2016年9月5日月曜日

The Book of Mormon - Musical

先日、バンクーバーのダウンタウンにてブロードウェイミュージカルを観てきました!

テレビの話じゃないんだけど、ブログに書き残しておきたかったので…

2012年のトニー賞授賞式の笑えるパフォーマンスを貼っておきます↓


これ観てミュージカルそのものを観たい!!!と思ったんだよね〜(*´▽`*)

(冒頭でスターの楽屋を訪ねる部分はトニー賞独特のパフォーマンスですが、この歌自体はミュージカルのはじめにもありました)


2014年の秋にニューヨークへ行った時はあまりにチケットが高くて断念したけど、次の機会には絶対に観に行こうと言ってた The Book of Mormon。

『アナと雪の女王』のオラフ役のジョシュ・ギャドがオリジナルには出てたということもあって、期待がふくらんでいました。

もうジョシュは出てないけど、ジョシュが演じたエルダー・カニンハムの役を演じた人はジョシュに似せた話し方や動きをしてて、がんばってるな〜と思いました。

全体的に、私たちの席からは歌詞やセリフの聴き取りが難しく(これ、私だけかと思ってたら、あとで同じ劇場で観劇した人のレビューを見たらそうでもなかった)いまいち話がわからない部分もあったけど、わからなくても十分笑えておもしろかったです。

歌の数々が非常にキャッチーで楽しくて、タップダンスまで出てきちゃってホント楽しい。あとで知ったのですが、『アナと雪の女王』の楽曲担当の人も参加してるんですね〜。どうりですばらしいはずだ(*^○^*)


ただ、お話の内容は上に貼ったYouTubeの歌から期待していたものとは少し違ったかな。



***以下、若干ネタバレあり***







アメリカでのお話なのかと思ってたら、けっこう早い段階で「宣教師」としてアフリカのウガンダに送り込まれるので、基本的にそこでの話なんですよね〜。

ウガンダじゃいけないわけじゃなくて、なんかそこの住民の扱いが…「これ、許されるの?」と思っちゃったので…(^^;

あと、ウガンダに行ってからの話が、ちょっと普通っぽく、先が見えてしまうように思えてしまったのです。

モルモン教をとことん笑いのネタにしてこきおろすのかと思ってたら、そうでもなかったんですよね。って、別にそれが観たかったわけでもないんだけど、もっと完全にお笑いに徹するんだと思ってたので。


あとでインタビュー映像を見て「やっぱり」と納得したんだけど、クリエーター(アニメ『サウスパーク』の作者たち)には「モルモン教」をバカにするつもりは全くなかったらしい。モルモン教だろうがキリスト教だろうがヒンズー教だろうが、なんでもよかったそうだ。要するにいちばん攻撃されそうにない宗教を選んだってことかな(^^; クリスチャン人口の多いアメリカでは、さすがにキリスト教をここまでコケにしたら反発も多そうだし。

と言っても、「コケにする」というのとはちょっと違うんだなあ。

笑いを取りには行ってるけど、彼らをバカにしてるとは思わない。

むしろ、モルモン教(じゃなくてもなんでもいい、宗教全般)を信じている人自身はまじめで必死なんだということがしみじみわかるから。

ところどころ、じーんと来るシーンまであったりして。

最後にウガンダの村の人々が冒頭の歌のように訪問伝道するようになったところでは、笑えると同時に感動してしまったし。

でも、私としては…一クリスチャンの立場から言えば…
反発があってもいいから、クリスチャンの話だったらよかったな〜(^^;


Posted on Monday, September 5, 2016
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