昨日、ロック(ドウェイン・ジョンソン)主演の新作映画、"The Smashing Machine" を映画館で観てきました。
The Smashing Machine | Official Trailer HD | A24
日本も三連休ですけど、ここカナダもこの週末は三連休(月曜が感謝祭)。
なのに私を入れて10人くらいしかいなかったので(公開2週目なのに!)「大丈夫??」と思っちゃいました。
それはさておき、この映画は実在の人物、元レスラーのマーク・カー(日本では「マーク・ケアー」らしい)の人生の、1997年〜2000年に起こったことをもとにしたお話なんですが、私は格闘技全般にまったく興味がないので、映画の話を聞くまでマーク・カーという人の存在も知りませんでした。
なのになぜ観たかって?
"The Monkey" 同様、エキストラのバイトをしたからです😆
というわけで、自分が参加した日の場面がどうなっているのか観たかったのがいちばんの理由なんですが、映画としてよくできてて良かったです。
以下、ストーリー自体とはあまり関係ない話をつらつら書いています。ネタバレはしていないつもりですが、情報は何も入れたくない、という人にはネタバレと感じる箇所があるかもしれません。
試合で殴り合ってるシーンはところどころ目をそらしてしまいました(私が観客として撮影に参加した部分だけはがんばって観た)が、格闘技ファンの人は少しものたりないかもしれません。そこまでファイトシーンが多いわけでもないので。
また、実在の人物の話なだけに、他の登場人物も実在の人が多いでしょうから、2000年前後のPRIDEの試合や選手たちを知っている人はもっと楽しめたんじゃないかなと思います。
私は知識がないのでまっさらな状態で見てたわけですが、布袋寅泰が登場したときは「おっ」と思いました。日本での試合ですから、ほんとに彼が演奏してた可能性はあるなーと思って。
そうそう、日本で行われたPRIDEの話がけっこう出てくるので、日本人エキストラが大量に雇われていたんですよ。また、ブルースカイにも書きましたが、光浦靖子さん(バンクーバー在住)と、光浦さんのトークショーでホストしてた女性が出てきたのは予想外で驚きました。
とても楽しみにしていた大沢たかお氏の出演時間がホントに短くて拍子抜けしましたけど、それでも嬉しかったです。かっこいいなー❤️
映画を観たあとで読んだ記事(こちら→See the Cast of The Smashing Machine Side-by-Side with the Real People They Play)によれば、ロックはこの役のために30ポンド(約13.6キロ)増やしたそうです。
実は映画を観ながら、ロックもしかして筋肉スーツ着てる??と思ったほど大きな体をしていたのは、やっぱり役作りで筋肉をつけてたんですね。(スーツでなく)
また、マーク・カーの親友役のマーク・コールマン役のライアン・ベイダー氏、どこかで見た顔のように感じたのもあり、俳優さんが筋肉をつけて演じているのかと思っていたら、彼自身は現役の格闘家でこれが演技初挑戦なんですと😳。すっごく自然で上手でした!!これをきっかけに俳優の道を歩むのだろうか…
ちなみに、実際のマーク・カーはマーク・コールマンの4つ年下なんですが、映画ではロックの方がライアンより11歳も年上😆。ライアンは撮影当時41歳で、2000年当時のマーク・コールマンより5つ上なだけなので、ロック(2000年のマーク・カーより20歳も年上)と比べると年齢が近いキャスティングですね。
あと、脇役ではありますが、イゴール・ボブチャンチンを演じたオレクサンドル・ウシク、撮影時におちゃめな様子を見せて笑いをとっていたりして、好感を持ちました。
(ウィキってみたら、彼すごいボクサーなんですねえ。ロンドンオリンピックで金メダルを取り、プロ転向後は今のところ無敗だって😳)
しかし、エミリー・ブラント、なんでこの役を受けたんだろうな?とは思います。女性メインキャストは彼女だけなんですけど、そんなに出番は多くはないし、なんというか… いわゆる「いい役」ではない気がしました。演技はいつも通り、期待を裏切らず素晴らしかったです。
最後になりましたが、映画館での上映前、ベニー・サフディ監督が映画を紹介する?インタビュー動画みたいなのがチラッとあって、ああそういえばこの人がいたなあと思い出しました。庶民的?で、いい人っぽいイメージでした(実際は知りませんよ笑)。今ググってみたら、俳優さんでもあるんですね。というかこの映画がソロ監督デビュー作だそうです。俳優さんとしての出演作は見たことないものばかりですが、いつか見たいな。
*「昨日」と書いてるけど、これ書いたのが数日前でして、実際は10/11(土)に観てきました!アップは2025年10月14日(火)です(いつもながら、下書きだけして放置…苦笑)
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