2017年3月13日月曜日

ウォーキング・デッド シーズン7第13話 ネタバレ感想

シーズン7第12話の続き

Facebookより

The Walking Dead

Season 7 Ep. 13 "Bury Me Here"

Air date: March 12, 2017


昨日は夏時間が始まりまして、1時間ズレたためなのか、どうしても眠気に勝てず、TWDもワンス・アポン・ア・タイムも観ずに寝てしまいました(^^;

今日(月曜)観たらビックリする展開で、ところどころ巻き戻して見直してしまったほど。ひととおり観て、トーキング・デッドも観て、そのあとさらに巻き戻して見直した箇所もあります。


ここからネタバレ全開の感想





とうとうモーガンがキレて(?)「殺人マシーン」になってしまうのか?と思わせる重要なストーリーでした。


「ここに埋めてくれ」


邦題は『決壊した良心』と、モーガンの精神状態を表すようなものになっていますが(そうだとしても同意はしないけど)、原題の "Bury Me Here" は直訳すると「わたしをここに埋めてください」という意味。

リチャードが殺される覚悟で文字通り自らの墓穴を掘り、そこに残しておいた言葉がタイトルになっています。

そうとは知らぬモーガンが、ベンジャミンが殺されたあとショックのあまり一時的に錯乱状態に陥って墓穴に腰かけて手首を切ろうとしていたのが切なかった。

まるで自分のために用意された墓穴のように思ったんでしょうか。まさに「おれをここに埋めてくれ」と言いたい気持ちだったのかも。


モーガンの激変


しかし、リチャードがメロンをわざと一個かくし、誰かが殺されるように仕向けたことに気づいたモーガンは、それまでの落ち込み状態から打って変わり、怒り満タンに。

リチャード自身もまさかベンジャミンが殺されるとは思っておらず、部屋で落胆していましたが、そこに血相を変えたモーガンがやって来ます。

一言もなく怒りと悲しみに顔をゆがめるモーガンに対し、リチャードは涙ぐんで「おれが殺されると思ったんだ。次はおまえだ、とギャビンも言ってたし」と語りつつ、「でも、だれかが死ななければならなかった。このことを利用して、やつらを安心させるんだ。『わかったよ、これからは言うことを聞く』と言って信用させて、油断したすきに倒すんだ。そのときにはおまえも殺さなければいけない」。

モーガンは相変わらず無言のままながら、納得したのかしら?と思ってたら…

な、な、な、なんと!

翌日のメロン受け渡しのとき、キングダムからの貢ぎ物を受け取りに来るSaviorsグループとキングダムのみんなの目の前でリチャードに襲いかかり、素手で絞め殺してしまうΣ(゚∇゚*)!!

そしてギャヴィン(このグループのリーダー?)に、リチャードが「こう言って相手を信用させる」と言っていたのと全く同じセリフを言うんです。

一瞬、「あれ、もしかしてリチャード、やつらを信頼させるために自分を殺せってモーガンに頼んでたのかな?何か見逃した?」と思って巻き戻しちゃいましたが、そんなことはなかったみたい。

きっとモーガンは、ベンジャミンを死に至らしめたリチャードが許せなかったんですね。

その後、エゼキエルたちに「自分が死ぬつもりだったんだからいいだろう」みたいに説明してたけど、リチャードに自分を殺せと頼まれたとは言ってなかったし。(その説明のときに「ベンジャミン」と言うべきところで「ドウェイン」と言い間違えてました。死んだ息子の名前ですね。モーガンの中で、ベンジャミンがドウェインのような存在になっていたってことでしょうね)


いや〜それにしても、今回のモーガンには驚きました。

今までの「殺さない」立場から一転して、「行って、皆殺しにする」と、キャロルの家に立ち寄って別れを告げる()ときのモーガンからは殺気(と少しの狂気)がただよってました。

トーキング・デッドでモーガン役のレニー・ジェイムズが言ってたので「お別れをしに行った」とわかりました。このときキャロルに「アレキサンドリアで何が起こったか知りたいか」と尋ね、知りたいと言うキャロルにモーガンはとうとう真実を告げたんですが、以前は隠していたのになぜ?と聞かれてレニーさんがそう答えてました。「知りたいならこれが最後のチャンスだ」というわけです)

