2019年1月13日日曜日

第76回ゴールデングローブ賞 (TV)

もう1週間経ってしまいましたが、ようやく昨日、録画していた授賞式のもようを観終わりました。

アジア人初のホスト、サンドラ・オーと、コメディアンのアンディ・サンバーグの司会は…なんかちょっといまいちでしたが(^o^; おもしろい場面もいくつか。

とりあえず、結果から。

※2018年に始まったばかりの番組についてはをつけました
※わかるものは邦題・カタカナ名をカッコ内に入れました
※賞を獲得したドラマ/俳優さんは太い青字



Golden Globe



Best TV series - Drama(作品賞ドラマ部門)


Bodyguard(ボディガード -守るべきもの-)- BBC One
Homecoming - Amazon
Killing Eve(キリング・イヴ)- BBC America
Pose - FX
The Americans(ジ・アメリカンズ)- FX

受賞作は観たことないですが、すでに終了したドラマでこれが最後のチャンスなので、これになるかなあとは思ってました。内容がおもしろそうなのでいつかは観てみたいドラマのひとつです。


Best TV series - Musical or Comedy(作品賞ミュージカル・コメディ部門)


Barry(バリー)- HBO
The Good Place(グッド・プレイス)- NBC
Kidding - Showtime
The Kominsky Method(コミンスキー・メソッド)- Netflix
The Marvelous Mrs. Maisel(マーベラス・ミセス・メイゼル)- Amazon

『グッドプレイス』以外ぜんぶ新作だと思ってたけど、マーベラス〜はすでにシーズン2が解禁されてましたね。受賞したコミンスキー・メソッド、ネットフリックスで1話30分前後で8話だけだし、時間あるとき観てみようかな。


Best TV series - Limited Series or Motion Picture Made for TV(作品賞ミニシリーズ・TV映画部門)


The Alienist(エイリアニスト)TNT
The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story(アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺)FX
Escape at Dannemora - Showtime
Sharp Objects - HBO
A Very English Scandal(英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件)- BBC One


Best performance by an Actress in a Limited Series or a Motion Picture Made for TV(女優賞ミニシリーズ・テレビ映画部門)


Patricia Arquette, "Escape at Dannemora"(パトリシア・アークエット)
Connie Britton, "Dirty John"(コニー・ブリットン)
Laura Dern, "The Tale"(ローラ・ダーン)
Regina King, "Seven Seconds"(レジーナ・キング)
Amy Adams, "Sharp Objects"(エイミー・アダムス)


Best performance by an Actor in a Limited Series or a Motion Picture Made for TV(男優賞ミニシリーズ・テレビ映画部門)


Antonio Banderas "Genius: Picasso"(アントニオ・バンデラス)
Daniel Brühl, "The Ailienist"(ダニエル・ブリュール)
Darren Criss, "The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story"(ダレン・クリス)
Benedict Cumberbatch, "Patrick Melrose"(ベネディクト・カンバーバッチ)
Hugh Grant, "A Very English Scandal"(ヒュー・グラント)

とってほしかったダレン・クリスが受賞してうれしい!彼のスピーチに「(フィリピンの)セブから来た母親」への感謝が入ってたのもうれしかった!アジア人パワー、今回ちょっといつもよりあったような!?壇上に向かう途中、韓国系のケン・チョンと熱い握手を交わしてたし。

Darren Criss Got a Pedicure at Ricky Martin's House

ゴールデングローブとは関係ないインタビューですが↑
(ダレンの語りがおもしろいので載せまーす)


Best performance by an Actress in a TV series - Drama(女優賞ドラマ部門)


Caitriona Balfe, "Outlander"(カトリーナ・バルフ)
Elizabeth Moss, "The Handmaid's Tale"(エリザベス・モス)
Sandra Oh "Killing Eve"(サンドラ・オー)
Julia Roberts, "Homecoming"(ジュリア・ロバーツ)
Keri Russell, "The Americans"(ケリー・ラッセル)

サンドラ・オーが受賞したよ…!すごいビックリしました。もちろん嬉しいけど、エミー賞はとれなかったのでゴールデングローブもダメかなあと半分あきらめてました。

サンドラにとっては2度めのゴールデングローブ受賞ですが、前回(2006年)は『グレイズ・アナトミー』での「助演」女優賞。主演女優としての受賞は初めてです。(どうでもいいけど、ダブル主演とも言える Jodie Comer が全く候補に上がってないのが不思議。彼女の怪演なくしてはありえないドラマだと思うのだけど。)



アジア人としては初めての(主演)女優賞かな?と思ったら、1980年に日本人の島田陽子さんが『将軍 SHOGUN』で受賞してるんですね。

てか、『将軍』って映画じゃなかったの?!と調べてみたら、驚いた!日本では映画として上映されたけど、もとはテレビドラマ(ミニシリーズ)だったんですねΣ(゚∇゚*)!! 

