時間とともにどんどん忘れてしまうのであわててます(笑)。
まずはシーズン1。
予告編↓
The Affair | 'The Story Begins' Trailer | Season 1 (C) SHOWTIME
シーズン1の放映は、2014年10月から12月までの全10話でした。
●ウィキペディア(英文)のあらすじ:
List of The Affair episodes
以下、思ったことだらだら書いていきます。
途中までは重要なネタバレはほぼないに等しいです。
●登場人物:
ノア・ソロウェイ(イギリスの俳優、ドミニク・ウエスト)
…小説家希望の高校教師。4人の子持ち中年。
アリソン・ロックハート(イギリスの俳優、ルース・ウィルソン)
…「ロブスター・ロール」のウェイトレス。
(主役が2人ともイギリス人って、なんでアメリカ人にしなかったんだろうね?2人とも演技はすばらしいんだけど、イギリスなまりが気になってしまった💦特にアリソン)
ヘレン・ソロウェイ(モーラ・ティアニー)
…ノアの妻。裕福な両親を持ち、ちょっと夫を尻に敷いてる感じ。
ブルース・バトラー(ジョン・ドーマン)
…ヘレンの父親で著名な作家
*この俳優さん、『ゴッサム』のファルコンのイメージ強し!
マーガレット(キャスリン・チャルファント)
…ヘレンの母親。ノアをバカにしている感じ。
コール(バンクーバー出身のカナダ人俳優、ジョシュア・ジャクソン)
…アリソンの夫。4人兄弟の長男で、家族経営の農場を切り回している
The Affair | Joshua Jackson is Cole Lockhart | Season 1 (c) SHOWTIME
ウィットニー(ジュリア・ゴルダニ・テレス)
…ノアとアリソンの長女、わがまま放題のティーンエイジャー。
一回り以上年上のスコッティにあこがれる。
マックス(ジョシュ・スタンバーグ)
…ノアとヘレンの旧友、お金持ち。
ジェフリーズ(ビクター・ウィリアムズ)
…「事件」を担当する刑事
チェリー(メア・ウィニンガム)
…コールたち4人兄弟の母親。優しそうだけど実は…
*私にとって、メア・ウィニンガムは永久に(笑)『セント・エルモス・ファイアー』のウェンディ!
スコッティ(コリン・ドネル)
…コールの弟のひとり。兄より人当たりがよく朗らかだけど…
*『アロー』のトミーとはずいぶん印象が違う
ストーリー自体はある意味単純。
タイトルのとおり、ふた組の既婚の男女が出会い、恋に落ちてしまう。ひらたく言えば「浮気」の話。が、それだけではなく、なんらかの事件がかかわっている。
その「事件」がなんなのか途中まで明かされないので、いったい何が起こったんだろうと気になってどんどん観てしまうのでした。
つまり私にとって興味深かったのは
1)「事件」が何か、というミステリー要素
2)「浮気」の行方はどうなるのか
の2点。
(原題 "The Affair" の「情事」と訳される言葉に、「情事の行方」と「行方」をくっつけた邦題はうまいなあと思います)
何回か書いてるように第1話は飛行機の中で以前見たことがあるのですが、すっかり内容を忘れていて、見直したとき改めてこのユニークな設定に「あら」と不意を突かれました。
「ノア」と「アリソン」の視点から別々に語られるスタイルで、同じできごとでも印象が変わってしまうのがおもしろいんです。
視点のちがいだけではなく、時間軸もふたつあります。
【過去】ノア視点・アリソン視点で(一部同じできごとが)語られる
【現在】事情聴取をノア・アリソンが別々に受ける
現在のアリソンは髪が肩くらいまでに短くなっているのでわかりやすい。
視点のちがいで変わってしまう例として、第1話、ノアとアリソンの出会いのシーンをあげてみます。
ノア視点だとアリソンはかわいらしく魅力的、長い髪をおろしているのに、アリソン視点だと髪をひっつめ疲れた表情なんですよねえ。
場合によっては髪型や服装だけじゃなく、交わす会話もできごとも、「どちらが誘惑したか」という記憶だって変わってきてしまうから、いったい誰の話を信じたらいいのか、考えながら観てました。
とくに1話では、アリソンの行動がノア視点とアリソン視点でずいぶん違うので、もしかしてこれは全てノアの妄想?とまで疑ってしまったほど。
どれだけ人の記憶力がいいかげんなものかよくわかるというか…自分の見たいものを見て、忘れたいことは忘れてしまうようにできてるんでしょうか。
そこがおもしろいっちゃおもしろいんだけど、ちょっと話が進むのが遅くなってしまうのと、ときどき頭がこんがらがってしまうのはマイナス点。
以下はネタバレ全開です。
じつはアリソンの夫コールには、シーズン1のとくにはじめの頃は、ちょっとDV入ってるというか、もしかしてろくでもない男?という、あまり好ましくない印象を持っていました。
そのネガティブな印象はのちに消え去ってしまいますが、それはまたあとの話。
で、気になっていた「事件」というのが(何話で明らかにされたか忘れたけど)…
コールの弟、スコット(スコッティ)のひき逃げ事件。
だったんです。
えーーー?!
