2018年1月9日火曜日

第75回ゴールデングローブ授賞式<テレビ部門>

ゴールデングローブの候補が発表された直後に書いた記事が下書きのまま、授賞式が終わってしまいました!

というわけで、当時書いたものに受賞式後の感想を加えてアップします。
映画部門は別途。

※2017年に始まった番組についてはをつけました
※わかるものは邦題・カタカナ名をカッコ内に入れました
※賞を獲得したドラマ/俳優さんは太い青字
※受賞式後に書き足したところはピンク



Golden Globe


Best TV series - Drama(作品賞ドラマ部門)


The Crown(ザ・クラウン)
The Handmaid's Tale
Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)
Stranger Things(ストレンジャー・シングス)
This Is Us(THIS IS US/36歳、これから)

ゲームオブスローンズ以外すべて新作がノミネートされた前回とは打って変わって、今回は2017年に新シーズンのなかったウエストワールドと新ドラマ The Handmaid's Tale が入れ替わっただけでした。

前回と変わっていないのは、This Is Us 以外が全部ケーブルかストリーミング(ネットフリックス / hulu)作品という点…。

結局、新ドラマ The Handmaid's Tale の勝利となりました。


Best Television Limited Series or Motion Picture Made for TV(作品賞ミニシリーズ・テレビ映画部門)


Big Little Lies(ビッグ・リトル・ライズ〜セレブママたちの憂うつ〜)
Fargo(ファーゴ)
Feud: Bette and Joan
The Sinner(記憶を埋める女)
Top of the Lake: China Girl

こちらはファーゴ以外すべて去年の新作ドラマ。トップ・オブ・ザ・レイク:チャイナガールは一応シーズン2なんですが、シーズン1のあと4年経っての新シーズンなので新作といってもおかしくないかなと思ったりします。


ここ↑でリースが言っている「タイムズ・アップ(Time's up)」というのは一連の Me Too キャンペーン(?)同様、女性たちの運動。それに賛同する女性たちは皆、黒い服を着ています。


Best performance by an Actress in a Limited Series or a Motion Picture Made for TV(女優賞ミニシリーズ・テレビ映画部門)


Jessica Biel, "The Sinner"(ジェシカ・ビール)
Nicole Kidman, "Big Little Lies"(ニコール・キッドマン)
Jessica Lange, "Feud: Bette and Joan"(ジェシカ・ラング)
Susan Sarandon, "Feud: Bette and Joan"(スーザン・サランドン)
Reese Witherspoon, "Big Little Lies"(リース・ウィザースプーン)

ビッグ・リトル・ライズしか観てないのですが…完全に映画女優さん(しかも白人女性ばかり)で埋め尽くされてしまっていて、なんだかフェアじゃないなあ〜、テレビを中心に活躍する女優さんにチャンスをあげてよ、と思ってしまったりして。でもニコール・キッドマンすごく良かったので応援。→エミー賞に引き続き受賞しました!

Best performance by an Actor in a Limited Series or a Motion Picture Made for TV(男優賞ミニシリーズ・テレビ映画部門)


Robert De Niro, "The Wizard of Lies"(ロバート・デ・ニーロ)
Jude Law, "The Young Pope"(ジュード・ロー)
Kyle MacLachlan, "Twin Peaks"(カイル・マクラクラン)
Ewan McGregor, "Fargo"(イアン・マクレガー)
Geoffrey Rush, "Genius"(ジェフリー・ラッシュ)

こちらも女優賞同様、みごとなまでに(白人の)映画俳優さんがそろいました。カイル・マクラクランはふつうにテレビでよく見かけるけど、ロバート・デニーロまでテレビに出るとはビックリ。テレビ映画ですが。


Best performance by an Actress in a TV series - Drama(女優賞ドラマ部門)


Caitriona Balfe, "Outlander"(カトリーナ・バルフ)
Claire Foy, "The Crown"(クレア・フォイ)
Maggie Gyllenhaal, "The Deuce"(マギー・ジレンホール)
Katherine Langford, "13 Reasons Why"(キャサリン・ラングフォード)
Elizabeth Moss, "The Handmaid's Tale"(エリザベス・モス)

『ウエストワールド』のエヴァン・レイチェル・ウッド、『ストレンジャー・シングス』のウィノナ・ライダーが消えて新しいドラマの主演女優さんがずらり。
結局、エミー賞と同じエリザベス・モスの受賞となりました。


Best performance by an Actor in a TV series - Drama(男優賞ドラマ部門)


Jason Bateman, "Ozark"(ジェイソン・ベイトマン)
Sterling K. Brown, "This Is Us"(スターリング・K・ブラウン)
Freddie Highmore, "The Good Doctor"(フレディ・ハイモア)
Bob Odenkirk, "Better Call Saul"(ボブ・オデンカーク)
Liev Schreiber, "Ray Donovan"(リーヴ・シュレイバー)

リーヴ・シュレイバーとボブ・オデンカーク以外は総入れ替わり。ラミ・マレック、脱落(悲)。去年は"The People v. O.J. Simpson: American Crime Story"で助演男優賞にノミネートされたスターリング・K・ブラウンが今年は This Is Us でノミネートされました。→みごと賞獲得!

