3月中、HBO の人気シリーズのいくつかが無料視聴できるようになってて、ネットフリックスにはない番組をこの機会に観てみました。
手始めに、ゴールデングローブやエミー賞常連の "Veep" を「一話くらい観ておくか」くらいの軽い気持ちで観始めたら予想外におもしろかった!あっというまに5話分観ちゃいました(30分物なので5話観ても映画一本分くらいですが)。
日本でもやってるのかな〜とググってみたら、昨年11月から hulu で観られるようになったんですね。
hulu のサイトによれば、シーズン2も観られるらしい。
しかしこれ、翻訳者さんの苦労が目に見えるよう。汚い言葉満載だし、アメリカの政治や時事に通じてないと難しいだろうし(^^;
以下、5話まで観た感想。
(あらすじはないけど、うっす〜らネタバレ含むかも?)
どことなく『The Office』を思わせる作りだなあと思ったら、『The Office』同様イギリスのTV番組を元にしているんだそう。どうりで…!
ものすごくテンポよく(というかすっごいスピードで)ポンポン会話が飛んでどんどん話が進んで行くので、ときについていけないこともあるけど、その会話がとにかくおもしろいです。かなり汚い言葉の応酬もあるし、下ネタあり、エロネタありで万人におすすめはできませんが。
しかし、言葉が汚く品がない(笑)だけじゃなくて、かりにも副大統領たる人物(ジュリア・ルイス・ドレイファス演じるセリーナ・マイヤー)のスタッフの扱いがひどくてビックリ。思わず「実際に副大統領に任命される人はあんなんじゃないよね?」と心配になってしまいました(苦笑)。
もちろんコメディだし主役なんで、「ひどい人物」として描かれているわけじゃないんだけど、かんしゃくを起こしてスタッフにわめき散らすシーンでヒいてしまったんですよね…(^^;
もひとつ不思議だったのが、副大統領なのにスタッフの質が疑問な点。ゲイリーとかマイクとか、よくあんなんでそのポジションにつけたね?と。そのハチャメチャなところがおもしろいんだけどね(笑)。
また、人種差別的なコメントや「移民よりもアメリカ人を優先」発言をしたりする部分には、夫と2人して「と、トランプだ〜!」と叫んでしまった(苦笑)。
2012年に放映開始したシリーズなので、シーズン1の頃はおそらくトランプが大統領選に出馬する気配なんて全くなかったはず。シーズンが進むにつれて、トランプやヒラリーを意識した展開になるのかならないのか…そこらへんもちょっと楽しみです。
5話まで観た段階での好きなキャラは、なんと言ってもゲイリー!
どこかで見た顔だと思ったら "Arrested Development" のクレイジーなお兄さん役の人でした。別人みたいでビックリです。上手だな〜と思ってたら、やはりこの役で4年連続エミー賞にノミネートされ、うち2回は受賞してました(納得!)。
首席補佐官のエイミー役のきれいな人は『マイ・ガール』でマコーレー・カルキンの相手役の少女を演じたアンナ・クラムスキー。彼女もこの役で4年連続エミー賞にノミネートされてます。
エミーと言えば、主演のジュリア・ルイス・ドレイファスは2012年から5年連続で主演女優賞を受賞中。今年のエミーで6連覇なるか…?その答えは半年後、9月までおあずけです(って別にどっちでもいいけども)。
シーズン1は8話しかないので残すところあと3話。すぐに観終わりそうでさびしい(;_;)
シーズン2以降はアマゾンプライムで観られるんじゃないかと期待しつつ。
Posted on March 3, 2017
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北米発☆TVづくし
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