先週、英語字幕つきで、初めて観ました。
同じ小説をもとにした漫画『なんとかしなくちゃ!』がおもしろかったのは覚えてるけど、映画版はなぜかこれまでスルーしちゃってたんですよねえ。
なかよし掲載の漫画版↓(クリックするとアマゾンのサイトへ)
(これはたぶん古本ですよね…新品がほしいなあ…)
映画版の主役は小林聡美さん!と知って驚きました。
小林聡美さんというと、私の中では三谷幸喜の奥さんだった人であり、『かもめ食堂(感想はこちら)』のようなまったりした映画、そしてエッセイ集の著者、というイメージで、「大人」な印象だったんですよね。
こんな若いときから主役をはるような女優さんだったんだ…。
しかも、(以下、ネタバレあり)
む、むねを見せちゃっててビックリ!!!!!
いいのか中学生の役なのに…!
(あとで調べたら、彼女は1965年5月生まれなので1982年4月の映画公開時でもまだ16歳。児童ポルノにならないのかい(゚∇゚;)?!)
当時はこういうことが問題にならない風潮だったのかなあとは思います。
その衝撃は置いておくとして、かんじんの映画そのものは、
意外にも(?)大変おもしろかった!
37年も前の映画なので古いことは古いんだけど、大きな見どころはふたつ。
1)小林聡美の「なりきり」具合が半端じゃない。
男の子になりきってる様子がすごいなあと感服いたしました。
年頃の女の子なのに、よくぞここまで!すばらしいです。
2)撮影に使われた尾道の景色が素敵(映画館で観たかったな)
『この世界の片隅に』(感想を映画ブログに書いてます→ここ)という映画(原作は漫画、舞台は広島と呉)を思い出す、坂道の上から海が見えるのが気持ちいいのです。
夫もこの映画を見て「行ってみたい」と言うので、今度いっしょに日本へゆっくり帰ることがあれば、尾道や四国を旅してみたいです。
湊かなえさんの『望郷』という短編集を読んだばかりなんですが、彼女はのちに尾道と合併した因島の出身なんですね。その地元を舞台にした短編集が『望郷』。そんなこともあって、そのあたりの土地に興味を持っていたばかりでした。
ロケ地をめぐる、ものすごく凝った動画を見つけました。
(ネタバレしてるので映画を知らない人はご注意)
尾道ロケ地巡り ~ 転校生編 ~
この際、原作↓も読んでみようかなあとか。キンドル版もあるみたいだし。
(参考)ウィキペディアのページ:
転校生(映画)
おれがあいつであいつがおれで
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へぇ~原作のことは知りませんでした。面白い映画ですよねえー。小林聡美の演技もすごいんですけど、尾美としのりの情けない(?)怪演ぶりも強く印象に残ってますよ。ちなみに小林聡美といえばやっぱり猫が好きが思い浮かぶんですが、キャスティングと深夜番組ならではの自由感がマッチした人気番組でしたね~。三谷幸喜とはこのドラマが馴れ初めだったようですね。
返信削除じゃとむさん、コメントありがとうございます!
削除こんなおもしろい映画だったとは知りませんでした!
やっぱり猫が好きというのはドラマですかね?
知らないのです。
やっぱり『かもめ食堂』のイメージが強いかなあ…。
いい女優さんですよね。