そして『ベイツ・モーテル』ではスルーされていたフレディ・ハイモアが新ドラマでノミネート!嬉しい〜。けどベイツ・モーテルでも賞をあげたかったなあ。


Best performance by an Actress in a TV series - Musical or Comedy(女優賞ミュージカル/コメディ部門)


Pamela Adlon, "Better Things"(パメラ・アドロン)
Alison Brie, "GLOW"(アリソン・ブリー)
Rachel Brosnahan, "The Marvelous Mrs. Maisel"(レイチェル・ブロズナハン)
Issa Rae, "Insecure"
Frankie Shaw, "SMILF"(フランキー・ショー)

2年連続のノミネートされていたレイチェル・ブルームが今年は脱落。というか賞常連の Veep のジュリア・ルイス・ドレイファスも消え、Issa Rae 以外全員入れ替わってます。



Best performance by an Actor in a TV series - Musical or Comedy(男優賞ミュージカル/コメディ部門)


Anthony Anderson, "Black-ish"(アンソニー・アンダーソン)
Aziz Ansari, "Master of None"(アジズ・アンサリ)
Kevin Bacon, "I Love Dick"(ケビン・ベーコン)
William H. Macy, "Shameless"(ウィリアム・H・メイシー)
Eric McCormack, "Will & Grace"(エリック・マコーマック)

『ウィル&グレイス』は11年ぶりの新シーズンという形ですが、一応新ドラマみたいなもの。ここで候補に挙げられているドラマは見たことないものばかりなんですが、カナダ人であり『トラベラーズ』でおなじみのエリック・マコーマックがノミネートされてて嬉しいのと、マイノリティ(インド系)のアジズ・アンサリが受賞したのも嬉しいので載せました。



Best Performance by an Actress in a Supporting Role in a Series, Limited Series or Motion Picture Made for TV(助演女優賞)


Laura Dern, "Big Little Lies"(ローラ・ダーン)
Ann Dowd, "The Handmaid's Tale"(アン・ダウド)
Chrissy Metz, "This Is Us"(クリッシー・メッツ)
Michelle Pfeiffer, "The Wizard of Lies"(ミシェル・ファイファー)
Shailene Woodley, "Big Little Lies"(シェイリーン・ウッドリー)

"This Is Us" のクリッシー・メッツ以外はすべて入れ替わり。
未見の "The Wizard of Lies" 以外は好きなドラマ三作からのノミネートですが、『ビッグ・リトル・ライズ』が勝つんじゃないかなと思ってたらやっぱり!


Best Performance by an Actor in a Supporting Role in a Series, Mini-Series or Motion Picture Made for Television(助演男優賞)


Christian Slater, "Mr. Robot"(クリスチャン・スレーター)
David Harbour, "Stranger Things"(デイビッド・ハーバー)
Alfred Molina, "Feud: Bette and Joan"(アルフレッド・モリーナ)
Alexander Skarsgard, "Big Little Lies"(アレクサンダー・スカースガード)
David Thewlis "Fargo"(デイビッド・シューリス)

こちらも『ミスター・ロボット』のクリスチャン・スレーター以外は入れ替わり。
エミー賞でもそうでしたが『ビッグ〜』強いな〜。作品自体が非常によくできてるのもあるけど、ここまで賞を取ると今の時代の流れも影響してるかな?という気もします。


Cecil B. DeMille Award(セシル・B・デミル賞)

Oprah Winfrey(オプラ・ウィンフリー)
ものすごい力強いスピーチをしてました。

*2024年5月、動画が非公開になっていたので削除しました*
彼女のスピーチ(ほとんど「演説」)にも Time is up の言葉が。


映画部門…今年から映画ブログとテレビブログを統一しようと考えてたので、どうしようかなと迷いつつ、まだ結論出てないので(新ブログにするかここをそのまま使うか)とりあえず映画ブログのほうに載せようかな…(迷いすぎ)


Posted on Tuesday, January 9, 2018

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