2021年12月31日金曜日

The Wheel of Time(ホイール・オブ・タイム)シーズン1の感想

アマゾンプライムビデオのオリジナルシリーズ、『ホイール・オブ・タイム(原題 "The Wheel of Time")』シーズン1が終わってしまいました。

ここ最近のドラマの中ではいちばん好きで、毎週たのしみにしていたので残念😢

が、先週くらいに「プライムオリジナルだから?日本のアカウトで見れば日本語で見られる」ことに、いまさらながら気づきました!時間があれば、日本語で見直してみたいです。

検索したら普通に日本のアマゾンの予告(日本語)もあった↓


『ホイール・オブ・タイム』 シーズン1 本予告編|Amazonプライムビデオ

ふだん、カナダに移民してから知ったドラマなどは基本、こちらで見ている原語(おもに英語)をタイトルにすることが多いのですが、これは日本語でも見られるので邦題もつけておきます。

(原作小説の邦題は原題の直訳『時の車輪』。ドラマもそれでよかったんじゃ??なんでわざわざカタカナにしたんだろ?)

プライム会員の方は日本でも無料で見られる↓ので、ぜひ!
ホイールオブタイム
(↑クリックでアマゾンのページに移動…のはず)

アマゾンの紹介文:

強い力を持つ見知らぬ女性の登場により、5人の若い村人の人生は一変する。その女性の主張によれば、5人のうちの1人は特別な力を持っており、光と闇のバランスを永遠に変えると予言された人物だという。闇王が牢獄を脱して最後の戦いを始める前に、5人はその女性と共に世界の運命を背負うべきか決めなければならない。


さて、原作を知らずに見た、ネタバレなしの感想です。

原作ファンにとっては不満な部分もあるらしいけど、私は知らないおかげで(?)ドラマでじゅうぶん満足。

映画レベルにお金かかってそうな豪華セット、『ロード・オブ・ザ・リング』かハリポタか、あるいは『ゲームオブスローンズ』を彷彿とさせるスケールで、とにかく圧倒されました。

また、人種・国籍バラバラなキャスティング(最多はイギリス人)は、原作に沿っているのか、それとも今の風潮に合わせてのことなのか、そこは原作ファンに聞いてみたい。

ファンタジーなので国籍は関係ないと思いますけどね。


*ここから先、感想(うっすらネタバレあり)含むメインキャラ&キャスト一覧

*カタカナ表記はウィキペディアにならいました
*カッコ内は出身地




<アエズ・セダーイと護衛士>

モイレイン:ロザムンド・パイク(イギリス)
ラン:ダニエル・ヘニー(アメリカ)

ラン役のダニエル・ヘニーは、シーズン1のメインキャストの中で唯一のアメリカ人ですが、母親が韓国系なのでアジア系の顔立ちです(アメリカ人=白人と思ってる人は、このブログを読んでる人にはいないかも?)。

ロザムンド・パイクって、若い頃は顔立ちも演技もお人形さんのようなイメージだったけど、モイレイン役はハマってるな〜と感じました。

ダニエルさんはちょっと演技がかたいなと思ってたら、仲間の死をいたむシーンがすごい迫力で圧倒されました。


<トゥー・リバーズの5人>

ランド:ジョシャ・ストラドウスキ(オランダ)
エグウェーン:マデリーン・マッデン(オーストラリア)
ぺリン:マルクス・ラザフォード(イギリス)
マット:バーニー・ハリス(イギリス)
ナイニーブ(賢女):ゾーイ・ロビンズ(ニュージーランド)

この中では、ぺリンが好き!

オオカミと心が通じ合っているのか、彼らをあやつる力があるのか、はたまた自らがオオカミ男??なのか、よくわからないけど、とにかくオオカミに好かれている?ことは確か。

大男の彼が小柄なエグウェーンに恋心を寄せている(?)ようすは、ちょっといじらしく感じます。

ナイニーブは伴侶を持たない「賢女(と日本語では訳されているようですが原語は "Wisdom" つまり知恵という意味。女だろうが男だろうが関係ない言葉)」なんだけど、同じように伴侶を持つことはないはずの、護衛士のランと恋をしてしまう。

それだけなら別になんとも思わないんだけど、ナイニーブ役の俳優さんが若すぎて子どもにしか見えず、ランがロリコンに見えてしまう💦かつ、ケミストリーも感じられないので、ちょっとなあ…と思っていたのですが!!!

ナイニーブが力を発揮してとんでもないことをできてしまう、その原動力となるのがランへの想いなんだったら、それでいいかと納得しちゃいました笑


なお、マット役はシーズン2では俳優さんが交代しています。

とあるYouTubeで「マット役のバーニー・ハリスがなぜか戻ってこなかったため、ライターは話を書きかえなければいけなかった。最終話にチラリと登場するマットはそれまで撮影したものをつなぎ合わせたものだった」みたいな話を見ました。真偽のほどはわかりません。調べた限りでは、現時点では交代の理由は公式に明かされていないようです。


<その他>

ロイアル(オジールの大男):Hammed Animashaun(イギリス)

ミン(人の未来が見える謎の女性):Kae Alexander(日本生まれ、イギリス育ち)


<ネタバレ注意>

ロイアルのキャラが大好きだったので、ラストで殺されたように見えて大ショック(→o←)