殺人事件とか、もっと凶悪あるいは猟奇的な事件を想像していたので、ちょっと肩すかし食らった気分でした。
いやひき逃げだって、家族からしてみれば十分凶悪ですが。
でも刑事があそこまで執拗に追ってくれるほどの大事件かなあ???
そこがちょっと納得いかなかった💦
途中から、スコットがいずれは死ぬこと、どのタイミングで死ぬかもわかってしまい、そういう目で観ていたので、ある意味ネタバレ状態ですかね…。
ただ、「事件」の全容が明らかになるのはシーズン2を待たねばなりません。
最初はノアの勘違いか妄想かとも思ったものの、やっぱりアリソンもなぜかノアにひかれていたらしく、実際に「浮気」に発展してしまう2人。
正直なところ、アリソンがなぜノアにひかれるのか全くわからなかった😅
4人の子持ちで奥さんもいるってことは出会いのときからわかってるのに???
しかも、ノアもアリソンにめちゃくちゃホレているかというと、そうでもないっぽい。
最初に「妻とは絶対に別れない」と言っちゃってたし。
(これ↑って完全にアリソンのこと「都合のいい女」扱いしてない?「あなたとは遊びです」という宣言じゃないのか?)
のちにオスカー(レストラン「ロブスター・ロール」の経営者)にゆすられたことを機に浮気したことを妻ヘレンに告白し、アリソンとの関係は断ち切ると決意してたしね。
↓ヘレンの健気さに心を打たれて告白したのかな。「It was NOTHINGとか言っちゃってるし、この時点(7話)では完全にアリソンよりヘレンを優先してます。
The Affair | Most Talked About Moments: Noah Confesses | Season 1 Episode 7 (c) SHOWTIME
(よりにもよって)ヘレンの父親にそそのかされなければ、そのままヘレンとよりを戻して平凡な生活を送ってたんじゃないかと思う。
著名な作家である義父ブルースが、浮気したほうがよいものが書ける的なアドバイス(?)をするんですよね(むっ💢)。
それを聞いたとたんノアの目が輝いてたもんだから、あーこりゃだめだと思った(笑)。
せっかく浮気した自分をゆるし受け入れてくれようとしている妻がいるのに…。
その妻を2度も裏切るなんて。ひどい。
ヘレンだって完ぺきな人ではないけれど、それなりにノアを愛し、支えてきたんだから、情はある。だから浮気発覚後、最初は怒るけど最終的には許そうとノアにチャンスを与えたのに。
自分の留守中に夫婦のベッドで…って、そりゃ追い出すわよね。
(そのシーンがスカッとしたから9話に10点つけたのかも)
ところが最終話ではまたヘレンはノアをゆるしてしまう。
と思ったら、やっぱりノアはアリソンと、って、もう行ったり来たり忙しいなあ。
結局どうなるんだと思ったら、「現在」のノアとアリソンが同じ家で赤ちゃんといっしょに暮らしているらしいことが判明Σ(゚∇゚*)!!
