2019年1月18日金曜日

MAGI 天正遣欧少年使節団 シーズン1・3話までの感想

アマゾンプライムビデオの『MAGI 天正遣欧少年使節団』、解禁になった昨日(1/17)、3話一気見しました。

公式サイトにある紹介文から抜粋:

…16世紀、(中略)日本から遠くヨーロッパへ派遣され、各国君主やローマ法王への謁見を果たした十代の少年たち。天正遣欧少年使節と呼ばれた四人の若者が、歴史の渦の中に放り込まれ、歴史上の人物たちと交わり、共に成長し、やがて歴史の闇に葬り去られるドラマチックな生き様を、日本を代表する脚本家鎌田敏夫の脚色と、名匠長崎俊一監督の演出で描き出す、壮大なスケールの歴史エンターテイメントです。

吉川晃司が織田信長役で出演すると聞いたのも楽しみのひとつ。




以下、ネタバレ含みます。



第1話の冒頭、いきなり「疲れてもう歩けない」人をバッサバッサ斬っていくシーンに唖然としてしまいました。なんと暴力的なんだ、と。首が飛んだりするし。

もちろんアメリカのドラマみたいにものすごくリアルではないんだけど、それでもびっくりしました(^o^;

が、そんな恐ろしげな描写は1話だけでホッ。

1話はわりと短く感じました。登場人物と時代背景の紹介で終わっちゃった感じ。

2話は織田信長の素敵なシーン満載(?)。少年たちと会見するシーンが特によかったです。そしてとうとう、使節団はヨーロッパに向けて長い航海に出ます。

しかし、3話でその織田信長が「明智光秀に殺された」という知らせが旅の真っ最中の一同に届き、マンショも私もがっくり。

吉川晃司の殿様ぶりがなかなか堂々としていてよかったのに〜!

なにより、(どこまで史実に忠実かわからないけど)「バテレン」の贈り物である西洋風のマント?を身につけたり、教会建てていいよと言ったり、案外進歩的?な織田信長というキャラがおもしろかったので、これで終わりか〜と思うと残念すぎます。

予告編によれば、今後、緒形直人扮する豊臣秀吉も出てくるようなので、まあどんどん時間は過ぎていくってことですね。

1シーズンで終わるのだとすれば、あと7話でローマまで行かないといけないわけだし、そのあと帰ってくるところもやるのであれば、8年にわたる旅ですから、駆け足になるのはやむをえないでしょうね。


それにしても、マンショが反抗的かつ「おれは信じない」と公言しちゃうんですけど、これはフィクションだよね…?「信じない」なんて言っちゃってる人に無理やり洗礼を授けてヨーロッパに引っ張りだすなんてこと、実際にはなかったと思いたい…。


●キャストについて●


当時の宣教師さんたちの日本語のレベルがどうだったのか知りませんが、上手に話す人もいれば、メインキャラっぽいヴァリニャーノのようにたどたどしくて、台本を読んでるようにしか聞こえない人もいます。がんばってるのはわかるけど、もう全部英語でいいよ、と思ってしまいました(笑)。

日本人キャストは、若い4人の少年は知らない人ばかりだと思ってたら、メインの少年マンショ役の野村周平という人は『ちはやふる』映画版の太一だったのね。

中浦ジュリアン役の人は見覚えありましたが、彼も『ちはやふる』の森永悠希という役者さんでした。

マルティノ役の井之脇海という人もなんとなーく見覚えあるような?とググってみたら、『ひよっこ』でコーラス部の指導者としてちらっと出てたんですね。もうひとり、ミゲル役は緒形直人の息子、緒方敦。緒形直人のおもかげ、あるようなないような?

また、ポルトガル人の父を持つドラードという人が3話で登場しますが、これは佐野岳という日本人の俳優さんが演じています。顔立ちがハーフっぽい?と言えなくもないけど、実際どうなんだろう?どっちでもいいけど、ドラードというキャラ、なかなか好感持てます。


最後になりましたが、東京で行っていた教会の人が英語セリフの翻訳を「少しお手伝い」したとFacebookでシェアしてくれたおかげでこのドラマを知りました。彼は完全なバイリンガルなので、お芝居にも出ればよかったのにとも思ったり。


公式サイト:
https://www.magi-boys.com/

参照(ウィキペディア):
天正遣欧少年使節


Posted on Friday, January 18, 2019

© copyright 2019 – All rights reserved
北米発☆TVづくし
*無断転載を禁じます*

0 件のコメント:

コメントを投稿

匿名希望の方でも、「コメントの投稿者として表示する ID」の横のドロップダウンリストから「名前/URL」を選び、名前(仮名でOK)を書いていただけると返信しやすいです。URLは空白でも投稿できます。