2017年6月4日日曜日

ZOO シーズン2最終話まで一気見

シーズン1を3話観てからしばらく放置してた "ZOO(邦題『ノンストップ・スリラー「暴走地区-ZOO-」』" 、今月シーズン3が始まる前にと、駆け足でシーズン2最終話まで観ました。

画像はFacebookより

じつはだんだん強引な展開が目立ち始めてちょっぴり飽きてしまい(苦笑)、よそごとしながらの「ながら見」が多かったので、きっちりとは理解できてないのですが&数日で20話以上観てしまったので詳細は忘れてしまってると思いますが(ていうかすでにS1の記憶が薄れてます…)、一気見しての感想を簡単に書き留めておきます。そのあとベイツ・モーテルの感想に戻ります。


以下、ネタバレ注意
(細かいあらすじはありません)




シーズン1・3話までの感想はこちら↓
Zoo シーズン1・3話までの感想(ネタバレなし)

↑にも書いたとおり、出てくる動物たちのリアル度はシリーズ全体を通してすごかった!シーズン2に出てくるセイバートゥース(サーベルタイガーと言うらしい)だけはかなりCG感満載だったけど、それ以外はあまりにリアルで怖くて目を背けてしまった場面もあったほど。

また、シーズン1で中心人物のひとりだったクロエがシーズン2中盤(5話)で死んでしまったのにはビックリ!Σ(゚∇゚*)!!

シーズン3の撮影にジャクソンがいたんだから、少なくとも彼がシーズン2で死ぬことはないとしても、そのほかのキャラはいくらレギュラーキャストであっても安心できないのね…と思うと、危険な目に遭うたびにビクビクするようになってしまいました(´▽`;)

実際、けっこう次々とレギュラー陣が死んでいくシーズン2でした。


お話は、ようするに悪の大企業レイデン対ジャクソンたちチームの戦い(+ミュータント化した動物たちの襲撃)が軸にあって、レイデンが変異した動物を全滅させる薬をまくのを阻止するためにもジャクソンたちは動物たちを元に戻す薬の開発を急ぐんだが…

その研究・開発の過程がさっぱり理解できなかった(´▽`;)

ミッチがジャクソンに薬を与え、封じ込めていた子どもの頃の記憶をよみがえらせたりするのもなんか怪しかったし、わりとあっさり「キュア」ができちゃうし…

でもジャクソンだけじゃキュアの生成がおっつかないってことで、父親が自らを犠牲にして手伝って死んじゃうのも頭が追いつかなかった(´▽`;) (ジャクソンみたいに「ゴースト・ジーン(幽霊遺伝子)」を持つおばあちゃんがいたんじゃなかったっけ、彼女はどうなったの?(^-^;)

シーズン2の最後の方に出てきた「シェパーズ」の存在も謎すぎる。デイビースを殺したマンスデールって、最初からシェパーズのメンバーだったの?最初からシェパーズのスパイとしてデイビースの配下に潜り込んでいたってこと?だとしても、なんでジャクソンたちが彼をあっさり受け入れたのかも理解できなかった。

裏切り者のローガンを(ジェイミーなんて一度は彼を殺そうとしたのに)飛行機に乗せちゃうのも意味不明だったし(ローガンと言えば、ウルヴァリンみたいな名前だなと思ってたら、実際ウルヴァリンになりたかったらつけた偽名だったのが笑えた!)。

こんな感じで、謎が多すぎて、「私、なんか見逃した?」感満載。でもめんどくて見直す気がしません(´▽`;)


ほかにも、なんでジャクソンたちの乗ってる飛行機はえんえんと給油なしで飛べるのかとか、えらくだだっ広い機内だなあとか、食べ物やお酒が底を尽きることないみたいなのが不思議だとか、細かいこと言い出したらキリがないけど、ドラマなんだしとあえて見て見ぬフリ(笑)してのに、荒らされた機内を見てミッチ本人がポロリと言うセリフにウケました。

「大丈夫だ、知らないうちに魔法のようにキレイになってるんだから」

確かに…!(笑)だれも掃除したりお皿を洗ったりする様子がないのにいつもキレイだもんね(笑)。

ちらっと斜め読みしたシーズン2・第12&13話のレビューが笑えるのでリンク貼っておきます: "Pangaea" and "Clementine" - Zoo S02E12/13 Review
英語ですが…私の気持ちを代弁するような部分がいくつかあるし、書き方がおもしろくって、こんなレビューが書けるようになりたいと思ってしまった。


<おもな登場人物>


ジャクソン・オズ: 
→子どもの頃父親に植え付けられたゴースト・ジーンのせいで変異しつつあったが、ミッチが開発したキュアのおかげでけろりと治ったっぽい。母親も同じ経緯をたどり、完全に変異して凶暴になったためジャクソン自ら射殺したのが切なかった。

ジェイミー・キャンベル: 
→彼女のキャラがシリーズ通して最も冒険・成長したかも。レイデンとグルになっていた腐れ捜査官を殺しちゃったり、チームとはぐれたったひとりで森の中を通って街に出ようとしたり、そのとき知り合って信頼を置くようになったローガンが実は裏切り者だったことを知って飛行機から突き落としたり…(死ななかったけど)。見かけによらずタフ!

エイブラハム・ケニアッタ: 
→「優しい巨人」そのもののエイブにも暗い過去があったことが判明。その昔、ジャクソンの母親にゴースト・ジーンを注射したのは「200ドルあげるから」とジャクソンの父親に頼まれたエイブだった…!