そうか、やはりヘレンとは別れたんだね…(残念)
しかし、最後にはノアはスコッティのひき逃げ事件の犯人として逮捕されてしまうのでした。
確かにノアがスコッティを殴りつけてる証拠映像があったりするし、当日のアリバイについて嘘をついてたり、怪しいっちゃ怪しいんだけど。
シーズン1では、ノアって結局、自分の野望(小説家として成功したい)を最優先するがあまり、アリソンと浮気したのではと思いました。アリソンも、正直ノア「が」よかったのではなくて、最愛の息子を失ったつらい思い出を忘れさせてくれ、モントークから連れ出してくれるならだれでもよかったのでは…。
シーズン2は簡単なメモをつけながら観ていたので、もう少しだけ詳しく、エピソードごとに書きます。
2020年7月18日(土)午後9時過ぎ
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●登場人物:
ノア・ソロウェイ(イギリスの俳優、ドミニク・ウエスト)
…小説家希望の高校教師。4人の子持ち中年。
アリソン・ロックハート(イギリスの俳優、ルース・ウィルソン)
…「ロブスター・ロール」のウェイトレス。
(主役が2人ともイギリス人って、なんでアメリカ人にしなかったんだろうね?2人とも演技はすばらしいんだけど、イギリスなまりが気になってしまった💦特にアリソン)
ヘレン・ソロウェイ(モーラ・ティアニー)
…ノアの妻。裕福な両親を持ち、ちょっと夫を尻に敷いてる感じ。
ブルース・バトラー(ジョン・ドーマン)
…ヘレンの父親で著名な作家
*この俳優さん、『ゴッサム』のファルコンのイメージ強し!
マーガレット(キャスリン・チャルファント)
…ヘレンの母親。ノアをバカにしている感じ。
コール(バンクーバー出身のカナダ人俳優、ジョシュア・ジャクソン)
…アリソンの夫。4人兄弟の長男で、家族経営の農場を切り回している
The Affair | Joshua Jackson is Cole Lockhart | Season 1 (c) SHOWTIME
ウィットニー(ジュリア・ゴルダニ・テレス)
…ノアとアリソンの長女、わがまま放題のティーンエイジャー。
一回り以上年上のスコッティにあこがれる。
マックス(ジョシュ・スタンバーグ)
…ノアとヘレンの旧友、お金持ち。
ジェフリーズ(ビクター・ウィリアムズ)
…「事件」を担当する刑事
チェリー(メア・ウィニンガム)
…コールたち4人兄弟の母親。優しそうだけど実は…
*私にとって、メア・ウィニンガムは永久に(笑)『セント・エルモス・ファイアー』のウェンディ!
スコッティ(コリン・ドネル)
…コールの弟のひとり。兄より人当たりがよく朗らかだけど…
*『アロー』のトミーとはずいぶん印象が違う
ストーリー自体はある意味単純。
タイトルのとおり、ふた組の既婚の男女が出会い、恋に落ちてしまう。ひらたく言えば「浮気」の話。が、それだけではなく、なんらかの事件がかかわっている。
その「事件」がなんなのか途中まで明かされないので、いったい何が起こったんだろうと気になってどんどん観てしまうのでした。
つまり私にとって興味深かったのは
1)「事件」が何か、というミステリー要素
2)「浮気」の行方はどうなるのか
の2点。
(原題 "The Affair" の「情事」と訳される言葉に、「情事の行方」と「行方」をくっつけた邦題はうまいなあと思います)
何回か書いてるように第1話は飛行機の中で以前見たことがあるのですが、すっかり内容を忘れていて、見直したとき改めてこのユニークな設定に「あら」と不意を突かれました。
「ノア」と「アリソン」の視点から別々に語られるスタイルで、同じできごとでも印象が変わってしまうのがおもしろいんです。
視点のちがいだけではなく、時間軸もふたつあります。
【過去】ノア視点・アリソン視点で(一部同じできごとが)語られる
【現在】事情聴取をノア・アリソンが別々に受ける
現在のアリソンは髪が肩くらいまでに短くなっているのでわかりやすい。
視点のちがいで変わってしまう例として、第1話、ノアとアリソンの出会いのシーンをあげてみます。
ノア視点だとアリソンはかわいらしく魅力的、長い髪をおろしているのに、アリソン視点だと髪をひっつめ疲れた表情なんですよねえ。
場合によっては髪型や服装だけじゃなく、交わす会話もできごとも、「どちらが誘惑したか」という記憶だって変わってきてしまうから、いったい誰の話を信じたらいいのか、考えながら観てました。
とくに1話では、アリソンの行動がノア視点とアリソン視点でずいぶん違うので、もしかしてこれは全てノアの妄想?とまで疑ってしまったほど。
どれだけ人の記憶力がいいかげんなものかよくわかるというか…自分の見たいものを見て、忘れたいことは忘れてしまうようにできてるんでしょうか。
そこがおもしろいっちゃおもしろいんだけど、ちょっと話が進むのが遅くなってしまうのと、ときどき頭がこんがらがってしまうのはマイナス点。
以下はネタバレ全開です。
1)「事件」とは
じつはアリソンの夫コールには、シーズン1のとくにはじめの頃は、ちょっとDV入ってるというか、もしかしてろくでもない男?という、あまり好ましくない印象を持っていました。
そのネガティブな印象はのちに消え去ってしまいますが、それはまたあとの話。
で、気になっていた「事件」というのが(何話で明らかにされたか忘れたけど)…
コールの弟、スコット(スコッティ)のひき逃げ事件。
だったんです。
えーーー?!
