2年以上も前にこんなこと書いてましたが↓
アガサ・クリスティーのトミーとタペンスがNHKで見られる!
ようやっと日本のネットフリックスで(日本語の字幕つきで)観まして、その感想を今ごろになって書いております…(^^;
Netflix の邦題は『アガサ・クリスティー トミーとタペンス―2人で探偵を―』となってますが、NHK放映時も同じなのかな?
Partners in Crime: Trailer - BBC One
最初の3話が『秘密機関』、4〜6話は『Nか Mか』。
まずは『秘密機関』全3話を観ての簡単な感想をば。
(あらすじは全くありません)
原作ファンとしては、しょっぱなから困惑してしまいました。
な、なんで最初っからトミーとタペンスが夫婦として登場するの?!(@_@)
しかも子どもまでいる設定だし…えええっ!!!
と、そこがいちばん引っかかってしまい、最後まで違和感がぬぐえませんでした。
あーあ、原作のいちばん好きな部分、トミーとタペンスのロマンスの始まる瞬間がナシにされちゃってるなんて…残念!!!
そこだけじゃなくて、いろんな設定やあらすじがいじられてるみたいで、正直、原作のおもしろさがずいぶん薄れてしまっているような気がします。
『NかMか』は読んだことあるけど内容を覚えてないお話なので、そこまで違和感はありません。
原作ファンとそうでない人では当然見方がちがうでしょうから、ドラマで初めてこの2人のお話を知った、という人が観たらどう感じるのか知りたいものです。
お話の内容とは関係ないですが、このシリーズのトミーが『ヒーローズ』のマット・パークマンに見えてしかたない(^^;
マット↓
Matt Learns His Power // Heroes Season 1
もう一度原作が読みたくなること請け合いの、BBCによる『秘密機関』でした。
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原題: Partners in Crime
Wikipedia: Partners in Crime (UK TV series)
邦題: アガサ・クリスティー トミーとタペンス―2人で探偵を―
ウィキペディア:『トミーとタペンス―2人で探偵を―』
トミー・ベレスフォード役: デイビッド・ウォリアムス(1971年生まれ)
タペンス・ベレスフォード役: ジェシカ・レイン(1982年生まれ)
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調べてみたら主役の2人、実年齢が9歳も離れてるのね…原作のイメージでは同い年くらいなんだけど。2人とも正直言って私のイメージしていたトミー&タペンスとはずいぶん違います(´▽`;) まあなんにせよ、映像化されたトミーとタペンスを観られたのは嬉しいです^^
Posted on Thursday, December 7, 2017
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北米発☆TVづくし
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あくまでも個人的な感想なんですけど、ドラマを観て原作を読むという順番だと、どちらも楽しめましたよ!
返信削除これはおそらく原作の方が面白かったので、面白さがクレシェンドしていったおかげだと思うんですよ。
でも原作の面白さを知っても、ドラマに対する印象が否定的になったりはしませんでした。
もう一度ドラマを観てみたい気もしますが、
おそらく観ても原作との違いをハッキリと認識するぐらいでまた楽しんで観れると思うんですよ。
というか逆に、原作との違いの比較も楽しめるんじゃないかって気がしますよ。
それにしてもこのドラマをブログで取り上げていただいたことに深く感謝しておりますよ。
もしもチョココさんのブログで取り上げられてなかったらNHKの放送を見のがして、トミーとタペンスのことを知ることはなかったんじゃないかと思います。
作品数の多いポワロやミスマープルに比べ、短編集を含めてわずか5作品のトミーとタペンスの一般的な知名度は上記の2シリーズの間に埋もれちゃってますからね~
面白さでは決して引けを取らないので、作品数がもう少し多かったらポワロ、ミスマープルに並ぶクリスティの代表シリーズになってたんじゃないかなあと思いますよ。
じゃとむさん、コメントありがとうございます!
削除私のブログがきっかけで見ていただけたとは…光栄の極みです。
なんせ大好きなカップルなので、広めるお手伝いができて嬉しいです^^
ポワロやミスマープルはたくさん映像化されてますので、クリスティを一回も読んだことのない人でも名前くらいは知ってると思うのですが、この2人は知名度低いですよね。
ポワロシリーズも好きですが、クリスティ作品で一番好きなのはトミー&タペンス、次がミスマープルなんです。ふつうの人が謎解きをするのが好きなのかも。
それにしても、貴重な感想を聞けてよかったです!
ドラマから先に入った人にとっては十分おもしろかったとわかってホッとしました。私が原作ファンだから違和感があっただけってことですね^^
私ももう一度原作を読んで、それからまた見直したいです。