2015年7月28日火曜日

『ウェイワード・パインズ』原作シリーズ一作め『PINES』読了

『ウェイワード・パインズ』原作の3部作一作め『Pines』をゲットしてから1ヶ月。TVドラマも終了してしまいましたが、ようやく読み終わりました〜(´▽`;)


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英語版だと200ページぽっちなのになぜこんなに時間がかかったかというと、英語だからというだけでなく、作風というか文体というか、とにかく書き方が好みでないことが大きい(´▽`;)

スタイル自体は読みやすいんだけど、とにかくクドい。ペースがノロい。

以下、TV版『ウェイワード・パインズ』と小説『Pines(邦題「パインズ -美しい地獄-」)』のネタバレがあります。


どのくらいノロいかというと、一冊かかってようやくポープ保安官が死に、イーサンが保安官になるんです。

ていうか、一冊の半分はイーサンが逃げてる話。

そしてイーサンの痛みや過去のフラッシュバックが事細かに(細かすぎるほど)描写されてて、しまいには「とっとと話を進めてくれぇ!」と叫びたくなる、というか、飛ばし読みしたくなる(^^;

ちなみに、このイーサンの過去というのがドラマには全く出てこないダークなもので、これまた飛ばしたくなります(´▽`;)


●『Pines』での出来事の順番はこんな感じ:

  1. イーサン目覚める
  2. ビバリーの助けを借りて病院から逃げ出す
  3. ビバリー殺される
  4. イーサンは追っ手を逃れ、崖をのぼって山の施設へ
  5. ピルチャーに真実を聞かされる
  6. ピルチャー、ポープをアビー集団の中に置き去りにして殺す
  7. イーサンが次の保安官に就任
  8. 妻子と再会


ドラマは10話で三冊分カバーしてるらしいので、3話の最後でポープが死ぬのは妥当なペースなんでしょうか。

原作ではポープはブロンドの設定。

出来事の起こる順番がドラマとは違いますけどね。


●ドラマでの順番:
  1. イーサン目覚める(1話)
  2. ビバリーの助けを借りて病院から逃げ出す(1話)
  3. ビバリー殺される(2話)…ここまでは原作と同じ
  4. イーサンは追っ手を逃れ、妻子と再会(3話)
  5. イーサン、ポープを殺す(3話)
  6. イーサンが次の保安官に就任(4話)
  7. イーサン、崖をのぼる(4話)
  8. ピルチャーに真実を聞かされる(5話)

イーサンが崖をのぼる場面はドラマでは一瞬でしたが、原作では助けてもらったビバリーと別れる場面がお話の半ばあたりであり、そこから延々のぼる話。めっちゃ長いです。

また、テレサとベンの設定もドラマと原作は異なり、原作ではピルチャー自身が「冬眠」前のテレサに姿を現してます。イーサンより5年も前からウェイワード・パインズで生活してましたし。イーサンが覚醒したのも実はこれが3回めだったと言います。

ほかにもドラマでは触れられていなかった(と思う)謎がピルチャーから説明されるので、やはりがんばって(?)原作を読んでよかったです。

とはいえ、まだあと2冊…。読むヒマあるかしら〜

読めたらまた感想メモを書きたいと思います!

Posted on Tue. July 28, 2015


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<関連記事>

原作のネタバレメモ:
『ウェイワード・パインズ』原作のネタバレメモなど

第2話「守るべき掟」感想メモ:
『ウェイワード・パインズ』Ep.2 取り急ぎ感想メモ+つけたし
第3話「忍び寄る魔の手」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第3話
第4話「奇妙な新生活」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第4話
第5話「全てが明かされる時」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第5話
第6話「選ばれた者たち」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第6話
第7話「反逆の始まり」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第7話
第8話「暴走する天才」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第8話
第9話「裏切り者には制裁を」感想メモ:
ウェイワード・パインズ 出口のない街 第9話
第10話「救世主」(最終回)感想メモ:
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『ウェイワード・パインズ』シーズン2の可能性は?
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2 件のコメント:

  1. donko2015年7月31日 20:10

    Choco coさん

    またまた、お邪魔致します。
    第一部、 読破お疲れ様でした。

    私も、第一部を読み終わり
    第二部「ウェイワード -背反者たち-」へ
    突入致しました。

    第一部、 逃走部分&イラク時代へのフラッシュバック

    TVでは、保安官就任後⇒登山道具(?)らしき道具を用いて
    崖壁を登ったので、割とあっさりでしたが
    原作では、相当過酷な状態だったようですね。
    やはりTVの影響か、「祭り」→「逃走」・・・時々イラク
    この部分が「ながいよぉ~」って、思ってしまいました。

    ほとほと、飛ばしたくなりましたが
    今後のヒントが、隠されていては困ると思い
    読みましたが、相当な斜め読みをしてしまったような気がします。

    第二部は 邦題(副題)背反者通り
    TVではどのシーンか察しはつくと思いますが
    TVでは描かれなかったエピソードがあり、
    なかなか面白い(๑•̀ㅂ•́)bグゥ

    背反者やベンと学校のこと・・・
    あと、テレサにも何か
    秘密というか、イーサンが知らない訳がありそうな・・・


    さて完結編(ウェイワードのあとがきに、最後のタイトル「The last town」と載っておりましたが、そうなのですか?)の第三部ですが、日本語訳の本は、私の予想では
    来年3月かなぁ~ 最初が2014年3月 次が2015年3月・・・察するに
    2016年3月かと・・・待ちきれません(かといって、英語はムリ~)

    そうそう、「パインズ」を読んで、以前話した
    パート2があったら・・・妄想が、変わってしまいました。
    今はまだ、うまく妄想(想像)出来ていないのですが
    やはり、2000年近く時間は経過していなくて
    せいぜい100年位

    実は、ピルチャー
    人を凶暴にする「ウイルス」を作って伝染させた!・・・
    何故そんなこと?・・・支配者になりたかったから・・・
    なんちゃって(≧ω≦)

    ウイルスで凶暴って、何かの映画にもありましたね(笑)

    ウェイワードも読み終わった感想も
    聞かせてくださいね。

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    返信
    1. donkoさん、コメントありがとうございます^^

      donkoさんもパインズ読まれたんですね〜。
      二冊めは、一応英語のはKindle用のがあるんですけど、帰国が迫っているので日本で日本語のを買うまで待とうかな〜なんて考えてます。
      読み終わったらまた記事をアップしますね^^

      そうそう、原作の過酷な崖登りシーンはドラマではサクッと割愛されてた感じですよね。ドラマを先に見たせいなのか、原作はめっちゃトロトロしてるように感じちゃいますよね。

      二作目もドラマと違う部分があるんですね〜、楽しみです!

      三作めのタイトルは、はい、The Last Townみたいです。
      シーズン2があるなら来年でもいいかもしれないけど、シーズン1で終了なら今のうちに出したほうが売れそうですよね〜。

      ピルチャーがウイルス作って伝染させた説もおもしろいですね(笑)

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