グレイズ・アナトミー シーズン19
第15話 "Mama Who Bore Me(邦題: 受け継がれる思い)"
放映日: 2023年4月13日
シーズン19・第14話の続き
今回のナレーションはマギーでした。
< マギー最後の日 >
レギュラーとしてのマギー登場、今度こそ(笑)最後でした。
前回、いい感じで終わったのでよりを戻すのかと思ったウィンストンとマギーですが…
「シカゴにいっしょに来てほしい」マギーと「ここに残ってほしい」ウィンストン、やっぱりどうがんばってもすれちがい。
ウィンストンに「エリスと同じ轍を踏まないでほしい」的なことを言われたことがそうとう気になったんでしょう、マギーはずっと「エリスと同じ=冷たいヤツ、と言われた」と思ってうじうじしていました。
が、キャスリンに「あなたは冷たいわけじゃない。やさしさとか、いい素質もたくさん受け継いでるわよ」と言われて「リチャードからね」と納得 (´ー`)
そうだった。マギーはリチャードの血も引いてるんでしたね。忘れてました😂
前回「グレイスローン最後の日」だったはずが、緊急オペが入ってフライトを延期したマギー。「今晩のフライトで発つ」という話をしているときにオペした患者が急変し、また延期するのかと思いましたが、今度はウィンストンがきっちり対応してました。
ていうかマギー、最終日なのに、まだ乳がん疑惑のある患者を診てるし(笑)。
忘れてたけど、育ての母が乳がんで亡くなったんでしたね。それもあって、「がんだった場合、私には告知はできない」と尻込みするシモーンを励まし、結果、しっかり告知ができていました。
乳がんて、女性なら本当に身近なところにある恐怖というか…私も叔母を乳がんで亡くしていますし、この患者さんに感情移入してしまいました😢
< アミリアとマギー >
カイの引っ越しでショックを受けるアミリアと、ウィンストンのことで悩むマギーの会話がおもしろかったです。
大きなチャンスを得て引っ越すカイとマギーが同じ立場で、あとに残される立場のアミリアとウィンストンが同じ。
他の人(マギーにとってのチャンス)のことならサポートできるけど、自分に関わること(カイにとってのチャンス)になると手放しで喜べない、素直にサポートできない。だからこそ、アミリアはマギーには「行きなさい」と言えても、カイには言えないのでしょうね。
< マギーとウィンストンのお別れ >
マギーは「エリスは夫と別れないことを選んで周りをみんな不幸にした。自分の心に忠実じゃなかったから。私たち、ベストを尽くしたわよね。あなたを愛してるけど、行かないといけない(仕事がだいじだから)」と話し、ウィンストンも「ぼくも愛してる、でもここに残らなければいけない」と、名残惜しげに、でもキッパリと言うのでした。
Maggie and Winston Say Goodbye - Grey's Anatomy (c) abc
えええええ、、、、
これで終わりじゃないといいのだけど、なんか終わりっぽい???
愛し合ってるのに?なんかおかしい(;_;)
< カイとアミリア >
アミリアは自分なりにベストを考えて、「ここに来ればいいのよ」と目をキラキラさせて提案しますが、これはやっちゃいけないことだったかな。カイはもう、自分でロンドン行きを決めて話を進めているんだし。
「私たち、遠距離だからうまくいってるの。あなたにはスカウトと過ごす時間も必要だし。あなた、ロンドンの話をした瞬間から、励ましもお祝いもひとこともなしだったよね。あなたは自分のことしか考えてない」とカイ。
「あなたを愛してるのは変わらないけど」と言いかけると、アミリアは「けど、っていうのは、人を見捨てる前に言う言葉よね」と悲しそうに言って、最後まで言わせず去っていくのでした。
Kai Tells Amelia Why They Have to Go - Grey's Anatomy (c) abc
これでこちらもお別れ…?
せっかくの機会の到来を喜んでもらえなかったら萎えるのはわかる。
ただ、もっと話すタイミングがあったのでは、とも思います。ひとりで決めて決断して、すべて決まってからの事後報告、じゃ、ショック受けますよそりゃ。
カイの言葉、そっくりそのままカイにも当てはまるのかも…カイも自分のことしか考えてない(苦笑)。
アミリア、次だ次!
いったいいつ、彼女にしあわせが訪れるの…😭
< さよなら、マギー >
最後に、バーミツバのパーティを横目に去っていくマギー。
エレベータに乗り込むと、中には手術着のエリスと育ての母親が(!)。
マギー自身のナレーションがかぶって、じわっときました( ; ; )
"... who we are is not determined just by what we inherit, but by what we choose to do with it." (アバウト訳: 受け継いだものだけではなく、それで何をするかの選択によって、私たちが何者であるかを決める)
エリスからは才能とものごとをやり遂げる意志の強さ、リチャードからは優しさと愛を受け継ぎ、育ての母親からも良いものを受け継いでいるにちがいないマギー。これからも、賢い選択をし続けていこう、そんな決意がみられる去り方でした。
今回、タイトルを「さよならの回」としましたが、マギー中心で考えるなら「出発の回」でもよかったかな、とも思います。カイとアミリアも「さよなら」かもしれないなと思うのでこのままにしておきますが。
< その他 >
・ミランダの危機・その後:
病院のデイケアも危ないからプルーを入れるのはやめて、インターンに子守りを押し付けてましたけど、そんなのアリ?そもそも、子どもの扱い知ってるのかどうか怪しいインターンにだいじなプルーをあずけちゃっていいの?(´▽`;)
・ルナの耳の件:
早産で生まれた赤ちゃんには合併症がありがちだそうで、ルナも例にもれず。進行性の難聴だと告げられて、ジョーは大ショック。リンクは必死でなぐさめ励まそうとしますが、ジョーは陽気にふるまおうとするリンクについていけず、暗い表情で去って行きました。
・シュミット:
前回も登場の患者、グレイソンがバーミツバ(ユダヤ教の成人式のようなお祝い行事)をできず悲しんでいるのを知ったシュミットは、病院でバーミツバをやろうと言い出し、実行。
急な話のはずなのに、パーティまでセッティングしてるし、グレイソンの友だち(好きな子)まで来てるし😂 準備が早すぎてすごい。
また、グレイソンの扱いを見ていたリチャードに「小児科のフェロシップを検討したらどうだ。きみにあってるんじゃないか」とアドバイスをもらってました。
シーズン19・第16話につづく
※ブロガーだとコメントしにくい方のために、アメブロにコメント用記事をもうけています。ここにコメントが残せない方は、よろしければそちらにどうぞ。
*シーズン19のコメント用アメブロ記事はこちら*
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