英語版だと200ページぽっちなのになぜこんなに時間がかかったかというと、英語だからというだけでなく、作風というか文体というか、とにかく書き方が好みでないことが大きい(´▽`;)
スタイル自体は読みやすいんだけど、とにかくクドい。ペースがノロい。
以下、TV版『ウェイワード・パインズ』と小説『Pines(邦題「パインズ -美しい地獄-」)』のネタバレがあります。
どのくらいノロいかというと、一冊かかってようやくポープ保安官が死に、イーサンが保安官になるんです。
ていうか、一冊の半分はイーサンが逃げてる話。
そしてイーサンの痛みや過去のフラッシュバックが事細かに(細かすぎるほど)描写されてて、しまいには「とっとと話を進めてくれぇ!」と叫びたくなる、というか、飛ばし読みしたくなる(^^;
ちなみに、このイーサンの過去というのがドラマには全く出てこないダークなもので、これまた飛ばしたくなります(´▽`;)
●『Pines』での出来事の順番はこんな感じ:
- イーサン目覚める
- ビバリーの助けを借りて病院から逃げ出す
- ビバリー殺される
- イーサンは追っ手を逃れ、崖をのぼって山の施設へ
- ピルチャーに真実を聞かされる
- ピルチャー、ポープをアビー集団の中に置き去りにして殺す
- イーサンが次の保安官に就任
- 妻子と再会
ドラマは10話で三冊分カバーしてるらしいので、3話の最後でポープが死ぬのは妥当なペースなんでしょうか。
原作ではポープはブロンドの設定。 |
出来事の起こる順番がドラマとは違いますけどね。
●ドラマでの順番:
- イーサン目覚める(1話)
- ビバリーの助けを借りて病院から逃げ出す(1話)
- ビバリー殺される(2話)…ここまでは原作と同じ
- イーサンは追っ手を逃れ、妻子と再会(3話)
- イーサン、ポープを殺す(3話)
- イーサンが次の保安官に就任(4話)
- イーサン、崖をのぼる(4話)
- ピルチャーに真実を聞かされる(5話)
イーサンが崖をのぼる場面はドラマでは一瞬でしたが、原作では助けてもらったビバリーと別れる場面がお話の半ばあたりであり、そこから延々のぼる話。めっちゃ長いです。
また、テレサとベンの設定もドラマと原作は異なり、原作ではピルチャー自身が「冬眠」前のテレサに姿を現してます。イーサンより5年も前からウェイワード・パインズで生活してましたし。イーサンが覚醒したのも実はこれが3回めだったと言います。
ほかにもドラマでは触れられていなかった(と思う)謎がピルチャーから説明されるので、やはりがんばって(?)原作を読んでよかったです。
とはいえ、まだあと2冊…。読むヒマあるかしら〜
読めたらまた感想メモを書きたいと思います!
Posted on Tue. July 28, 2015
●2024年4月、アマゾンへのリンクが切れていたので貼り直し:
<関連記事>
原作のネタバレメモ:
『ウェイワード・パインズ』原作のネタバレメモなど
第2話「守るべき掟」感想メモ:
『ウェイワード・パインズ』Ep.2 取り急ぎ感想メモ+つけたし
第3話「忍び寄る魔の手」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第3話
第4話「奇妙な新生活」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第4話
第5話「全てが明かされる時」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第5話
第6話「選ばれた者たち」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第6話
第7話「反逆の始まり」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第7話
第8話「暴走する天才」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第8話
第9話「裏切り者には制裁を」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第9話
第10話「救世主」(最終回)感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第10話
『ウェイワード・パインズ』シーズン2の可能性は?
『ウェイワード・パインズ』にシーズン2があったなら
© copyright 2015 – All rights reserved
北米発☆TVづくし*無断転載を禁じます*
Choco coさん
返信削除またまた、お邪魔致します。
第一部、 読破お疲れ様でした。
私も、第一部を読み終わり
第二部「ウェイワード -背反者たち-」へ
突入致しました。
第一部、 逃走部分&イラク時代へのフラッシュバック
TVでは、保安官就任後⇒登山道具(?)らしき道具を用いて
崖壁を登ったので、割とあっさりでしたが
原作では、相当過酷な状態だったようですね。
やはりTVの影響か、「祭り」→「逃走」・・・時々イラク
この部分が「ながいよぉ~」って、思ってしまいました。
ほとほと、飛ばしたくなりましたが
今後のヒントが、隠されていては困ると思い
読みましたが、相当な斜め読みをしてしまったような気がします。
第二部は 邦題(副題)背反者通り
TVではどのシーンか察しはつくと思いますが
TVでは描かれなかったエピソードがあり、
なかなか面白い(๑•̀ㅂ•́)bグゥ
背反者やベンと学校のこと・・・
あと、テレサにも何か
秘密というか、イーサンが知らない訳がありそうな・・・
さて完結編(ウェイワードのあとがきに、最後のタイトル「The last town」と載っておりましたが、そうなのですか?)の第三部ですが、日本語訳の本は、私の予想では
来年3月かなぁ~ 最初が2014年3月 次が2015年3月・・・察するに
2016年3月かと・・・待ちきれません(かといって、英語はムリ~)
そうそう、「パインズ」を読んで、以前話した
パート2があったら・・・妄想が、変わってしまいました。
今はまだ、うまく妄想(想像)出来ていないのですが
やはり、2000年近く時間は経過していなくて
せいぜい100年位
実は、ピルチャー
人を凶暴にする「ウイルス」を作って伝染させた!・・・
何故そんなこと?・・・支配者になりたかったから・・・
なんちゃって(≧ω≦)
ウイルスで凶暴って、何かの映画にもありましたね(笑)
ウェイワードも読み終わった感想も
聞かせてくださいね。
donkoさん、コメントありがとうございます^^
削除donkoさんもパインズ読まれたんですね〜。
二冊めは、一応英語のはKindle用のがあるんですけど、帰国が迫っているので日本で日本語のを買うまで待とうかな〜なんて考えてます。
読み終わったらまた記事をアップしますね^^
そうそう、原作の過酷な崖登りシーンはドラマではサクッと割愛されてた感じですよね。ドラマを先に見たせいなのか、原作はめっちゃトロトロしてるように感じちゃいますよね。
二作目もドラマと違う部分があるんですね〜、楽しみです!
三作めのタイトルは、はい、The Last Townみたいです。
シーズン2があるなら来年でもいいかもしれないけど、シーズン1で終了なら今のうちに出したほうが売れそうですよね〜。
ピルチャーがウイルス作って伝染させた説もおもしろいですね(笑)