The 25th SAG Awards 全米映画俳優組合賞候補 (映画)

2019年のSAGアワード（全米映画俳優組合賞）の候補者について、あわてて書いてます。ここでは映画部門の候補者について。

テレビ部門の候補者についてはこちら：
The 25th SAG Awards 全米映画俳優組合賞候補 (TV)

※邦題、人名のカタカナ表記をカッコ内に入れてます

SAG Awards

Outstanding Performance by a Cast in a Motion Picture
（キャスト賞）

A Star Is Born（アリー/スター誕生）
Black Panther（ブラック・パンサー）
BlacKkKlansman（ブラック・クランズマン）
Bohemian Rhapsody（ボヘミアン・ラプソディ）
Crazy Rich Asians（クレイジー・リッチ！）

コメディとドラマで作品賞の部門が分かれているゴールデングローブと比べると候補作品数が半減してしまうのですが、こうしてみるとGGのコメディ部門ノミネートとかぶってるのは『クレイジー・リッチ！』だけ。

GGドラマ部門の『ビールストリートの恋人たち』の代わりに『クレイジー〜』が食い込んだ形ですが、ブラック・クランズマン、ブラック・パンサーと並び、マイノリティに焦点をあてたお話がずらり！時代を象徴するラインアップですね〜。

私はブラックパンサーとクレイジーリッチしか観てないですが、どちらかが「キャスト賞」に値するか？と言ったら、正直「んんん？」と首をひねってしまいます。悪かったわけでは決してないけど、ほかにもいい作品あるよね？みたいな。

もちろん、どちらが受賞しても嬉しいですけど(*＾-＾*)
（でもたぶんないだろうな…）


Outstanding Performance by a Female Actor in a Leading Role
（主演女優賞）

Glenn Close, "The Wife"（グレン・クローズ）
Lady Gaga, "A Star Is Born"（レディー・ガガ）
Emily Blunt, "Mary Poppins Returns"（エミリー・ブラント）
Olivia Colman, "The Favourite"（オリビア・コールマン）
Melissa McCarthy, "Can You Ever Forgive Me?"（メリッサ・マカーシー）

全員、ゴールデングローブにもノミネートされてる人ばかり（ドラマから3人、コメディから2人）ですが…キャスト賞があれだけマイノリティ寄りなのに、主演賞は完全に白人オンリーですね…GGもコンスタンス・ウー以外全員白人でしたが。

ところで飛行機で半分観た "The Wife" を全部観まして（感想も近日中に書きたい）この中では唯一観たことになります。グレンクローズの演技が堪能できて満足しました。SAGもとるかな…？


Outstanding Performance by a Male Actor in a Leading Role
（主演男優賞）

Christian Bale, "Vice"（クリスチャン・ベール）
Bradley Cooper, "A Star Is Born"（ブラッドリー・クーパー）
Rami Malek, "Bohemian Rhapsody"（ラミ・マレック）
Viggo Mortensen, "Green Book"（ヴィゴ・モーテンセン）
John David Washington, "BlacKkKlansman"（ジョン・デイビッド・ワシントン）

こちらも同じく、GGドラマ部門から3人、コメディから2人のノミネート（クリスチャンベールとヴィゴモーテンセンがコメディって、どうなってんの…）。

ひとつも観てないので、なんとも言えませんがラミを応援！


Outstanding Performance by an Female Actress in a Supporting Role
（助演女優賞）

Emma Stone, "The Favourite"（エマ・ストーン）
Emily Blunt, "A Quiet Place"（エミリー・ブラント）
Margot Robbie, "Mary Queen of Scots"（マーゴ・ロビー）
Rachel Weisz, "The Favourite"（レイチェル・ワイズ）
Amy Adams, "Vice"（エイミー・アダムス）

みごとに白人のみ。GGにノミネートされていたレジーナ・キングとクレア・フォイが消え、エミリー・ブラントとマーゴ・ロビーが。エミリー・ブラントはなんと主演女優賞とWノミネート！


Outstanding Performance by a Male Actor in a Supporting Role
（助演男優賞）

Mahershala Ali, "Green Book"（マハーシャラ・アリ）
Timothée Chalamet, "Beautiful Boy"（ティモシー・シャラメ）
Adam Driver, "BlacKkKlansman"（アダム・ドライバー）
Sam Elliott, "A Star Is Born"（サム・エリオット）
Richard E. Grant, "Can You Ever Forgive Me?"（リチャード・E・グラント）

ゴールデングローブとかぶってないのはサム・エリオットのみ。GGではサム・ロックウェル（"Vice"）がノミネートされてました。


Outstanding Performance by a Stunt Ensemble in a Motion Picutre （スタントアンサンブル賞…？）

Ant-Man and the Wasp（アントマン＆ワスプ）
Avengers: Infinity War（アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー）
The Ballad of Buster Scruggs（バスターのバラード）
Black Panther（ブラック・パンサー）
Mission Impossible: Fallout（ミッション:インポッシブル/フォールアウト）

マーベル強し！！！なんと3作品がノミネートされてます。ブラックパンサーはさすがに強い。けど、主演・助演俳優賞からは完全に無視されてますね(＾o＾;

（キャスト賞にノミネートされてても俳優賞に候補者を出してないのはブラックパンサーとクレイジーリッチだけです…）

ミッション・インポッシブル、もっと評価してー！と言いたいところだけど、ひとつでもノミネートされたのはうれしいです(*＾-＾*)

ミッション・インポッシブルと言えば…今朝、こんなツイート発見↓

Summer 2021 and Summer 2022 pic.twitter.com/V6SNvZx2La

— Tom Cruise (@TomCruise) January 15, 2019

なんと！2021、2022年と、2年連続で新作が観られるとは！！！
大興奮〜♪♪♪


最後ちょっと話がそれましたが、SAGアワードの授賞式は今月27日。
ホストはメーガン・ムラーリー（『ウィル＆グレイス』の甲高い声のカレン役で有名）。

楽しみです〜。

Posted on Tuesday, January 15, 2019


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