今年の『アメリカズ・ゴット・タレント』(シーズン17)、ひとつも記事を書かないうちに今週フィナーレを迎え、終わってしまいました。
今シーズンは、
1)オーディション(ジャッジが合否を決定)
2)オーディションに受かったコンテスタントの中から55組が「Qualifier(予選)」ラウンドに進出(ジャッジが54組を選び、残る1組は4組の中から視聴者投票で選出)
3)予選(11組x5週それぞれ、視聴者投票により上位2組が決勝に進出)
4)決勝(10組+ワイルドカード1の11組)
と、オーディションラウンドの次がもうライブショー(生放送)、それを勝ち抜くともう決勝。ということで、せっかくの「ゴールデンブザー」も、あまり意味ない気がしました(苦笑)。
2)で落とされず予選(ライブショー)に進める保証が得られるだけですからね。
実際、ゴールデンブザーもらった5組がすべて決勝に進んだわけではなく、3)の視聴者投票の結果、リリー・オメラとマディソン・テイラー・バエズのふたりは脱落してしまいました。
というか予選が厳しすぎる。11組中、たった2組だけが勝ち残れるなんて…
まあ優勝するのは1組だけなんだからしょうがない?
さて、日本人の少なかった去年と比べ、今年はコロナによる出入国の規制がゆるんだおかげもあってか?多くの才能あふれる日本人が登場しました。
中でも最高だったのがダブルダッチのグループ「ワッフル」↓
Double Dutch Crew Waffle Auditions to "Let's Groove" | AGT 2022
ダブルダッチで踊る?スポーツ?エンタメ?が存在することすら知りませんでしたが、これをきっかけにYouTubeでいろいろ検索してしまいました。
サイモンもめちゃ気に入ってるようすなのに、なぜか最初のオーディション止まりで、次のラウンド(予選)には出てこなかったんですよね。
毎週、彼らの登場をいまかいまかと心待ちにしていたので、これで予選は最後!という週の最後まで出てこなかったときは大ショック😨
どうしても納得いかなかったのですが、以前しらべてブログにも書いた(こちら)ように「ライブショーの前までにアメリカで合法に労働できるステータスを証明しなければいけない」という条件を思い出しました。
もしかしたらビザが取れなかったのかな?
ググってみると、ワッフルのインスタに「色々な理由から私たちはLIVE SHOWに進むことはできませんでした」とあるのを発見。やっぱり、単純に「落とされた」わけじゃないんだろうな、と勝手に信じています。
あー残念。もっと彼らのパフォーマンス見たかったな〜。ぜったいに決勝まで行けてたと思うので!
なお、オーディションラウンドに登場した他の日本人たちはすべてパス+ライブショーに進んでいます。決勝には行けませんでしたが。
逆にいうと、彼らはビザの問題をクリアしたってことだから、それもすごいな!
以下、私の好みの順(笑)に並べておきます:
Aiko Tanaka(アイコ・タナカ、コメディアン)
https://aikotanaka.com/
日本人が英語でスタンダップコメディをやるのってハードル高いと思うんですよね…でも彼女は本当におもしろかった。これからに期待!
オーディションの動画はこちら(YouTubeに飛びます)
Shu Takada(ヨーヨー)
http://www.shutakada.com/profile/
ふつうに上手だったので残念。
MPLUSPLUS(LEDダンスグループ)
http://www.mplpl.com/
Fusion Japan(ダンスグループ)
https://www.instagram.com/fusionjapan/
別々のグループがチームを組んでの参加でしたが、正直、バラバラのままで挑戦したほうがよかったのでは?と思っちゃった…人が多すぎて(苦笑)。
Travis Japan(ボーイバンド)
https://j-island.net/s/jitv/groups/5?ima=1303
知らなかったけど、日本では人気のあるジャニーズのグループなんですね。ライブショー中にXブザーを押し、「サタデーナイトライブのスキットみたいだ」と酷評したハウイ・マンデルのツイッターに日本語で苦情が殺到した!と、スマホ画面をスクロールして見せてました😂(翌日、「ニホンノ ミナサン、アイシテルヨ」とゴマすってました笑)
ファンのみなさんには大変申し訳ないけど、オーディションを通ったところまではヨシとして、55組にしぼる段階でジャッジが彼らを落とさなかったことが驚きだったし、ハウイの言うこともわかりますけどね。
日本での人気を知ってのことなのかな??事務所の力?(´▽`;)
正直、オーディション(動画はこちら)はまだしも、ライブショーでのパフォーマンスはひどかったです(ごめんなさい)。
ただ、ネットで指摘している人もいましたが、確かにライブショーではサウンドの調整がダメダメでしたね。歌声がほとんど聞こえず、何を言ってるか全く聞き取れませんでした。
ていうか、なぜあのように激しく踊りながら歌う曲にしてしまったのか…
あれだけせわしく動きながら歌うの、むずかしすぎやしませんか?ダンスはよかったんだから、口パクでよかったのに…。
あるいはサイモンも言ってたように、ちがう曲にすればよかったかも。踊りながら歌える曲だったらブザー押されるほどひどい仕上がりにならなかった気がします。実際、オーディション曲はちゃんと声が出てたし、ハモりもきれいに聞こえました。
大きなプレッシャーの中、外国でがんばれるのは度胸いるし、尊敬しかないです(トラビスジャパンだけじゃなくて、全員)。
さて、今年の優勝はソフィアのゴールデンブザーをもらっていたレバノンのダンスグループ、Mayyas でした。
決勝でのパフォーマンスより、予選の方が好きなのでそちらを貼っておきます。
Mayyas Surprises The Crowd With Amazing Dance | AGT 2022
最後になりましたが、私がイチオシだったのはサラ・ジェームズという13歳でオーディションを受けたポーランド出身の女の子。サイモンがゴールデンブザーを押しました。決勝のときには14歳になってたと思いますが、オーラが半端なくてリアーナ並みのスター性を感じました。
残念ながら優勝はのがしましたが、どこかの会社が目をつけてサインしてくれないかしら。もっと彼女の活躍が見たいです(*´▽`*)
2022年9月16日(金)夜8時半近く
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