シーズン2の出番はないのかなと思ったら、どうやらあるようでホッ!!!
Wheel Of Time Showrunner Confirms [SPOILER] Isn't Dead

ミンが見た通りのことが実際に起こるのがすごい。今後の彼女の活躍が楽しみです。

ところでミンを演じる俳優さん、どこかで見たことあるなと思ったらゲームオブスローンズ、クリプトン、フリーバッグなどに出演してたんですね。

<ネタバレ終わり>


早くシーズン2が見たくてしょうがないのだけど、その前に原作を読んでみようかな…と今チェックしてみたら、Kindleでも1300円くらいするのね。たかっ。

でも読みたいな…今読んでる『ファウンデーション』が終わったらポチるかも。

余談ですが、日本人はどう受け取るんだろうとアマゾンのレビューをチラ見したら、ランドのことを「アメリカ人の白人男性」、エグウェーンのことを「インド人の少女」と書いてらっしゃる人が。
前述のとおり、ランド役はオランダ人、エグウェーン役はオーストラリア人なんだけど、わざわざ調べない人は白人=アメリカ人(またはアメリカ人=白人)と思ってしまう、よくある思い込みでしょうかね。
ちなみにアマゾンでレビューを書こうとすると「ビデオの視聴が終了してから投稿してください」と出てしまうので、やはり日本のアカウントで見直さないとね。

2021年12月31日(金)午後2時半すぎ
シーズン1が終わってすぐに書き始めたのに、ずいぶん時間かかっちゃって💦大みそかになってしまいました。日本はもう明けてしまったし😅

© copyright 2021 – All rights reserved

北米発☆TVづくし
*無断転載を禁じます*

4 件のコメント:

  1. チョコさん、明けましておめでとうございます。takです。
    本年も、何卒宜しくお願い致します!

    三が日、溜まってたドラマや映画を見まくっておりますw

    その中でもホイールオブタイム見てます。面白いですねこのドラマも。
    里見八犬伝みたいな感じもして、専門用語だらけなんですが、なんかなんかすんなり入っていけるのはそれのせいもあるのかな?なんて思ってます。
    あとウィッチャーも。

    しかし・・・既存のテレビドラマプラス、サブスク・・・とてもじゃないけど時間が足りなさすぎるし、お財布事情も・・・正直きついw
    見直したい作品とかもうどこで配信されているのかわからなくなっちゃったw

    そこにきてディズニーが参入ともう無理wパンクです。
    でもディズニー+も魅力的な作品多いですし、これまじでなんとかしてほしいです(泣)結局今追っかけてるのはタイムとフィアーだけに絞ることにしました。
    他は後回しw

    マンダロリアンとかマーベル関連は次の連休の時にピザ食いながら一気身する予定ですw

    今年もドラマや映画でいい意味で振り回されそうですねw
    チョコさん旦那さん、お体にご自愛しつつお互いドラマライフ満喫していきましょうよ!ね^^

    返信削除
    返信
    1. takさん、あけましておめでとうございます!
      いつもコメントありがとうございます、
      今年もよろしくお願いいたします(*´▽`*)

      ホイールオブタイム、面白いですよね!!
      この興奮(?)を分かち合えて嬉しいです。
      里見八犬伝てめちゃくちゃ懐かしいけど、実は見たことないかも…
      ホイール…は、ちょっとロードオブザリングみたいに、独特の世界観があってその世界でしか通じないボキャブラリーがあって最初のとっかかりが難しいところはありますよね。
      いったん入り込んでしまえば面白いのだけど。
      ウィッチャーは、夫がハマってますが私は未見です。

      ほんっと、時間もお金も足りないですよね!!!
      プラットフォームが増えすぎて、、、
      なんとかして!統一して!と叫びたくなりますね。
      どのドラマや映画をどれで見ればいいのか、わからなくなってきますホント。
      しかも、どれが途中まで見ててどこまで見てどれが見たいのかさえわからなくなってきますから、救いようがない😂

      ディズニープラスは、最初はコンテンツが少なめでしたが今はすごく充実してます。日本でも同じかな?

      お互い、ドラマ&映画で徹夜して体壊さない程度に笑
      今年も楽しみましょう!!

      削除
  2. 20年前はブックオフで、一巻あたり100円ほどで(既刊数十冊)売られていましたよ。読めば読むほどドラマの映像で混乱すること間違いなしです。
    悲嘆にくれているファン心理は複雑なんですが、一言で述べると、原作が物凄く繊細かつ事細かに練られているために、1つ設定を変更するだけで、話がめちゃくちゃになるのです。ドラマ第一話だけでも原作通りに描かれた人物は一人もいません。
    たぶんファンは既刊の挿し絵を見て想像を膨らませる方が幸せになれる。

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん、コメントありがとうございます。
      匿名さんは原作のファンなんですね!
      やはり原作を知っていると、ドラマは楽しめなさそうですね。
      まずはドラマを見てから原作を読もうかなと思います。

      削除

匿名希望の方でも、「コメントの投稿者として表示する ID」の横のドロップダウンリストから「名前/URL」を選び、名前(仮名でOK)を書いていただけると返信しやすいです。URLは空白でも投稿できます。