殺人事件とか、もっと凶悪あるいは猟奇的な事件を想像していたので、ちょっと肩すかし食らった気分でした。
いやひき逃げだって、家族からしてみれば十分凶悪ですが。
でも刑事があそこまで執拗に追ってくれるほどの大事件かなあ???
そこがちょっと納得いかなかった💦
途中から、スコットがいずれは死ぬこと、どのタイミングで死ぬかもわかってしまい、そういう目で観ていたので、ある意味ネタバレ状態ですかね…。
ただ、「事件」の全容が明らかになるのはシーズン2を待たねばなりません。
2)「浮気」の行方
最初はノアの勘違いか妄想かとも思ったものの、やっぱりアリソンもなぜかノアにひかれていたらしく、実際に「浮気」に発展してしまう2人。
正直なところ、アリソンがなぜノアにひかれるのか全くわからなかった😅
4人の子持ちで奥さんもいるってことは出会いのときからわかってるのに???
しかも、ノアもアリソンにめちゃくちゃホレているかというと、そうでもないっぽい。
最初に「妻とは絶対に別れない」と言っちゃってたし。
(これ↑って完全にアリソンのこと「都合のいい女」扱いしてない?「あなたとは遊びです」という宣言じゃないのか?)
のちにオスカー(レストラン「ロブスター・ロール」の経営者)にゆすられたことを機に浮気したことを妻ヘレンに告白し、アリソンとの関係は断ち切ると決意してたしね。
↓ヘレンの健気さに心を打たれて告白したのかな。「It was NOTHINGとか言っちゃってるし、この時点(7話)では完全にアリソンよりヘレンを優先してます。
The Affair | Most Talked About Moments: Noah Confesses | Season 1 Episode 7 (c) SHOWTIME
(よりにもよって)ヘレンの父親にそそのかされなければ、そのままヘレンとよりを戻して平凡な生活を送ってたんじゃないかと思う。
著名な作家である義父ブルースが、浮気したほうがよいものが書ける的なアドバイス(?)をするんですよね(むっ💢)。
それを聞いたとたんノアの目が輝いてたもんだから、あーこりゃだめだと思った(笑)。
せっかく浮気した自分をゆるし受け入れてくれようとしている妻がいるのに…。
その妻を2度も裏切るなんて。ひどい。
ヘレンだって完ぺきな人ではないけれど、それなりにノアを愛し、支えてきたんだから、情はある。だから浮気発覚後、最初は怒るけど最終的には許そうとノアにチャンスを与えたのに。
自分の留守中に夫婦のベッドで…って、そりゃ追い出すわよね。
(そのシーンがスカッとしたから9話に10点つけたのかも)
ところが最終話ではまたヘレンはノアをゆるしてしまう。
と思ったら、やっぱりノアはアリソンと、って、もう行ったり来たり忙しいなあ。
結局どうなるんだと思ったら、「現在」のノアとアリソンが同じ家で赤ちゃんといっしょに暮らしているらしいことが判明Σ(゚∇゚*)!!
そうか、やはりヘレンとは別れたんだね…(残念)
しかし、最後にはノアはスコッティのひき逃げ事件の犯人として逮捕されてしまうのでした。
確かにノアがスコッティを殴りつけてる証拠映像があったりするし、当日のアリバイについて嘘をついてたり、怪しいっちゃ怪しいんだけど。
シーズン1では、ノアって結局、自分の野望(小説家として成功したい)を最優先するがあまり、アリソンと浮気したのではと思いました。アリソンも、正直ノア「が」よかったのではなくて、最愛の息子を失ったつらい思い出を忘れさせてくれ、モントークから連れ出してくれるならだれでもよかったのでは…。
シーズン2は簡単なメモをつけながら観ていたので、もう少しだけ詳しく、エピソードごとに書きます。
2020年7月18日(土)午後9時過ぎ
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