2018年12月7日金曜日

カナダの映画館で…タイムプレイとか字幕の機械とか。

ようやく昨日 "Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald(邦題『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』)" 観てきたんですが、映画そのものとは無関係の余談みたいな話から書き始めたら長くなってしまったので、日記のつもりで感想とは別にします。



私がよく行く系列の映画館では、上映前に早く着くと「タイムプレイ」という景品のもらえるスマホゲームに参加できます。

以前は参加するだけで100ポイントとか景気のよいプライズだったんですが、今は上位3位以内に入らないと何もなし、しかも1位でも25ポイントとかショボいものに。

それでもなんにもないよりはマシ、というわけで、時間がゆるす限り、なるべく早めに行くようにしてます。

さて、昨日は開映時間の30分も前に着いてしまい、さすがに早すぎたかな〜とは思ったんですが、なんと入り口のドアがまだ閉まってたΣ(゚∇゚*)!!

「木曜の開門は 12:25 p.m.」だって…(曜日により異なる)
なんでそんな細かいの(→o←)

と言ってもカナダのことだから、12:25 きっかりになんて開かないだろうなあと思いつつ待ってたら、反対側のドアを先に開けたのが見えてジリジリ。3分ほどの遅れで私のいる側のドアも開けてくれてホッとしつつ、走って窓口まで行きました。

夫の映画パスでチケットを発券してるので、チケット購入のためではなく、字幕の機械を貸してもらうためです。

毎回毎回、窓口で携帯のチケット画面を見せると、(この映画の字幕の機械を借りたい、と言ってるのに)「もう紙のチケットはいらないよ、あっちでスキャンしてもらってね」と突っぱねられてしまい、何度も説明せねばならないのが少々うんざりなんですが…

今回もしかり。

いつも同じ人なんだけど、また言われました…

「あっちの女性にスキャンしてもらってちょうだい。もう紙のチケットはいらないの」と、うんざりした感じで(うんざりなのはこっちだ)。

「ちがう、機械を借りたいの」と言っても同じことをくり返され(人の話を聞いてない)、3回めくらいでようやく納得?して「何の機械?」(←字幕以外、ほかになんか機械あるの?てか字幕のって言ってますけど)とぶっきらぼうに聞かれ、最終的にやっと通じたものの、私が観る映画にはない、と(調べもせず)言い切られてしまいました。>┼○ バタッ

「いや、ここにCCって書いてあるから」とチケット画面を見せると「あれ、ちょっと待って…(ここでようやくコンピューター画面を見る)あらほんとだ。ごめんなさい、あるわね」と重たい腰を上げて持って来てくれました。

※字幕の機械が使えるシアターには CC(Closed Caption)と書いてある

ふう〜、ようやっと借りられたぜ… ┐(´-`)┌

この映画はイギリス英語満載だろうから、字幕なしで理解できる自信なかったので、よかった〜!3D用メガネしても読めるかな?という不安も若干あるけども。

(あまりに通じないので、この機械の正式名称を調べてみた→ closed caption viewing system というらしい。商品名は Capt/View。今まではクローズドキャプションマシーンと言ってたけど、これからはクローズドキャプションシステムと言ってみよう…状況は変わらない気もするけど)


さて、チケットをスキャンしてもらって中に入ると…

な、な、な、なんと!Σ(゚∇゚*)!!

わ た し ひ と り……。(゚∇゚;川) 

300人近く入る大きなスクリーンなのに(´▽`;)

つうか、3Dのはずなのにメガネが入り口になかったよね?と思いつつ、すぐにタイムプレイが始まってしまったのでもちろんそっち優先!

笑ってしまうけど、私ひとりしかいないので、最初の「ウェルカム」の画面に私の名前が…(通常、ゲームの達人みたいな人しか出ないのに)。

そしてどれだけクイズの答えを間違えようが、私ひとりなんで…

堂々1位!(≧∇≦)ブハハハ!



携帯画面に出るもの↑(名前は変えてあります)


タイムプレイの合間に3Dメガネを探しに劇場内を探しまわったら、別のところにあった…というか以前はチケットをスキャンする人が手渡ししてくれてたのに、人員削減のためですかね…(^^;

ぶじ3Dメガネも手にして席に戻ろうとするとき、ようやくポップコーンやドリンクをかかえたおじさんがひとり、やってきました。

(おじさん、メガネ持ってないみたいだけど大丈夫?というか、今入り口とは反対の方向から来たよね…なんて思ってたら、案の定、本編が始まったあと気づいて3Dメガネを取りに行ってました)

結局、最初の30分くらいはおじさんもいっしょだったけど、途中で飽きてしまったのかおじさん去ってしまったので、たったひとりで広大なホームシアター気分を味わってしまいました〜。

字幕の機械がどうしてもうまく設置できなかったので(機械によってはそうとう骨が折れる)足を前の椅子に乗せてその上に機械を載せたりとか、やりたい放題(笑)。

平日の真っ昼間、公開されてから時間が経った映画を観に行くと、こんなこともあるんだ〜と少々複雑な気持ちになりました。

だーれもいないのって、邪魔が入らないのはいいんだけど、やっぱり映画館のひとりぼっちはちょっぴり味気ないですね。映画館の醍醐味って、大画面とか迫力とかっていうのはもちろんだけど、ほかのお客さんと感動を分かち合うところにもあると思うので。

おもしろいところでいっしょに笑ったり、ひえーっ(゜o゜;) な場面でいっしょにドン引きしたり…。

とにかく、めったにない経験ができたのは間違いない(笑)。

あ、3Dメガネでも、字幕はしっかり読めました(*´▽`*)

映画の感想は、また別途。


2018年12月7日(金)午前8時半

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