2020年10月12日月曜日

Fear the Walking Dead シーズン6プレミア ネタバレ感想

Fear the Walking Dead

Season 6 Ep. 1 "The End Is the Beginning" 
aired on Sunday, October 11, 2020


シーズン5最終話(第16話)の続き。

Fear the Walking Dead Season 6 Teaser: Just Live


シーズン5があまりにもがっかりな終わり方だった(IMDb に 6 点つけたほど)ので、そこまで期待はしていなかったシーズン6。


※以下、ネタバレ全開


とは言っても、モーガンがどうなったのか気になりすぎて、再開はむちゃくちゃ楽しみにしていました!ほぼリアルタイムで観たほど。

で、どうだったかというと…

予想をはるかにこえて、おもしろかった!!!

IMDbには10点満点をつけてしまいました。

今ざっとふりかえってみたら、フィアーで10点つけたの初めてだった。もしかして今まででいちばんおもしろかったのかも。

なんていうか、以前のウォーキングデッドみたいなエピソードでした。(今はTWD観てないので今のとは比べられないけど)


犬を連れたカウボーイハットの新顔の男、登場したときはとくになんとも思わなかったんだけど、「助けて〜!」と飛びこんできた男に対する態度を見て、「この人なんかやばいかも」とピンときてしまった。

新キャラがすぐに死にそうかどうか、いい人か疑うべき人かどうか、なんとなくピンときてしまうようになったくらい、TWDワールドに毒されてる(?)ってことでしょうか。

あんのじょう、この男は「やばいやつ」だったことがすぐ判明。バージニアに雇われてモーガンを追うんですねー。怖い怖い怖い。ちょっとターミネーターみたい。

一方かんじんのモーガンといえば、前回「あんな人里離れた(?)場所にいきなりだれか現れて助けてくれるわけもないだろうから、ひとりで切り抜けるしかない」と書いてたけど、なんとやっぱり助けてくれる人が現れていたんですね。

そうじゃなきゃ、モーガンでもさすがに助からなかったでしょう。

予告編から、彼が死ななかった(?)ことはわかってたけど、どうやって助かったんだろうと不思議だった謎がこれで一応とけました。

予告編といえば、モーガンの目が赤くなってて「ウォーカーになったわけじゃないよね?何が起こった??」とびくびくしてましたが(こちら参照)、結局その謎はとくに言及されず。単なる充血ってこと??

バージニアに撃たれた傷あとが壊疽となり悪臭を放っていたため、「食べ物」として認識されずウォーカーにスルーされてただけで、赤目とは無関係なのかな。

とにかく、モーガンの最大の危機にさっそうと現れ、あれだけのおびただしい数のゾンビを退治して傷を縫ってくれた(銃弾をのこしたままだけど)のは、いったい誰なんでしょうか…モーガンの口から説明されただけで映像はなかったので、男か女かさえわかりません。本人も気絶していて見てないようだし。

その人がのこしたメモの筆跡が女性っぽく見えるけど、まさかドワイトの探してる奥さんだったりはしないよね?そんなわけないか。あんな華奢な人にできるわけないし。

で、モーガンは悪臭を放つ傷をかかえてカウボーイハットの男(と犬)に追われるんだけど、助けてくれたのがこれまた新キャラのアイザックという細っこい男。

この人もね…めちゃくちゃいい人なんだけど、いい人なだけに「大丈夫かなあ、死ぬんじゃないかなあ」と心配してたら、、、てんてんてん…(;_;)

(Spoilers) Inside the Fear the Walking Dead Season 6 Premiere


このビデオ↑で言ってたけど、アイザックとモーガンは「お互いの鏡」であり、「家族のために未来を守りたい(All they want to do is protect a future for their families.)」気持ちが彼らの原動力になってるんですね。

アイザックはモーガンと出会った時点ですでに死を覚悟していたことがあとでわかるんですが、そのあたり切なすぎる(;_;)

でも彼にしてみれば、妻子を守ってくれそうな、頼りがいある男を導いてこられたことがせめてもの希望だったんでしょうね。

それにしてもモーガンはウォーキングデッド時代からずいぶんいろいろ変化がありました。

TWDシーズン1: 
リックを助けてくれた(正気、親切)