キャロルは "You can go, and not go. Please?" とすがるように言ってましたが、どういう意味だろうと思ってたら、どうやら自分の家をモーガンに明け渡してキングダムに戻ったようです。荷物をまとめてキングダムに行き、エゼキエルに「戦いの準備をしなきゃいけないから、ここに残るわよ」と当然のことみたいに言ってました。

エゼキエルも「戦わなければいけない」という言葉を肯定していたので、ベンジャミンを殺されてようやく彼もその気になったのかも。

キャロルのいた家(だと思う)に残ったモーガンはせっせと杖をけずってたけど、槍にして殺人の武器にするつもりですかね…。


ベンジャミンとギャビン


てか、ベンジャミン、いつ殺されるんだろうとハラハラしてたけど、今回とくに弟やモーガンとの心温まるシーンをちょくちょく見せてたので「そろそろ死ぬんじゃないかなあ」と半分覚悟してたら…ほんとに死んじゃった(;_;) 

しかし実は、「メロンが足りない。おまえらにはよくわからせる必要がある」みたいな話をギャビンがし出してから怖くて目をそらしてたので、銃声が鳴ったとき、だれがだれを撃ったのかわからなかったんですよね。

CMが明けたらベンジャミンが倒れてて、「えっ?!」となって思わず巻き戻し。リチャードに銃を向けてた長髪の男が「いいから撃て」と(リチャードに)言われて「わかった」と急に銃口を変えて撃った相手がベンジャミンだったのね。

翌日(リチャードが殺される前に)、ベンジャミンが死んだことを知ったギャビンが、撃った男に「一言でもしゃべったりガンくれたりしたら殺してやる。下がってろ」とすごい剣幕で怒ってたのが意外でした。

リチャードを殺したかったのに罪もない青年を殺したことに腹が立ったのか、それとももしかして、できるだけ殺人をしたくない穏健派なのか?そこらへんちょっと気になりました。


<トーキング・デッドネタ>


  • キャロルの "You can go, and not go. Please?" は、第2話でキャロル自身がエゼキエルに言われたセリフだそうです(覚えてない!)。
  • ベンジャミンの弟を演じた少年マクセン・リンツはソフィアを演じた少女マディソン・リンツの実の兄弟だそうな。




もひとつ、撮影風景の様子でおもしろかったのが、キャロルが木の上から道路標識でウォーカーたちを殺すところのリハ。


標識の先っぽにテニスボールみたいなのがついてるのが笑える(笑)。確かにそのまま突かれたら大けがしちゃうもんね(^^;

<来週の予告(トーキング・デッド内で放映)>

ロジータとサーシャがウォーカーたちを火でおびき寄せ、「今よ!」と突撃…?と言っても場所もわからないし、何をしようとしているのかいまいちわかりにくいけど、とにかく2人がなんらかの行動に出るっぽい。自殺行為じゃないといいけど。


Posted on Mon. March 13, 2017

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シーズン7・第14話に続く

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2 件のコメント:

  1. リチャードが死んだ時、一瞬ふたりが仕組んだことで実は生きてるんじゃないかと思いましたよ。
    だけど、モーガンはそういうことの出来る精神状態ではなかったですもんね。

    今回は、
    モーガンが、
    殺さないことに固執していたのには、
    命を大切にするということと同時に、
    感情で殺してしまうと歯止めが効かなくなる自分の攻撃性を目覚めさせたくなかったのでは、と推察できるようなエピソードでしたね。

    ところで本編後の予告はご覧になってませんか?
    次回が予告映像通りなら、ロジータとサーシャ、ニーガンにかなり肉薄しそうですよ。
    またショッキングなことが起こるかもしれませんねぇ~
    チョココさんとしては、跳ね上げ式の眼鏡がほしいところじゃないでしょうか。

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    1. じゃとむさん、コメントありがとうございます^^

      そうそう私もリチャード死んでないんじゃと思いました!
      でもしっかり死んでましたね…(´▽`;)

      本編後の予告は観てないんです。
      終わったとたんトーキングデッドに行っちゃって。
      ちょっとその予告もチェックしてみますね。
      ショッキングなことが起こるようだったら前もって知っておかないと…(苦笑)夫がいっしょに観てくれないので(´▽`;)
      跳ね上げ式めがね(笑)があったらいいですね、ホント!(^^;

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