2019年12月30日月曜日

『この世界の片隅に』ドラマ版の感想

『マンダロリアン』の感想の途中ですが、帰省中に日本でダウンロードしてきたドラマ『この世界の片隅に』を3日くらいで一気見したので、そちらを先に。

アマゾンプライムやネットフリックスの、日本でしか観られない作品を観たり、ダウンロードしたりしてくることが帰省の楽しみのひとつなんですよねえ。

(いつまで観られるかわからないので、急いで全9話観たんですが、期限はどのくらいあるんだろうか…)

ともかく、アニメ映画も原作も大好きな『この世界の片隅に』のドラマ版があるなんて知らなかったので、大喜び!

(アニメの感想は映画ブログに書いてます→この世界の片隅に

今調べたら2011年に日本テレビが2時間半の枠で最初にドラマ化してて、さらについ先日、12月20日に40分追加されたバージョン『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開されたと知って地団駄ふんでおります。

日本にいたのにーーーー!!!
知らなかった…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ワアアアン!!!

それはともかく、これは2018年のTBS版のドラマの感想です。

ストーリーはほぼ原作のとおり(セリフまで同じことも多く、思わず原作本をときどき確認してしまった)なので、キャスティングの感想がおもです。



(↑画像をクリックするとアマゾンのページに飛びます)


すず役の松本穂香という女優さん、どこかで見た顔だと思ったら、朝ドラ『ひよっこ』に出てた人ですね!『ひよっこ』でもボーーッとしたドジっ子の役だったのが印象深かったですが、すずもぼーっとしたキャラなんですよね。

昭和な雰囲気のしない、ちょっと現代的な顔立ちですけど、キャラ的にすず役は合ってると思いました。

違和感があったのは周作役の松坂桃季さんのほう。
高校生くらいに見えるすずの4つ上にはとうてい見えないし(´▽`;)

もうちょい若い人がよかったかな〜。

それに、周作のお母さん役の伊藤蘭、周作よりすずに似てるんだよね(笑)。

また、すずの母親役の仙道敦子は松本穂香には全く似てないけど、すずの妹役の久保田紗友という女優さんには似ていますね。

似てるとか似てないとか、俳優さん選びにどこまで影響あるのかわからないけど。

ところで、仙道敦子っていくつなんだろうとウィキってみて知りましたが、彼女、この作品で25年ぶりの連続ドラマ出演なんだそう。びっくり!今もとってもきれいだし、演技には感激させられました。

また、原作にはない、隣人のサチコ役の人(彼女も『ひよっこ』に出てた)がとってもいい味出してました。

全体的に、演技達者な人たちが集まってるなあと感じましたが、なかでも心をゆさぶるシーンを見せてくれたのが仙道さん、そして周作の姉役の尾野真千子さん。



*以下、お話を知らない方はネタバレ注意*



もう展開を知っていて観ていても、ラスト近く、子どもが亡くなるあたりからはもう涙、涙…。母親の悲しみが手に取るように伝わって来て切なかったです(;_;)

あと、広島で母親を亡くした幼い子どもが、右手のないすずに「おかあちゃん。」と呼びかけるシーンでも涙。

そのときの子ども、節子が成長して、おばあちゃんになって出会った若い女性(榮倉奈々)とのエピソードがときどき出てくるのが不思議でしたが(原作は節子を呉に連れ帰るところで終わり)あのときのみなしごがちゃんと育って現代に生きる姿を見せてくれたのはやっぱりよかったのかなと思います。

終戦時に3つくらい?だとしたら、今は70代後半。
じゅうぶんあり得る話ですよね。もちろんフィクションだけど。

最後に出て来た後ろ姿のおばあちゃんは、まさかすず…?
終戦のころ20歳くらい?だったんだから、すずだとしたら93歳くらいですね。

そのあたり、原作者の確認はとっているのかな?とは思いましたが、全体的に原作に忠実な部分が多かったので、とってもよかったです。

ダウンロード消さずにいたら、期限なくいつまでも観られるんだったらいいなあ。

2019年12月30日(月)
今年もあと2日になってしまいました。
マンダロリアン年内に書き終えるのは無理かなー。
ていうか時差ボケが治りません…(´▽`;)

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