Grey's Anatomy
S12E22 "Mama Tried"
Air date: May 5, 2016
ため込んだ録画を一気見してて、このエピソードは涙が出るほど感動するシーンがあったので(感想記事は14話で止まってますけど)22話の感想を一足先にメモ〜。15〜21話の感想もいずれ書きます(^^; …たぶん。
★以下、ネタバレ★
※一回観ただけで書いてるので細かい部分に間違いがあるかも
「ママはがんばった」とでも訳せるエピソードタイトルのとおり、今回はアリゾナとキャリーの親権争いについてのお話でした。
この裁判、生母であるキャリーが断然有利なんじゃないの?と思ってましたが、興味深かったのが、メレディスのナレーション。
「聖書にこんな話がある」と、2人の女がひとりの子どもをめぐって「私が母親だ」と争い、ソロモン王が「じゃあ子どもをふたつに切り分ければよい」と提案したという話をキャリーとアリゾナの言い争いにかぶせるんです。
この聖書の話というのは旧約聖書の列王記上という本の3章に出てくるものなんですよね。別途、引用したいと思っています。
聖書の話を知らなくても「自分が母親だと主張する2人の女が子どもの手をひっぱる」大岡裁きの話をご存じの方は多いのではないでしょうか。あの話の顛末を知っていれば、この先どうなるかなんとなく読めてしまうかもしれません。
なんと産みの親ではないアリゾナが親権を勝ち取ってしまうんですが、おそらくその決め手となったのがソロモンや大岡裁きの話に似て「手を放した」ことにあるんですよね。
その「手放す」シーンにとても感動して涙してしまいました。
自分が駆けつけなければ赤ちゃんが死んでしまうかもしれない、というメッセージを証人席で受け取ったアリゾナは、どうしようもないジレンマと一瞬戦ったあげく、「自分がソフィアの親権を取れなかったとしてもキャリーがソフィアをちゃんと世話してくれることはわかってる。この赤ちゃんは私がいないと死んでしまう」と言って、涙ながらに裁判の席を立ち、病院へ駆けつけるんです。
あの瞬間、アリゾナは親権をあきらめたと言ってもいいでしょう。
あきらめた親権が自分の手に転がり込んできたことが信じられないような、戸惑ったような表情も最後に見せてましたけどね。
そもそも、キャリーは少し身勝手すぎたんじゃないかな〜。
「自分が産んだから自分のもの」と信じ込んでたゆえの行動だったんだろうけど、アリゾナだって最初からいたでしょう。今は離婚したと言っても、これまでずっと2人の母親としていっしょに子育てしてきたんだし(養女にもしたし)、アリゾナにだってNY行きを相談すべきだったと思う。
まあ相談してたとしても、キャリーの心は最初から決まっていただろうから、結果的には同じだったのかも。てか、たった1年ペニーと離れるのがイヤで子どもを連れて引っ越すなんて、今どきちょっとムリがある(^^;
エイプリル&ジャクソン
キャリーたちの争いのおかげ?か、エイプリルとジャクソンは平和的に「子どものシェア方法」を話し合ってました。イースターは教会に連れて行ってあげたいエイプリルがイースターの受け持ち、スーパーボウルとハロウィーンはジャクソンが担当など。
このまま仲直りして再婚しちゃうのではと思うほど和やかな雰囲気の2人。こんな落ち着いた2人を見るのは久しぶりかも。
シーズン12・第23話に続く。
Posted on Sunday, May 15, 2016
グレイズ・アナトミー シーズン12関連記事もくじ
こんにちは、お久し振りです。
返信削除グレースアナトミー12の23話を見たところです。
wowowで遭遇して11と1シーズンは全部見ましたが、間は断念しました。
これと同様、クリミナルマインドFBI vs.行動分析科のシーズン11を見ています。ミステリーやホラーや殺人はさっぱり駄目だったのに全話見ています(*^^*)★!他にも嵌ってて録画が溜まっていくばっかりで困っています(^^ゞ
子供を産んでいないのに養子にしたら親権が取れるなんて
日本にいる人間からは衝撃的でした。
ゲイが欧米は多いですね~!
また遊びに来ます(^_^)/~
MIYUKIさん、こんにちは!
削除コメントありがとうございます(*^○^*)
私もNCIS: LAやハワイファイブOは途中から観始めて、シーズン1から観たいなあと思いつつ時間なくて今に至ります(笑)。
そうですね、最近の欧米のドラマや映画は同性愛者どうしのロマンスがふつうに出て来るようになりましたね。親権については私もよくわからないのですが、キャリーの身勝手さが目についてしまったのは残念でした。
シーズン12の感想記事はほんとまばらになってしまいましたが、いつの日か書くかもしれません…(´▽`;) また遊びに来てやって下さい☆