフリしてるだけなのか…(もう覚えてない!)
アーヤはこっそり手紙を盗み出したところを見つかり、「タイウィンに報告する」と脅す男をジャケンに殺してもらいます。
このときのあまりの手際の良さに、ジャケンってすごい!と実感。
タイウィンも、根っからの悪人ってわけでもないのかなって気がしました。アーヤのような、幼いけど頭の回転がはやい娘をただの小間使いとしては扱わず、会話を楽しんでいるようにも見えるし。
アーヤの身分がバレそうでドキドキしながらも、この2人のシーン好きです。
デナーリスの危機
ドスラキの側近らを殺され、ドラゴンを3匹とも盗まれてしまうデナーリス、大ピンチ。
しかもデナーリスにプロポーズしていた大男ザロ・ゾーン・ダクソスは実は腹黒い男だったことが判明します。王となるため、亡霊のような見た目で魔術を使う?パイアット・プリーと手を組んで議会のほかのメンバーを殺させるのです。
このパイアット・プリーが神出鬼没というか、分身の術?を使うのか、同時にいろんな場所に現れるんですよね…なんかゲゲゲの鬼太郎のねずみ男とジブリの顔無しを足して二で割ったような、弱々しい印象もあり、気持ち悪いけどちょっぴり笑える(^^;
デナーリスはどうやってこの人たちの魔の手を逃れたのかもう覚えてないので先が気になるものの、カースの雰囲気が全体的に好きじゃないのでさっさと終わってほしいなあ(苦笑)。幼いドラゴンはかわいいけどね。
シーズン2・第6話・7話の新キャラ
●6話と7話で初登場したキャラ(気づいた人のみ):
・イグリット…ワイルドリングの女(6話から)
(あれっ、イグリットだけだっけ)
ゲームオブスローンズ見直し中(S2E8-9)に続く
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Posted on Wednesday, August 16, 2017
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