ミーガン・フォローズの『赤毛のアン』三部作が実はテレビドラマだったことを知ったとき以来の衝撃でした。

ぜんぜん関係ないけど貼っちゃった…↑この部分、涙なしでは観られない!


Best performance by an Actor in a TV series - Drama(男優賞ドラマ部門)


Jason Bateman, "Ozark"(ジェイソン・ベイトマン)
Stephan James, "Homecoming"(ステファン・ジェイムズ)
Richard Madden, "Bodyguard"(リチャード・マッデン)
Billy Porter, "Pose"(ビリー・ポーター)
Matthew Rhys, "The Americans"(マシュー・リス)

『ゲームオブスローンズ』のロブ役のイメージがどうしても取れないリチャード・マッデンが獲得。


Best performance by an Actress in a TV series - Comedy or Musical(女優賞コメディ/ミュージカル部門)


Kristen Bell, "The Good Place"(クリステン・ベル)
Candice Bergen, "Murphy Brown"(キャンディス・バーゲン)
Alison Brie, "Glow"(アリソン・ブリー)
Rachel Brosnahan, "The Marvelous Mrs. Maisel"(レイチェル・ブロズナハン)
Debra Messing, "Will & Grace"(デブラ・メッシング)

レイチェル・ブロズナハンが昨年に引き続き受賞。去年は同じ役でエミー賞も受賞してます。強いな〜。



Best Performance by an Actor a TV Series - Comedy or Musical(男優賞コメディ/ミュージカル部門)


Jim Carrey, "Kidding"(ジム・キャリー)
Michael Douglas, "The Kominsky Method"(マイケル・ダグラス)
Donald Glover, "Atlanta"(ドナルド・グローバー)
Bill Hader, "Barry"(ビル・ヘイダー)
Sacha Baron Cohen, "Who Is America"(サーシャ・バロン・コーエン)

ジム・キャリーはじめ、そうそうたるコメディアンの候補者たちを差し置いてマイケル・ダグラスが受賞。マイケルダグラスがコメディ部門、というのが違和感ありまくりだけど、このドラマはコメディなんでしょうね…。観てないからなんとも言えないけど。


Best Performance by an Actress in a Supporting Role in a Series, Limited Series or Motion Picture Made for TV(助演女優賞)


Alex Borstein, "The Marvelous Mrs. Maisel"(アレックス・ボースタイン)
Patricia Clarkson, "Sharp Objects"(パトリシア・クラークソン)
Penélope Cruz, "The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story"(ペネロペ・クルーズ)
Thandie Newton, "Westworld"(タンディ・ニュートン)
Yvonne Strahovski, "The Handmaid's Tale"(イヴォンヌ・ストラホフスキー)

タンディが逃したのは残念だけど、パトリシア・クラークソンも大好きな女優さんなので嬉しかったです。めちゃくちゃ感激してたようすにこちらもウルっと来てしまいました。


Best Performance by an Actor in a Supporting Role in a Series, Mini-Series or Motion Picture Made for Television(助演男優賞)


Alan Arkin, "The Kominsky Method"(アラン・アーキン)
Kieran Culkin, "Succession"(キーラン・カルキン)
Edgar Ramírez, "The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story"(エドガー・ラミレス)
Ben Whishaw, "A Very English Scandal"(ベン・ウィショー)
Henry Winkler, "Barry"(ヘンリー・ウィンクラー)

***

映画についても次に書きます。

<追記>書きました↓
第76回ゴールデングローブ賞 (映画)


●関連記事●
※映画関係については映画ブログにリンクしているものもあります

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Posted on Sunday, January 13, 2019
(※もうカナダに帰ってます)

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