去年からずーっっと観たかった、キャリー・マリガン主演の『Promising Young Woman(プロミシング・ヤング・ウーマン)』、ようやっと!HBO Max で観られるようになってて、速攻観ました!
ネタバレ満載の予告編↓
忘れてたけど、そういえばアカデミー賞にも何部門かノミネートされ、脚本賞を受賞してましたね。
全体的に、たんたんとしたお話ですが、私には興味深かったです。
以下、ネタバレ含む感想です。
いやー、なにか復讐劇らしい以外くわしい内容は知らずに観ましたが、途中から予想外な方向へ行きました。
そこまでは、夫にはたいくつだったらしく、ながら見してました(笑)。
私はいったいキャシー(キャリー・マリガン)の目的はなんなのか、この先どうなるのか気になって全然たいくつじゃなかったけど。
で、後半…
*以下、がんばってぼかして書いてますが、ネタバレは含みますのでご注意*
親友のお母さんに「もう前に進んで」と言われたのをきっかけに生活を変え、清潔感のあるナイスな恋人もできてしあわせそうにしているキャシー。
このまま終わるわけないかなとは思ったけど、、、
まさか…ああくるとは ∑( ̄□ ̄;)
(細かいことは伏せておきます)
ショッキングな展開のあと、「このまま悪党たちがそのまま逃げ切る」ことはないだろうなとはぼんやり思ってたけど、あんなにタイミングよく、すぐに逮まるってのは…ちょっと都合よすぎる感はぬぐいきれなかったかな😅
(ウィキペディアによれば、最初は火葬シーンでおしまいの予定だったとか)
ただ、どんな形であれ、復讐がとげられたと言えなくもないし、「さすが!」と少しスッキリというか、あっぱれキャシー!と拍手したい気持ちにはちょっとなりました。両親のこととか考えると切なくなったけど😢
残念でしかたなかったのが、いい人だと思い込んでた人が保身第一のヤツで、真実がバレた瞬間、本性をあらわして(?)キバをむいたところ。個人的にはいちばんダメージを受けたシーンだったかも。
ここからは余談です。
好きなドラマやコメディに出てた人や、昔のコメディ映画のイメージが強い人たちがちょこちょこ出てきて、シリアスな役でもコメディにしか見えないという悲劇(笑)は、私だけ?
→ 刑事役が『クレイジー・エックス・ガールフレンド』のパパ
→ キャシーの母親役が『キューティ・ブロンド』のジェニファー・クーリッジ
→ キャシーのワナにハマった男性のひとりが『Veep』の愛すべきとんま、リチャード役のサム・リチャードソン
→ 同じく、ワナにハマった男性のひとりに『キックアス』のクリストファー・ミンツ・プラッセ
→ キャシーの旧友役に『Glow』のアリソン・ブリー
→ べそかきのアル役が『プライベート・プラクティス』の男性助産師デル
ほかにテレビドラマでおなじみの顔ぶれは
→ キャシーが恨みをいだく人間の一人に『ナッシュビル』のコニー・ブリットン
→ キャシーの働くカフェのオーナーに『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のラバーン・コックス
…と、ここまでリストしてきて、メインキャラ・メイン脇役のほとんどが白人で、唯一のマイノリティはラバーン・コックスだけどほぼチョイ役的な扱いで、ほんとにチョイ役のサム・リチャードソンよりはやや出番が多い程度だなと改めて思ってしまった。
ラストにちらっとアジア系の警官も出てきたけど、とにかくマイノリティは脇に押しやられ、白人主体のドラマでしたね。
キャシーが(自分のせいで)怒鳴ってきた男性の車のランプやグラスを叩き壊したとき、男性がそのまま逃げてしまうのが驚きでした。キャシーが黒人男性だったら、警察を呼ばれて逮捕されてるよねと思ったり😅
なお、パンデミック前に撮影され、2020年4月に公開の予定が遅れて12月の公開になったそうです。日本では今年の7月に公開されたらしい。
アカデミー賞にいくつかノミネートされているので日本でも話題になったでしょうか?
いつものごとく、余談の方が長くなりました(笑)
また下書きのまま放置してしまう前にアップ!
10月2日(土)夜11時過ぎ
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