2ヶ月近く前から楽しみにしていたアガサ・クリスティの同名小説の映像化作品(NHKのサイトはこちら)。全3回というミニシリーズで、母に録画をお願いしておいたのですべて観ることができました。
英語音声・日本語字幕にして観ましたが、ものすごく聴き取りづらい話し方をする人がいたので字幕がありがたかったです。
この作品は何度も映像化されていて、私も原作(*)を読む前に映画化されたものをテレビで観たことがあります。映画のほうは「観た」ことくらいしか覚えていませんが、原作は繰り返し読んだので犯人もラストの筋書きもよく覚えていました。
*今はもう手元にないのでアマゾンで探してみたら、今は新訳になってしまったんですね。ふるいほうも中古品で出品されていたのでリンクを貼っておきます。
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 80)
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今回は犯人を覚えていたため、知らずに映画を観たときのようなドキドキ感はありません。私は推理小説の筋や犯人を何度読んでもたいてい忘れてしまうのですが、このお話はインパクトが強すぎたのでしょうね。
ただ、「あれ?どこかで見た顔だな?」と、キャストが誰なのかを当てる(?)ワクワク感と驚きがあったのが楽しかった(笑)。
たとえばウォーグレイヴ老判事。
ん???見たことあるかも…あれっ、もしやゲームオブスローンズのタイウィン?いや、それにしては老け過ぎか?!と調べてみたら、やっぱりタイウィン役のチャールズ・ダンスでした!(老けてるのが地なのか、役作りで老けたのかは謎)
また、マッカーサー将軍役のおじさんも見覚えあるような気がしたのですが、それもそのはず、『ジュラシック・パーク』などのサム・ニールでした(私にとっては『アンドリューNDR114』のイメージが強いけど。ってか彼の奥さん日本人なんですね!)。役作りなのかそれとも今の彼はああなのか、別人みたいに見えたのは私だけ?
(以下、少しお話の内容に触れる部分があります)