なにかと話題に上がっていた『バービー』見てきました。
平日の昼間でしたが、半分近く埋まってたかな…こちらでは7月21日の公開だったので、すでに3週間近く経っているのに。私たちのように、空くのを待っていた人たちかな。
私たちのすぐ近くに小学校低学年くらいの女の子がふたり、とてもおとなしく、行儀よく見ていたので感心しちゃいました。もちろん笑う場面ではみんな笑ってたけど、スマホ画面がチラチラするとか、騒ぎ立てる人とかいなくて気持ちよく見られました(*´▽`*)
全体的にはおもしろかったけど、正直、映画館でなくてもよかったかな…映画館、大好きなんですがね。
さて、以下はややネタバレを含むのでご注意を。
マーゴ・ロビーがバービー、ライアン・ゴスリングがケン役で映画になると聞いたとき、最初は正直「はあ?!なんで??しかも、このふたりじゃちょっと、歳とりすぎてない?(失礼)」と思ってしまった私。
が、ティーザー↓を見て「あ、そういうことか。パロディなのね😂 おもしろそう!絶対見る!!」とコロッと意見が変わったんですが…
Barbie | Teaser Trailer (c) Warner Bros. Pictures
↑これだけでも、映画みると「ティーザー見なきゃよかった」って思ったし、
予告編↓なんて、見なくてよかった!と思うほどネタバレだらけなんですよね。
映画『バービー』日本版本予告 (c) ワーナーブラザース
なので、ネタバレ気にする人は予告を見ないことをおすすめします(´▽`;)
さて、映画について。
※細かいあらすじはないです
私は日本で育って、バービーどころかリカちゃん人形でさえ、とくに興味なかった人間です。リカちゃんは持っていたけど、人形よりリカちゃんのおうちとか、ミニチュアの家具や食器などの方が欲しかった…買ってもらえなかったけど。
そんなわけでバービー人形についてはほとんど知識がなく、アメリカ・カナダに住んだり、映画やドラマに登場するから知ってる、程度の状態で見ました。
それでもじゅうぶん楽しめることは楽しめるけど、バービーで遊んで育ったような人だったら、もっと楽しかったろうなって思います。
予備知識がなくても楽しめる(笑える)場面たっぷりなのはよかったです。
ただ、単なるコメディってわけでもないので、そこは好き嫌い分かれるかもしれません。
個人的にちょっとムッとしたのは、ケンが現実世界から戻ってバービーランドを家父長制にした結果、バービーたちが突然、ケンたちに仕えるメイドみたいになってしまったところ。
まあそこはたぶん、コメディだし誇張した描写になったんでしょうけど、やっぱりいい気分はしなかったです。
アメリカ・フェレーラ演じるグローリア(バービーを生み出したおもちゃ会社マテルの社員)がバーっと女性の苦難を語るシーンはスッキリしました😊
ケン軍団の場面は、『サタデー・ナイト・ライブ』のスキット(この動画とか)を見てるような印象を受けました。とくに、みんなで踊るシーンでは、ライアン・ゴスリングやシム・リウが笑いをこらえてるように見えるときもあったし(笑)。
ひとつ物足りなかったのは、バービーって一応、ありとあらゆる人種や職業を網羅してるという認識だったのに、アジア系バービーがほとんどフィーチャーされてなかった点。やっぱり白人・黒人がメインなのよね。アジア系代表として(?)シム・リウがいるものの、彼はバービーではなくケンだし。
また、ゲイのバービーも見当たらず。ゲイと公表しているケイト・マッキノンと、トランス女性俳優のハリ・ネフがいますが、それは俳優本人の話で、バービー自身がゲイだとかトランスだとかという話は一切ありませんでした。
でも、マーゴはとにかく可愛くてバービーそのもの。ケン軍団も笑えるし、楽しい映画にはまちがいないです。
余談ですが、家に帰ってもしばらくずっとこの歌を口ずさんでおりましたよ…
Aqua - Barbie Girl (Official Music Video)
じつは最後に、ツイッター(X)上で炎上した話を書いたのですが、映画の感想の記事に書いてしまうと、あとで読み返したときに気分の悪い話を思い出してしまうなあと思い、別記事にしました→こちら
知らない方は知らないまま、映画を純粋に楽しんでほしいので、映画をみるまではスルーすることをおすすめします。見る予定のない方、すでに騒動をご存じの方は遠慮なくご覧ください。
*追記*
8月16日、感想もうひとつ書きました→こちら
2023年8月10日(木)
真夜中の12時半過ぎ。というか、1時に近い(´▽`;)
0 件のコメント:
コメントを投稿
匿名希望の方でも、「コメントの投稿者として表示する ID」の横のドロップダウンリストから「名前/URL」を選び、名前(仮名でOK)を書いていただけると返信しやすいです。URLは空白でも投稿できます。