2021年5月1日土曜日

Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga ネタバレ含む感想

アカデミー賞授賞式が4月25日(日)にありました。その話も書きたいっちゃ書きたいけど、それよりもそれをきっかけに、どハマりしたこの映画の話をまずは書きたいのです。

そもそも、この曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされたことがきっかけ↓


Husavik - My Home Town (Official Video)


『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語(原題 "Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga")』に出てくる歌なんですが、このクリップがちょろっと流れたとき「えっ?!これ、レイチェル・マクアダムスだよね?」と、彼女が歌ってる姿に驚いて巻き戻して見直してしまいました😂

同時に夫も「今のウィル・フェレルだったんじゃないか?」と吹き出してしまい、いっしょに画面にクギ付け(笑)。

そして、やっぱりレイチェル&ウィルだったことを確認して、

「なにこれーーー!!!知らない!!!こんな映画あったの?」と大興奮🤣

さっそく夫がYouTubeで検索してみると、動画に "Netflix" ってあるし、これすぐ見られるやつじゃん!

ってなわけで、授賞式が終わったあと、今観る!と主張して😂観ました。

(西海岸では授賞式が終わったのは夜8時半ごろ。まだまだ時間はある!)

そしたら…

もともとウィル・フェレルってどちらか言うと好きじゃない(夫は嫌ってる)んだけど、このおバカかげん、そして素晴らしい歌の数々(ボーカル自体は最高級なんだけど笑える)に、ズボッとハマってしまいました。

関連動画も見まくり、毎日毎日、仕事しながらサントラ聴いてるしまつ。😂

頭の中を常に ♪ヤーヤー!ディンドン♪とか ♪ダボートラボー♪ とか、いろいろ流れてます🤣

(どうでもいいけど、上にのせたアカデミー候補の曲、「マジック・マイク」って歌ってるように聴こえる箇所が!歌詞を見たら「マジック・ナイツ」だった😂)


というわけで、まじめにミュージカル好きな人、ふざけすぎの映画がダメな人にはおすすめしませんが、おバカ映画で思いっきり笑いたい人には絶賛おすすめです。

いろいろ突っ込みどころもありすぎるほどありますが、そんなのスルーしてもいいほどおもしろい!


以下、うっすらネタバレ含みます。



私にとって唯一ダメだったのは、ウィル・フェレル(現在53歳)とレイチェル・マクアダムス(現在42歳)のペアリングでした。ただの歌のコンビにしておけばよかったのになあ。

ウィルは金髪のカツラをかぶってほんのちょっぴり若作り?してるけど、どう見ても40代以上。レイチェルは40代とは思えない若々しさ&かわいらしさで、20代のころの美貌を保ってますから…。

(ちなみに、公開は2020年ですが撮影自体は2019年、パンデミックの前に済んでいたらしい)

それにしても、こんなおもしろい映画、1年も前に公開(ネットフリックス上で)されてたのに、なぜ全く知らなかったんだろう?!

デミ・ロバートのキャッチーな歌も聴いたことなかったし、レイチェル・マクアダムス、ダン・スティーブンス、ピアース・ブロスナンと、そこそこ名の知れた俳優がそろってるわりに話題にならなかったような。私が知らずにいただけかしら。

私はとくに、出てるの知らなかったダン・スティーブンスが登場したときはめちゃ嬉しかったです!でもって、キャラが…キャラが…🤣めちゃくちゃウケる😂


※動画ふくめ、ここから先はネタバレ満載なので注意↓


The Best of Dan Stevens as Alexander | Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga


三つ編みシーンと、ゲイなの?とズバリ聞かれて「まさか!ぼくはロシア人だよ。ロシア人にゲイはいない」って答えるところとか🤣🤣🤣最高すぎます😂

(同時に現実に引き戻されて切ない😥 ロシアではゲイであることを公表できないんだもんね…)

この動画に「ハリウッド映画で最もポジティブなロシア人の描かれ方だね」というコメントがついてたのにも笑いました。確かに、ハリウッド映画やドラマに出てくるロシア人て、悪役である場合が多い(苦笑)。


※なお、ウィル・フェレルは自分で歌ってるけど、レイチェルとダンの歌パートはスウェーデン人歌手がそれぞれあてています


さて、基本はおバカコメディだけど、じーんときて涙してしまった部分も。

オスカー候補の曲の「故郷がいちばんいい」という意味の歌詞を歌う箇所で、うるっとしてしまったんですよね。これは地元を離れている身にはなおさらしみる部分なのかもしれません。


以上でネタバレは終わりです。


ここからはお話とは関係ない余談。


エンドクレジットで、俳優さんの名前のよこに出身国の国旗がくっついていたのがよかった!

もちろんウィル・フェレルはアメリカ🇺🇸ですが、レイチェルはカナダ人なので、カナダ国旗🇨🇦 出るよね?!と期待してたら、もちろん出ました!出た瞬間、夫とふたりで「いえ〜い!カナダーーー!!!」と大興奮🤣

そしてピアース・ブロスナンの名前のよこに見慣れない旗→🇮🇪

なんだろうと調べてみたら、アイルランドでした!

それにしてはアイルランド独特のなまりがない?と思ったら、11歳でイギリスに移ったのね(そのへんの事情を含め、彼の人生について、思わずウィキで読み込んでしまいました)。

人によるだろうけど、そのくらいの年齢だとなまりがなくなってしまうのかも?

たとえば、私の元ルームメイトはアメリカ人だけどニュージーランドで育ち、中学生のときアメリカに戻ったため、今も明らかにNZなまりのある英語を話します。

また、ピアース少年がアイルランドからイギリスに移った60年代と言えば、紛争があった時代じゃないの?と、またしてもウィキってみたら、北アイルランド紛争が始まったのが1966年らしく、ピアース少年の引越しが1964年なのですごく微妙な時期だったんですね…。

学校で「アイリッシュ」なんてアダ名までついてたんだし、いじめの対象になっただろうなあと想像してしまいます。

…キャストの名前のよこについた国旗から、ここまでウィキ読みまくってしまって感想をアップするのが遅れました😂(いろいろ調べず一気に書いておしまい!にしないと、いつまでたっても終わらない😅)


2021年5月1日(土)お昼の12時半近く。
日本はゴールデンウィーク中ですね!

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