しかも glee 同窓会かと思うほど glee 出身(?)の俳優さんたちが集まった夢の大競演、ミュージカルクロスオーバーです!(*´▽`*)
というわけでずいぶん前から書きたくてうずうずしていた感想です〜♪♪♪
グラント・ガスティン(バリー・アレン)とメリッサ・ベノワ(カーラ)のインタビューもおもしろい↓
↑このインタビューでも言ってるように、文字通り「夢」の中での「夢の共演」(笑)。このエピソードのために大好きな "Crazy Ex-Girlfriend" のクリエーター・主演を務めるレイチェル・ブルームが曲を提供したこともわかって大興奮です^^
glee ファンでもあり熱烈な "Crazy Ex-Girlfriend" ファンでもある私にとってはいろんな意味で「夢の」共演でした(*´▽`*)
*2024年5月、動画が見られなくなっていたので削除しました*
このエピソードは消さずにしばらく保存しておくつもり(*´▽`*)
しつこいようですが、上のふたつのビデオにも出てきた、レイチェル・ブルームの手がけた曲 "Super-friend" ↓
*2024年5月、動画が見られなくなっていたので削除しました*
グラント(バリー)のタップダンス、ちょっとフレッド・アステアを思い出します。ふたりとも細いし。
以下、ネタバレしまくり。
S3E17 "Duet" Aired on March 21, 2017
<あらすじ>
ミュージック・マイスター(ダレン・クリス)に催眠術?をかけられて眠り続けるスーパーガールをフラッシュのいる地球に連れて来るモン・エルとハンク。スーパーガールを起こすどころか、やたら速い(フラッシュより速い?!)&強いミュージック・マイスターにフラッシュまで眠らされてしまう。
バリーが気づくと、60年代?50年代?よくわからないけどクラシックな夢の世界で、なぜかカーラが舞台で歌っていた。そこに現れたミュージック・マイスターに「脚本に従えば元の世界に戻れる。ただしこの世界で死んだら、現実世界でも死ぬよ」と半ばおどされ、しぶしぶ従うことに。
しかしこの「脚本」に出てくるキャラの設定がぶっ飛んでる。
以下、カッコ内は「現実世界」での名前。
- カッター・モラーン(マルコム)…バー経営者
- グレイディ(ウィン)…バーのピアニスト
- パブロ(シスコ)…バーテンダー
- ディグズビー(ジョー)…マフィア(?)
- ディグズビーの夫(スタイン博士…!えっ?!)
- トミー・モラーン(モンエル)…カッターの息子
- ミリー(アイリス)…ディグズビーの娘
モラーンとディグズビーは敵同士、その子どものミリーとトミーは恋仲(「『ウェスト・サイド・ストーリー』みたいだ」とバリー)。
許されない恋だからと家出してしまうミリーでしたが、ディグズビーに脅されたカーラとバリーはミリーを連れ戻すべくふたりを説得します。
あっさり説得されたふたりはそれぞれバリーとカーラを連れて親に告白しに行き、バリーはミリーを、カーラはトミーをかばって説得スピーチ。
すると、子どもの手前は理解を示すモラーン&ディグズビーも、かげで戦うことを決めていました。
撃ち合いをはじめたモラーンとディグズビーの流れ弾に当たったバリーとカーラは死にかけますが、そこにシスコにバイブで送り込んでもらったアイリスとモンエルが駆けつけ、「愛してる」とキスをすると…現実世界で目が覚めるのでした。
トミーとミリーのために親を説得しようとして語った言葉が自分自身に語りかけていたバリーとカーラは、それぞれ恋人と仲直り。めでたしめでたし♪
最後に現実世界に戻ったバリーがアイリスに改めてプロポーズ!というところで終わり。プロポーズのためにソロで歌った歌がとってもよかった(*´▽`*)
ところでミュージックマイスターはふたりが目覚めたとき「きみたちに教訓を教えるために」やったんだと言ってましたが、彼らが眠っているあいだにスーパーガールとフラッシュの力を盗んで銀行強盗(?)してたよね…?