TWDシーズン3: 
息子を亡くし、正気を失った状態でリックと再開、決別

TWDシーズン6: 
5の最後にリックグループに合流、第4話で正気を取りもどした過程が明らかに。この頃のモーガンは悟りをひらいた僧侶のようにだれにでも変われるチャンスをあげたいから「殺さない」をモットーにしてました。

TWDシーズン8:
最終話で「ひとりになりたい」とジェイディスのいたゴミ置場に残り、そのままリックグループを離れる


しばらく「殺さない」をモットーにしてたのは覚えてるけど、そのあとまた殺すようになってなかったかな? で、Saviorsたちとの長いいさかいがあって、そんな生活に嫌気がさして?グループを離れ、フィアーグループと合流してまた人を助ける方向になってたんだよね。

が、バージニアに撃たれてから1〜2か月(?)のあいだにまた変わってしまい、しきりと「もう前の自分とはちがう」とくり返してましたね。

人の親切をうけつけない感じが、ちょっとフィアーに移った当初のモーガンに近いような気もするけど、ラスト、自分をねらった男の持っていた斧を手にし、カウボーイハットとコートを身につけた彼は今までのモーガンとひと味ちがう…?


今回はそんなモーガンに焦点のあたったお話でしたが、バージニアグループに連れられて行ったみんながどうなったのか、2話でわかるのかしらね。いちばん知りたいのはモーガンも気にしていたグレイスの状態かな。


あと、忘れてたけど、エピソードタイトルの「The End Is the Beginning」というのは、二人組の男が船(?)の横腹にペンキで書いていたフレーズ。彼らは誰か人を待っていて、「鍵が必要だ」と言うのでハッとしました。

冒頭でカウボーイハットの男に助けを求めてきた男がネックレスにしていた鍵のことだよね。モーガンがカウボーイハット男を殺したとき見つけていたので、これからこの二人もかかわってきそう。

シーズン6・第2話に続く。

<10月19日追記>
バージニア役の俳優さんのこと書くのすっかり忘れてたので追記。
たいしたことではないんだけど。

(以下、『ザ・ボーイズ』のうっす〜〜らネタバレ??が含まれます)

バージニアを演じるのは Colby Minifie(コルビー・ミニフィー?)という28歳の若い女優さん。以前にもちらっと書きましたが(シーズン5第13話)アマゾンプライムビデオの『ザ・ボーイズ』で最初に見かけました。

で、ザ・ボーイズでの彼女はバージニアとはわりと真逆に近い位置のキャラなんですね。シーズン1にもちらっと出てましたが、2の方が出番が多く、とくに2では怖い上司にどつき回されてビクビクしてるイメージが強いんです😂

シーズン2は10月9日に最終話が配信され、その2日後にフィアーS6が始まったから、あまりの落差にバージニアが出てくると笑ってしまった。こっちは笑うキャラじゃないんだけどね💦

Posted on Mon. October 12, 2020 夜9時過ぎ
カナダは今日が感謝祭(Thanksgiving Day)の祝日。アメリカより1ヶ月早いのです。

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2 件のコメント:

  1. どーもご無沙汰をしておりましたあ!
    なんかめちゃめちゃ面白かったですねー!
    登場人物に無駄がなく、人間ドラマの部分とアクションシーンの配分とタイミングが見事な流れを作ってましたよね。
    バージニアとの戦いが徐々に面白さを増して行きそうですが、これからこのドラマは黄金期を迎えるのでは、そんなことを予感させるエピソードでした。
    今後が楽しみですね!

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    1. おおおじゃとむさん、お久しぶりです!
      お元気にされてるかな〜と思ってました。
      ほんとおもしろかったですよね。

      こういう、メインキャラひとりを中心にしたエピソードってあまり人気なかった思うんですが、これは格別よかったですよね。アクションがきっちり入ってるせいか、IMDbの平均評価もすごく高いですね。

      バージニアについて思ったこと書くの忘れてました。
      あとで追記しようかな。

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