クロエ・トゥシニョン: 
→妹が目の前で拷問されても口を割らない彼女もそうとうタフだ(結局しゃべったけど)が、最期はあっけなかった…。毒ガスにやられたあといったんは蘇生するものの、それも一瞬のこと。ただ、その一瞬のあいだに「ジェイミーはキャラケットにいる」と言い残すことができたため、ジェイミー救出につながるんだからあっぱれ。死の間際に自分のことや泣き言を言うのではなく、仲間のことを第一に考えるクロエ、惜しい人材をなくしました。

ミッチ・モーガン: 
→シーズン2の最終話で変異した狼みたいなのに攻撃されてたので、死んだんだと思ってたけど、実はそうでもないっぽい。娘を助けたいがためにシーズン1ではチームを裏切る瞬間もあったほどの娘思いなので、ぜひ生きて娘との再会を果たしてほしいです。ちなみにその娘クレメンタイン役はかわいらしい少女が演じてましたが、S2最終話では成長した女性(別の女優さん)になってました。

ダリエラ・マーザン(S2から登場):
→タフな女兵士でヒスパニック系というところが『ロスト』のアナ・ルシアを思い出してしまう。エイブと恋仲になり、妊娠した彼女は動物たちの標的となるが、ぶじ生き抜いて出産したらしく、シーズン2の最終話では成長した息子の(小学校の?)卒業式にエイブといっしょに出ているのがほほえましい。

ちなみにシーズン2の最後に結局ばらまかれてしまった毒ガスは、動物を治したり殺したりすることなく、人間が子孫を残せなくさせてしまうものでした。ダリエラとエイブの子どもを含む最後の子どもたちが卒業したため、この学校は閉校に。

ロバート・オズ
ジャクソンの父親。死んだはずだったのに実は生きていたこと、ジャクソンの記憶の中では息子を憎んでいた感じだったのに実は真逆だったことなど、意外な設定だらけ。レイデンの使った毒ガスはロバートが開発したものだったんだけど、なんで人間が子孫を残せなくさせるのが「家族のため」なのかわからないなあ…。(自分のしたことはすべて家族のためだと言ってた)今や本当に亡き人になってしまったので、彼の真意を聞くことはできないのが残念。

デイビース(S2から登場):
レイデンの手先とも言える軍人で、ノア計画(毒ガスで動物たちを一掃したあと、健康な動物のDNAを使ってあらたに動物を繁殖させる)のためのDNAをジェイミーたちに破壊され、計画の中止の指令を出そうとしてマンスデールに殺される。一度エイブに殺されかかったときはいったん心肺停止した状態から蘇生したけど、最後はあっさり死にました(^-^;


<シーズン1・2のゲストキャラ>


ロニー・ブラニガン(シーズン1・8話〜11話):
ザンダー・バークレー(最近では『ウォーキング・デッド』のグレゴリー役で知られてますね)が出てきて喜んだのもつかの間、あっというまに殺されてしまったのがあっけなさすぎ(´▽`;)

カーティス(シーズン2・第5話):
ヒロ・カナガワという、必ずと言っていいほど、バンクーバー撮影のドラマに出てくる日系の俳優さんが出てきて、「出たあ!!」と叫んじゃった(彼についてはこちらにも書いてます→『ベイツ・モーテル』シーズン1第6話以降のキャストと感想)。1話だけの登場、しかも悪役ですがメモ。

グウェン(シーズン2・第5話):
演じるレベッカ・フィールド、見覚えのある顔だと思ったら『グレイズ・アナトミー』シーズン10で患者の母親役として数話に出演してた人でした。この人も1話だけの登場。ジェイミーとローガンがたどり着いたキャラケットの街を牛耳る女ボスみたいな役柄で、「投票」で動物たちに差し出す人身御供をジェイミーに指名。ジェイミーはフェンスを爆破してスクールバス(?)に逃げ込み(タフ!)「入れて」と懇願するグウェンを突っぱねて動物に攻撃させ、グウェン死亡。ジェイミー強し!(^-^;






<撮影地について(余談)>


シーズン2から撮影地がバンクーバーに移り、ところどころ「カナダ」の設定が出てきて笑えました。ジェイミーがチームとはぐれておじいちゃんに看病されてたのもカナダ東海岸のニューブランズウィックという州だし、まさにバンクーバー!という設定もあったし。バンクーバーだけはホントにバンクーバーで撮影してるよね、って(笑)。

バンクーバーのシーンの中で、私が去年まで住んでいたところのすぐ近くが出てきて「これ、引越し前に撮影したってことだよなあ〜、全然知らなかった!」と残念に思ったり(笑)。その場所はCWのスーパーヒーロー系ドラマでも使われてたり、私自身エキストラのバイトをした『マイノリティ・リポート』も同じ建物(の中の同じ場所)での撮影でした。

内観はともかく外観はとても特徴のある建物なので、だれも「また同じ建物だ!」と気づいたりしないのかな?といつも思います(笑)。


<シーズン3の予告編>


今月始まるシーズン3の予告編ですが↓これ見てもさっぱりわからないね…


ただ、どうやらホルマリン漬け(じゃないと思うけど、そう見える)になってる男はミッチっぽいので、やっぱ生きてるらしいことだけはわかりました。

てかFacebookのカバーフォトにミッチしっかりいるってことは、まだまだ活躍が期待できそうです!(ダリエラがいないってことは、すぐ死ぬのかな?それともあまり出番がないってことなのかしら?)

と言っても正直どのキャラにもあまり感情移入できなかったりするんですが…強いて言えば少女時代のクレメンタインが好きでした。シーズン3では大人になったクレメンタインしか出ないと思うのでちょっぴり残念な反面、彼女がどのような活躍をするのか期待もしています。

Posted on Sunday, June 4, 2017

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