9月12日に公開された『ダウントン・アビー』劇場版の最新作、ようやく観てきました。
予告編↓
DOWNTON ABBEY: THE GRAND FINALE - Official Teaser Trailer [HD]
この夏は日本に長くいたのでなかなか観にいけませんでしたが、映画館でまだやっているうちに戻ってこられてよかったです。日本での公開はまだ未定のようですし。
内容は… よかった!
以下、ネタバレも含むのでご注意。
全体的にはよかったけれども、登場人物が多いお話なので、大好きなキャラの「今」も駆け足でサラッと触れる程度に終わってしまう印象は否めず、そこだけが少し残念。しょうがないですけどね。
そんな中、新しいキャラもちらほらいますが、いまいちインパクトに欠ける気が。とくに新キャラに期待してないのでいいんですが(ひどい)。
また、テレビシリーズを観てから時間が経ちすぎて、人間関係がうろ覚えの部分があり、「あ、この人たち夫婦になったんだっけ」と思ってしまったカップルがいくつか😆(=あまりにいろいろありすぎて、最終的にだれとくっついたか忘れていた…って毎回言ってる気がしますが)。
映画版も、前作(感想はこちら)から3年以上経ってますからね。
そうそう、冒頭に、「今までのお話」的なあらすじ解説が3分ほどあるので、前作を観てない人、観てても忘れてる私のような人もおさらいなしで大丈夫です(笑)。
今回はメアリーが離婚(!)していて、新しいキャラ(久しぶりの登場になるコーラの弟がアメリカから連れてきた男)と(酔いに任せて?)いきなり寝てしまい、シーズン1を思い出すな、と思ったら、イーディスに告白したとき「トルコ人じゃないでしょうね?」と言われてて笑いました🤣(観客も湧いてた)。
もうひとりの新キャラはトーマスの恋人ガイの共演者、ノエル・カワードという人なんですが、あとでウィキったら実在の人物でした(日本語のウィキペディアページもありました→こちら)。
(前作の感想に「続編ができたとしても、そこにトーマスはいない」と書いてましたが、ちゃんと登場しててうれしかった!)
ダウントン・アビー(建物)そのものに別れを告げる=閉鎖してしまうのかと思わせるような予告を見た記憶があって、そうなるのではと恐れていたのですが、実際はそうではなく、(重大なネタバレ→)ロバートがダウントンをメアリーに譲って引退し、ヴァイオレットが住んでいた家にコーラとともに移る、という話でした。
ホッとすると同時に、てことは、ダウントンに残るのはメアリーと子どもたちだけ…?えらい寂しいなあ、と思ってしまいましたが…
ひとり残ったメアリーが、しみじみとダウントンを見渡し、過去の思い出が走馬灯のように映し出されるシーンは感動しました。マシュー(!!!)が出てきたり、シビル(!!!!!)が登場したり…😭
きわめつけは、現実の世界でも亡くなってしまったマギー・スミス演じるヴァイオレット😭😭😭
最後に「マギー・スミスに捧げる」的なものも出たので、涙ますます出ました😭
(マギー・スミスはちょうど1年前、2024年9月に89歳で亡くなっています)
本当にこれでおしまいなのかなあ…
10年後くらいでもいいから、その後のダウントン、やって欲しいな。
ちなみに本作は1930年の設定。シーズン1は1912年の設定で始まったので、そこから18年が経ったことになってます。第二次世界大戦のあたりまでやってほしかったなー。
<余談>
映画版第1作の感想(こちら)を読んだら、「マイノリティは私だけじゃなかろうかというほど、白人さんだらけ」だった、と書いていましたが、今日もまさにそれでした😂。正確にいうと、私以外にもうひとり、アジア人女性がいたけど、それ以外は100%白人。アジア系の多い土地なのに、です。
実は映画を観ながら「白人しか出てこない映画だし、これを白人以外の人が観ようと思うんだろうか」とチラッと思ったんですよね。ドラマは日本でも人気があったと思いますが、それは日本だから。アメリカ・カナダ・イギリスなどに住むマイノリティに受けがいいかどうかは謎です。
第1作の感想:
Downton Abbey 映画版の感想(ネタバレなし)
第2作の感想:
Downton Abbey: A New Era(ダウントン・アビー/新たなる時代へ)
2025年10月6日(月)
午前3時半(!)…時差ボケ真っ最中(´▽`;)
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