2021年10月1日金曜日

Netflix の新ドラマ "Midnight Mass(真夜中のミサ)" で圧巻の演技を見せる出演者たち

先週末、9/24(金)に Netflix の新ドラマ "Midnight Mass" の配信が始まりました!

バンクーバー近郊で撮影されていたこと、好きな俳優さんが出ていることから、苦手なホラーだけど見てみよう、と、1話をためしに観てみて、けっきょく土日で全7話を一気見しちゃいました。

以前(こちら)も予告編をのせてますがここでも載せます↓


ネットフリックスってことは、もしかして日本でも配信してるかな?とググってみたら、やっぱり!

『真夜中のミサ』という、原題の直訳のタイトルで配信されています😊


以下、うっすらネタバレ含みます。



「ホラー」は一人ではむり!と夫を巻き込み、おっかなびっくり観てみたら、全体的にはどちらか言うと「人間ドラマ(?)」ぽかったです。

たしかにギョッとしたり、目をそらしてしまったり、思わず叫んじゃったり、怖いシーンもあるんですが、どちらか言うと心理的に追い詰められる感じというか。

ていうかとにかく、なっがーーーいセリフが多い!

役者さんたち、よく覚えたなあ😵と妙な感心しながら観ました(笑)。


私が特にダメなのは幽霊系、心霊系なんですが、



<重要な?ネタバレあり>



そういうのじゃなくて、


現実味のない、お化け系?です😂


ていうかお化けでもないな、正体は結局よくわからないんだけど、


おそらく


バンパイア系…?


というわけで、すべてのホラーがダメな人はきびしいけど、逆にガチガチのホラーを期待して観る人には物足りないかも??

内容について思うことは、書き出したら長くなりそうなので、また別の機会に。


<俳優さんたちについて>


このドラマの見どころは、なんと言っても鬼気迫る俳優さんたちの演技。

イヤなおばさんベブ役の Samantha Sloyan の、きらわれ役に徹するサマはもはやあっぱれレベルなんですが、どうも見覚えのある顔だなあと調べてみてビックリ!

『グレイズ・アナトミー』シーズン12のペニーでした!
グレアナシーズン12・第4話の感想記事

グレアナのペニーとは別人のように顔つきもしぐさも話し方もちがいます。どうりですぐにピンとこないわけだ。彼女の役者魂には脱帽。あんまりにもうますぎて、ベブ大きらいでした👻

(どうでもいい余談ですが、この「脱帽」という言葉が思い出せず、hats off to you の訳をググりました😂 …おもしろいですよね、英語と日本語でまったく同じ言い方をするっていうのも)


最初は少しあやしい動きをするものの、やっぱいい人じゃん、と思ってた神父さんを演じる Hamish Linklater も見覚えあるなあと調べたら、Legion(邦題『レギオン』)の人でした。こちらもレギオンとはまったく別のキャラ!


Legion Official Trailer #1 [HD] | An Original Series From FX and Marvel

この人もまじうまいわ…としみじみ。

これをきっかけに、思わずレギオン第一話を少し見直してしまったけど、やっぱり別人だし。レギオンの彼の方が老けて見えるのはメイクのせいだろか?

Entertainment Weekly の記事 Midnight Mass team deconstruct that pivotal first AA scene at the heart of the series によれば、AAミーティングでの神父とライリーの会話シーンはほとんどリハなし、15分間、中断せずに一気に撮影、という方法で、数回のテイクで終えたそうです。

この記事を読んで、そのシーンをもういちど見直したくなりました。

なっが〜いセリフが続くけど、迫力のある場面だった印象があります。


また、楽しみにしてた理由のひとつである、好きな俳優さんというのは『iZombie(iゾンビ)』の Rahul Kohli 。

彼、いまの実年齢が35歳だから、撮影時は34歳だったはずなのに、高校生くらいの子どもがいる設定で驚き。(・□・;)そのせいか、ずいぶん老けた姿(笑)で登場します。

あとでインタビューを見て知ったんですが、この役のために太ったんだそう。

(俳優さんが役作りで急激に体重を増減させるのってからだによくないなあとハラハラするけど(^o^;)


IZombie - Trailer

iゾンビの予告編↑今観るとラフール若い!たった6年前なんだけど、これ(笑)

イギリス人のラフールさん、iゾンビではまんまイギリス英語で話すので、『真夜中のミサ』ではアメリカなまりで話す彼を初めて見ました。だけど息子役の少年はなぜかちょっとインドなまり入ってる??のが少し違和感😂


なお、このドラマのクリエーター、マイク・フラナガンは同じ人と働くのが好きらしく、『真夜中のミサ』の主要キャストも彼のドラマの常連さんが多いみたい。

ホラーはあまり見ないので知らなかった…。
(スティーブン・キングの『キャッスル・ロック』や『ザ・スタンド』も、怖くなって途中で挫折したまま、宙ぶらりん)


去年の春の、パンデミック直前までよく見に行っていた撮影用セットの写真も、別記事で少し載せようかなと思います。

あの場所があのようになったのか…という目で観るのもおもしろかったです。

『ワンス・アポン・ア・タイム』の撮影でも使われていた場所です😊


2021年10月1日(金)午前2時半(!)

昨日(感覚的には今日)はカナダでは通称「オレンジ・シャツ・デー」、正式には「The National Day for Truth and Reconciliation」という日でした。先住民の子どもを寄宿学校に強制的に送り込み、教育しようとした史実と、犠牲となった子どもたちを忘れないように制定した日です。この寄宿学校の話は、『アンという名の少女』シーズン3にも少し出てきます(原作にはないと思われる)。

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