グレイズ・アナトミー
シーズン16・第12話 "The Last Supper(邦題: 最後の晩餐)"放映日: 2020年2月6日
シーズン16・第11話の続き。
エピソードタイトルになっている “The Last Supper” というのは、有名な「最後の晩餐」を意識してかけていると思われます。
(→6/21追記: すっかり忘れてたけど平ちんさんがコメントつけて下さったのをきっかけに思い出し邦題をWOWOWで確認して追加してるのですが、12話の邦題はやっぱりそのまんま、「最後の晩餐」になってますね!笑)
あの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵でもおなじみ、イエスが十字架にかけられる前に12弟子と食事をしたことが「最後の晩餐」と呼ばれているんです。
(6年前にミラノで撮ったレプリカの写真) |
詳細はウィキペディアでどうぞ→最後の晩餐(レオナルド)
もちろんグレイズ・アナトミーは聖書の話でもダヴィンチの絵の話でもなく、ディナーパーティの話ですけどね。
以下、ネタバレ全開。
そもそもなんでそんな大げさなタイトルなのかっていうと、、、
リチャードとキャスリンが、(書き忘れたけど、前話の最後に出た別れ話の続きで)ジャクソンとマギーを夕食に招いて2人の別居(離婚?)を伝えようと計画したんですね。
だから「最後の晩餐」。
この4人が「家族」としていっしょに食卓につく最後、っていうことなのかな。
もうちょっとがんばって仲直りするように努力してもいいんじゃないと思うけどね。
実際、キャスリンも「あなたを愛してるの。やり直せないかしら」と持ちかけるんだけど、リチャードは「そう思うなら、謝ってほしい」と言い張ったりして、どうしてもうまくいかない。
この2人がギクシャクし始めたのは、リチャードがベイリーにグレイスローンを解雇され(S15最終話)たあと、キャスリンがそれについて何もしなかったのがきっかけになってるんですよね。
自分にとってグレイスローンがどれだけ大事な場所なのかわかっているのに、ベイリーの上司でもあるキャスリンが解雇を反故にしてくれなかったことがしこりとなっている。
そこまでこだわることか?と、私は思っちゃうけど、こだわるところなんだろうね、リチャードにとっては。
とにかく、「家族だけの」夕食会のつもりが、ジャクソンがビックを呼び、ビックがミラーを呼んでしまったため、かなり異様な雰囲気になってしまった「最後の晩餐」でした。
ちなみにビックは庶民育ち、ジャクソン(ミラーも)はお金持ちの親に育てられたおぼっちゃま。だから「パーティ」と聞いて、ビックは「いろんな人が集まるハウスパーティ」を想像して勝手にミラーを呼んだわけですが、お金持ちの言う「ディナーパーティ」はそんなものではなかった…という。
(ビックとミラーが参加することになったくだりは直前の『ステーション19』で出てくるけど、見直すのめんどいので省略。それ見なくても話は通じるし)
●リーバイ●
バーでの騒動から回復したリーバイ(彼の話も省略しちゃったけど、心臓発作のような症状が出て、結局「ハートブレイクシンドローム」とかいう、ようするにパニックアタックのようなものでした)は、大好きだった偏屈者のソウルおじさんが危篤と聞いて病院へお見舞いに。
ニコを連れて行って「ぼくの恋人」と紹介すると、それを聞いたおじさん、直後に息を引き取ってしまいますΣ(゚∇゚*)!!
人の死はすごく真剣なシーンのはずなんだけど、お気に入りの甥っ子がゲイだと知った直後に亡くなってしまうので、大変不謹慎だけど笑ってしまいました。ショックを受けたような表情をするので「あああ死んじゃう!」とか言ってたらホントに死んじゃったので…。
リーバイも「ぼくが殺しちゃった!」と大ショックを受けるのですが、そのあとの展開も笑えてしまった…奥さんがやってくると「あら、死んじゃったのね。じゃあね、バディ」みたいな軽いノリで別れを言って去ってしまうんです!
ええええーー?と思ったら、ロマンスグレイのおじさまがやってきたので「ああ、ソウルおじさんもゲイだったんだな」とピンときます。
で、なんとおじさん、リーバイがゲイだということも(おそらく本人が気付く前に)知っていました。
ロマンスグレイおじさまと話をして、思うことがあったリーバイは、自宅に帰ると荷物をまとめ、お母さんに自立宣言。このときのリーバイはちょっとお母さんに対して高飛車な態度でちょっと好きじゃなかったな。これまでお世話になったんだし、「今までありがとう、でももう一人暮らしするべきだと思う」みたいなおだやかな話し方をすればいいのにな。
20代のときに見てたら、思うことも違うかもしれないけどね…。
●キャスリン、パックノースの買収に乗り出す●
夕食会の途中、アレックスからリチャードのスマホにマギーへのオファーが入り、いよいよマギーまでもがパックノースに移動することに!
ラスト、子どもたちが帰ったあと2人になったリチャードとキャスリンは、もう別れるしかない不穏な空気。パックノースの件をめぐって言い争いになった挙句、キャスリンその場でスタッフに電話をして、パックノースを買収する話を持ち出す…Σ(゚∇゚*)!!
えええええええ、キャスリン、さすがにそれはないでしょう。
いくらなんでも、やりすぎじゃない?
と、キャスリン嫌いになった瞬間でした。
(リチャードも今回はいいところなかったけど)
ふう、このエピソードはリーバイ関連以外はかーなーり、いや〜な空気の漂うお話でした。
シーズン16・第13話に続く。
Posted on Thursday, March 26, 2020
(今晩また新しいエピソードの放映がっ!)
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*シーズン16のコメント用アメブロ記事はこちら*
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