高校時代、私が洋楽にズボッとハマったきっかけを作ったバンド、ジャーニーの、当時のリードボーカルであったスティーブ・ペリーの大ファンである方と、SNSで仲良くしてもらっているのですが、その方から「スティーブに『アメリカン・グラフィティ』の出演経験があるはずだけど知ってるか」という趣旨のご質問をいただきました(もっとていねいな聞き方で)。
(その映画は観たことないんだけど、おもしろいのかな?↓予告編)
American Graffiti Official Trailer #1 - Richard Dreyfuss Movie (1973) HD
1973年に、1962年の話を作ったってことね…今に置き換えると、2024年に2013年の話を作ったってことか。いやー、ついこの前じゃん😂(若いと10年は長いよね)
で、そのご質問のきっかけとなったライナーノーツと、ほんとにスティーブが映画出演したのかどうか、その顛末については、その方のブログに詳細があります:
この方の文章、おもしろくて大好きなんですよ。ぜひご一読を (*´▽`*)
で、ひとことで言うと、そんな疑惑が起きたのは 誤 訳 のせいです。
映画監督ジョージ・ルーカスに似た経歴を持つ彼は子供の頃にヒット作「アメリカン・グラフィティ」で映画デビューを飾っている
って翻訳文には書いてあるんだけど、 原文はこれ↓
He grew up in Hanford ...(中略)... not unlike the background of film director George Lucas, who would draw his first cinematic success from his childhood memories, "American Graffiti."
ジョージ・ルーカスが「子供の頃の思い出」をもとに作り、はじめて成功した映画が『アメリカン・グラフィティ』ってことなんですよね。誤訳に誤訳が重なって、原文からかけ離れた文章になってしまっていて、こしが抜けますわ😂
そもそもここでジョージルーカスを引き合いに出すのも謎ですが、こんないいかげんな仕事したやつはだれだ!出てこい!!って怒鳴り込みたくなるレベルのひどい翻訳 (´▽`;)
あなたの雑な仕事のせいで、3年も悩んだファンがいるのですよ💢💢💢
しかし、英語ならではの「彼(he や his)」ばっかりで、どの人のことを言ってるんだかわからないのも誤訳をまねくのかもしれないですね(と、ちょっと好意的に解釈してみる)。
スティーブの映画出演はなかったわけですが、上記ブログの最後に出てくる「セパレート・ウェイズ」のMV、に興味を持った方は、こちらからご覧ください↓
Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official HD Video)
これぞ、私がラジオで聴いてひと聴きボレしてそのままジャーニー(含む洋楽)にドボンとハマったきっかけとなった曲です!(※このMVを見たのはずいぶんあとになってからですが…これぞ80年代!な仕上がりですね☆)
映画に使われたり、最近では Netflix の『ストレンジャー・シングス』にも使われたので、若い方でも耳にする機会があるかもしれません。
2024年1月13日(土)夜9時半近く(日本時間)
ジャーニーを聴きながら。
去年観た映画リスト、ちまちま作っております…そのうちアップします!
ジャーニーを聴きながら。
去年観た映画リスト、ちまちま作っております…そのうちアップします!
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