Grey's Anatomy
S13E6 "Roar"
Air date: October 27, 2016
このエピソードの感想を書きたいがために、1話からの感想と簡単なあらすじをざざーっとまとめて来て、ようやっと到達〜!!! 6話だけぽんと書いてもよかったけど、少しつながりがあったので、流れを追っておきたかったのでした。
★以下、ネタバレ★
アレックスは裁判の日取りを決める?ために出廷。メレディスはまるで奥さんか母親のようにあれこれ心配し、いっしょに行ってあげると言うけどアレックスは断る。
ふたりの関係は本当の家族のようなものだってわかってるけど、やっぱりこのシーンと最後のシーンでは「家族」と言うより「夫婦」のような絆を感じてしまいました〜(^-^;
ひとりで法廷に出かけるアレックスは、入り口のセキュリティチェックの列で知り合った妊婦の手に湿疹があるのを見て「うちのクリニックに来れば無料だから診てもらった方がいい」とすすめる。
その後実際にクリニックにやって来た女性の検査結果、すい臓がんだとわかる。ベイリーはあくまでも「医師としての最善のアドバイス」として、すぐに中絶して治療をすることを強くすすめるが、そうしても1年しかもたないのであれば、治療をせず中絶もしないことを選びたい女性。
アレックスは思わず「ウィップルという手もある」と口を出してしまい、ベイリーに叱責されるが、結局アレックスの提案どおりウィップルをすることに。
呼び出されて駆けつけていた赤ちゃんの父親は「彼女なしでひとりで子育てするなんてムリだ」とパニクるが、アレックスは「大丈夫、そこにいてあげることが大切なんだから。あなたはもうそれはできてる」と励ます。
今回もアレックスの医師魂というか、心意気というか、自然体でふつうに人助けを考えている姿勢を見せてもらえてよかったです。上から目線じゃなくてサラッと言うところがかっこいいな〜。
ベイリーは実はこの女性の診察前にキャサリン・エイブリーに「カレフはここで医師として働いてるべきじゃない。あなたは甘すぎる」と責められ、カレフをクビにしないのなら私がする、と最終通告をされていたばかりだった。
すい臓がんの女性の件もあり、ベイリーは決意も新たにキャサリンに「カレフをクビにはしない。だれだって失敗はするけどセカンドチャンスが与えられるべき」とキッパリ伝える。
キャサリンはわずかの間に気持ちを変えていて、「問題はドクターたちじゃない。この病院の教育が悪い」とまゆをひそめる。レジデントたちの教育担当はリチャードなのだが…
ま、まさか、キャサリン、自分の夫をクビにするつもり?!
それもイヤだ(´▽`;)
しかし、最初は何がなんでもカレフをクビにしろという勢いだったのに、ほんの数時間のあいだに何があっての変化でしょう。
それにしても、ベイリーがきっぱりとアレックスをクビにしない宣言をしてくれてよかった〜〜〜。まあ、裁判で白黒ついて、もし有罪とされてしまったらまた違うのかなあ。
また、このときキャサリンも口にしてたけど、シーズン10で一度リチャードにクビにされたリア・マーフィーが戻って来たのにはビックリ!一度この病院を去った(クビになった)ドクターが戻って来たのって初めてじゃないかな。
アミリアは妊娠していなかったことを気にしていないフリをするばかりか「まだ結婚したばかりだし、子どもを作るのは待ったほうがいい」と態度を変え、オーエンを煙に巻く。
ところで交通事故で病院に運ばれて来た父親と12才の息子のうち、けがの少なかった息子を「とくに異状なし」と診断していたアミリアだが、アミリアと話しているときに容態が急変。緊急オペの最中に亡くなる。
子どもの死を両親に伝えると、母親は「あなたが死んでればよかったのに!」と、重傷を負ってベッドに横たわる夫をブチ切れして泣きながら叩く(ぎょぎょっ!)。
(ここからがいちばん書いておきたかったこと↓)
それを見てショックを受け、パニック症状を起こしかけているように見えるアミリア。転がり込むように小部屋に入ると、そこにはアレックスという先客がソファに座っていた。
このときの会話(?)のタイミングが小気味よかった:
「話、聞こうか?ウィップル手術の結果を待ってるだけだから時間はある」
(アミリア、無言)
「話さなくてもいいよ、どちらでもおれはかまわない」
(アミリア、無言)
「それとも座る?座ると楽になることもあるから」
(アミリア、無言)
「じゃ、出て行くよ」
と、立ち上がって部屋を出て行こうとするアレックスに、アミリアはいきなり「赤ちゃんがいたの」と告白を始める。
「脳がない状態で生まれて来たから、43分しか生きていなかった。でも抱っこできたの」と目をうるませるアミリア。「全部の臓器を提供したのよ」と涙を浮かべながらも笑顔を作り、「それから手放さなきゃいけなかった」と完全に泣き顔に。
そのことを家族のだれにも話していないことも語り、「オーエンにも全部は話してないし、話せないと思う。あんなに家族を欲しがってるのに…私のこと憎むわ」
アレックスは「そんなわけない。ハントだぞ」と保証。
「ゆうべ妊娠検査薬を使ったんだけど、結果を待つ間にオーエンがどんどん興奮してるのがわかった。私は息ができなくて動けなかった。検査薬が陰性だとわかったとき、オーエンは絶望してたのに、私はホッとして、また息ができるようになってた。…これでもオーエンが私を憎むことはないって言える?」
そう言われてアレックスは黙ってしまう…(^-^;
家族にも話せず抱え込んでいたことを、思わずアレックスに告白してしまうアミリア、涙ぐんだ笑顔がけなげで切なくてかわいそうでこちらも泣いてしまいました(;_;)
あの衝撃を忘れるわけがないよね。
オーエンにすべて話せるだろうか…話さずにいるほうが苦しいんじゃないかと思うけど、どうだろう。とにかくアミリアには幸せになってほしいです。
「ワッフル・サンデー」
帰宅したアレックスはメレディスの寝室へ。「これからワッフル・サンデーを毎週やりたい。日曜に家族みんなで集まってワッフルを焼くんだ。アミリアも呼ぶんだ」と言うとメレディスは大きなため息をつくが、ここでアレックスがたしなめるように言うセリフが…
「アミリアにもっとやさしくしたほうがいい。おれだっていつまでもいるわけじゃない。女きょうだいが必要になる」
…って、えええ、アレックス、どこか遠くに行くつもりなのかな?それとも刑務所に入らなければいけなくなることを見越しての発言?(→o←)
そこは気になってしまうものの、このメレディスとアレックスのシーンは好きです。
冒頭にも書いたけど、アレックスがメレディスの寝室に入って来たとき、思わず恋人か夫婦関係のような錯覚をしたくらい、この2人なじんじゃってますね〜。
「いつまでもいるわけじゃない」なんて言わず、ずううっと親友でいてほしいな。もちろんアレックスにも家族ができたら関係が変わっていくかもしれないけどね…。
シーズン13・第7話に続く。
Posted on Friday, October 28, 2016
(ただいまこちら夜の11時半を回ったところ。なんとか今日中に終わった〜!)
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(そのうちシーズン13のもくじも作ります)
作りました↓
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