あれは結局見せかけだけだったのか何だったのか、よくわかりませんでした。カーラとバリーが目覚めた後、ミュージックマイスターは幻みたいに消えちゃったので。
てか、そんなふうに消えることが可能なら、そもそも「別次元に行くポータル」をひらくデバイスなんて必要ないんじゃ?(^-^;
う〜ん、このミュージックマイスター、いったいどういうキャラで何がほんとうの目的なんだか、よくわからなかったので今後も登場させていろいろ解明してもらいたいものです。もちろん彼のキャラそのものがおもしろそうだからだけじゃなく、
<曲目>
※曲名にYouTube(音声のみ)へのリンクを貼ってます
♪"Moon River"(カーラのソロ)
♪"Put a Little Love in Your Heart"(アンサンブル)
♪"More I Cannot Wish You"(ジョー&スタイン博士&マルコム)
♪"Super Friend" by Rachel Bloom(カーラ&バリーのデュエット)
♪"Runnin' Home to You" by Benji Pasek & Justin Paul(現実世界のバリーのソロ)
"Super Friend" と "Runnin' Home to You" はこのエピソードのために書かれたオリジナルで、上にも少し書いてますが前者は "Crazy Ex-Girlfriend" のレイチェル・ブルーム、後者は『ラ・ラ・ランド』の主題歌でアカデミーを獲得した "City of Lights" の作者でもあるベンジー・パセク&ジャスティン・ポールによる作。
<感想>
すっごく楽しみだったのが、『SMASH』ですばらしい歌声を披露していたジェレミー・ジョーダン(もともとブロードウェイの人らしい)のパフォーマンス。
スーパーガールではフラッシュのシスコのようなコミカルなキャラなのでシリアスに歌う場面が想像つかなかったけど、「夢」の中のことなら納得。ピアノを弾きながら歌うという、スマッシュを彷彿とさせてくれるそれこそ夢のようなシーンを見せてくれて嬉しかったです。
欲を言えばもうちょっとジェレミーやダレン・クリスの歌声を聴きたかったけど、もともとフラッシュのキャラじゃないしダレンは完全なるゲストスターだから仕方ないね…(;_;)
*2024年5月、動画が見られなくなっていたので削除しました*
逆に全く予想してなかったスタイン博士・ジョー・マルコムのおじさんトリオ(?)の素晴らしい歌声は嬉しいサプライズでした。
私が知らなかっただけで、上のインタビューでも言及されてますがみんなミュージカル出身なんですねえ。ブロードウェイファンの方にとっては、glee 同窓会というよりブロードウェイ同窓会?!
以下は完全に余談になります。
- スタイン博士役のビクター・ガーバーはブロードウェイで20年も活躍し、トニー賞にも4回もノミネートもされてたとか(ウィキ情報)。どうりでめちゃくちゃ美声でした。
- ジョン・バロウマンも同様。てか彼はイギリス出身アメリカ育ちなんだと今回調べてて知ってビックリ。ビクター・ガーバーがカナダ人ということは知ってたけどジョン・バロウマンは純粋なアメリカ人だと思ってましたわ。
- ジョー役のジェシー・L・マーティンも『レント』で有名なミュージカルスターだったとは、全然知らなかった!ファンが聞いたら悶絶しそうですね(^-^; 彼、ふだんから話し声がとっても素敵だな〜と思ってたんですが、どうりで!と今さらながら納得です。
話が完全にフラッシュからそれますが、『レント』のことをついでに調べてたら、なんとブロードウェイ・映画ともに主演はアンソニー・ラップなんですね!そんな経歴を持つ俳優さんとは全く知らずに3年前、ブロードウェイでイディナ・メンゼル主演ミュージカルを観たあと劇場外で出待ちしてサインもらい、いっしょに写真まで撮ってました!(笑)
映画版『レント』オープニングの歌↓
左端のめがねの男性がアンソニー・ラップ。2'15"くらいからジェシーLマーティンの美声が聴けます。
テイ・ディグスやイディナ・メンゼルが出てたのは知ってたけど…ジョー(役の人)まで出てたとは!ジョーが『フラッシュ』でよくニット帽をかぶってるのは『レント』へのオマージュだったのかな?(考え過ぎ?)
とにかく『レント』も観てみたくなりました〜。
Posted on Thursday, May 18, 2017
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北米発☆TVづくし
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