2017年6月18日日曜日

Bates Motel シーズン5・第6話あらすじと感想「ノーマン」の殺人

『ベイツ・モーテル』最終シーズンの10話までのあらすじ&感想、5話以降は観ながら走り書きしたメモをもとに、薄れゆく記憶を掘り起こしつつ書いてますが、6話は最もアイコニックなシーンもあることだし、もう一度観ました。


シーズン5・第5話からの続き。

画像はFacebookより


以下、ネタバレ。
※一部、映画『サイコ』のネタバレも含みます



シーズン5第6話 "Marion" aired on Mar. 27, 2017


まとめビデオ↓5分以下でベイツ・モーテル



6話もおもしろかった!ある意味ファンはこのエピソードを長年待ち続けていたと言っても過言ではないかも。あの有名な『サイコ』のシャワーシーン(YouTubeで観られます→ここ)が出てくるのです。


感想もちょろちょろ入ったあらすじ


マリオン(リアナ)はベイツ・モーテルにチェックイン。

ノーマンはおなかをすかせたマリオンのためサンドウィッチを作り、モーテルのオフィスでマリオンがサンドウィッチ食べるところとかはおそらく映画のままの筋書き(細部は違うけど)、シャワーシーンも同様。


い、いよいよあの伝説のシーンが…!


とドキドキしながら身構えていると、

「Screw it!(えいくそ!みたいなスラング)」とつぶやくと、殺される前(笑)にマリオンはシャワーから出てしまう(あれっ?!)。

※映画『サイコ』ではマリオンがシャワーを浴びているところに(女装した)ノーマンがやって来てナイフでメタ突きにする

胸元が大きくひらいてて挑発的な姿のまま、マリオンはオフィスに戻り「宿泊客の名簿を見せてほしい。サム・ルーミスというのが私の彼なんだけど、電話に出ないから心配。彼の住所が知りたいの」とノーマンに頼み込む。

ノーマンはサムに妻がいることを告げるが、信じないマリオンは教えてもらった住所を頼りにサムの自宅に行き、ノーマンの言葉が真実だと知る。

ショックのあまり腹を立てたマリオンはサムの車をボコボコにΣ(゚∇゚*)!!

こ、このマリオン、強っっっ!!!





一方、エマはディランにノーマの死を告げていた。驚き悲しむディランはノーマンに電話し、「なぜ知らせてくれなかったんだ」と怒る。

「ノーマは自殺したんだ」と説明しながら感情的になるノーマンは、電話を切ったあとふと我に返り、「ぼくはどんどん頭がおかしくなっていく…」とつぶやく。

そのあと現れたノーマ(のまぼろし)に対し、「母さんのフリをするな、母さんじゃないってわかってる。ぼくが作り出したんだ」と言い張るノーマンの一連のシーン、最初の部分はちょっと笑える↓ けど切ない…。


↑目の前にいる母親は「本物ではない」と、目を閉じて見ようとしないノーマンの目をノーマがこじ開けようとするのがウケるけど、これって全部一人芝居なんだよね…と思うと切ない(;_;)


モーテルに戻ったマリオンは荷物をまとめて出て行こうとするが、そこにノーマンが訪れ、傷心のマリオンはノーマンに寄りかかり、ふたりは抱きしめ合う。

そのときノーマンは勇気をふるってマリオンを突き放し、「早く出て行け!」と追い出す。このままだと母親が出てきてリアナを殺してしまうとわかったらしい。




そのあとノーマが出てきてノーマンをなじり、とうとう自分がノーマンの作り出したものであることを認める。

子どものころ、父親がノーマを虐待するのを見るに耐えられなかったノーマンが作り出した "ノーマ" は、ノーマンが怖い思いや悪い感情を持たずにすむように、ずっと守って来たのだと言う。

しかし、「今はその感情を感じる必要があるわ。今のあなたはもう子どもじゃないから、子どものころ父親にしてやりたかったこと(=母親を守るため父親を殺す)ができるでしょ」とノーマンをうながすノーマ。

つまり、サムのような男(モーテルにやって来てマリオンを待っていた)は父親と同じで、マリオンやノーマのような女性をゴミのように扱う悪いヤツだから殺すべきだというわけだ。

このときのBGMが… ロイ・オービソンのCrying!


1987年の k.d. ラングとのデュエット版↑ 
殺人の場面に使われるのがちょっぴり複雑ながらも、大好きな曲だしこの場面にピッタリ!これを選んだ人を表彰したい気分です(笑)


今度こそブラックアウトせず、「ノーマ」ではなく「ノーマン」として、映画のとおりシャワー中のサムを殺したノーマンが、最後にこのひとことをつぶやくところで6話は終わり。

"Oh mother, what have I done?"
(おお母さん、ぼくはいったい何をしてしまったんだろう)

実際にはノーマンはこれまでに何人もの人間を殺してきたわけだけど、すべてブラックアウト中(ほぼすべて「ノーマ」としての殺人)か事故によるものであって、「ノーマン」本人が自覚をもって人を殺したのはこれが初めてだったはず。

ノーマンの殺人シーン集↓


だからこそ「いったい何をしてしまったんだろう」というセリフが出てきたのかなと思います。


< 感想 >


映画ではマリオンがシャワー中に殺される、というシーンが、サムに置き換わってるのがちょっと笑えてしまうけど、ラストはかなり鬼気迫るシーンでした。

映画のシーンを見直すと(上にも貼ってますが→ここで見られます)、バスタブから身を乗り出して目を見開いた顔がクローズアップされるのも映画と同じ(でも死んだのが男性ってとこが、なんだかちょっぴり笑えるのです)。

エピソードタイトルが『マリオン』だし、おそらく私を含むだれもが「マリオンが殺される」と予測していたと思うのですが、予測を裏切る形でこういう流れになったのは、肩すかしを食らうというよりは「なんと賢いやり方なんだ!」と感心してしまいました。

映画のまんまにしてしまっていたら、ある意味つまらなかったと思うんですよね…。

オリジナルのファンの中には不満を持つ人もいるかもしれませんが、私はオリジナルを観たのがこのドラマのファンになったあとなので(というかドラマを知らなかったら映画を観てない)不満はぜんぜんないです。

「このドラマは『サイコ』の前日譚のはずだ」という目で観たら納得いかない部分でしょうが、私は「これは『サイコ』とは別の物語」と割り切ることにしました。

あるドラマのように時間をさかのぼって過去の事件をいじって「フラッシュ・ポイント」ができたため、もとのタイムラインとは別のタイムラインができた、みたいな感覚でしょうか。

それはともかく、この先まだもう少しお話は続きます。

シーズン5・第7話に続く。


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Posted on Saturday, June 17, 2017

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