夜も遅いし1話だけ観るつもりが、思わず最新の10話まで観てしまわずにおれないほどおもしろく、ついでに勢いで感想まで書いております。
The Gifted (FOX) - Official SDCC 2017 Trailer
7話までのあいだにちょっと中だるみはしたけど&突っ込みどころはあるものの、8話から一気にテンポよくなってめちゃくちゃおもしろいです!!!
以下、ネタバレ含みます。
1話〜10話の詳細は英語ウィキ→The Gifted (TV series) - Episodes
映画の『Xメン』シリーズから少し時間が経って、Xメンがいなくなってしまったあとのお話らしく、「Xメン」そのものは登場しないものの「Xメン」という言葉がちょくちょく会話に出てくるので、なんかそれだけでもうれしかったりします。
検事の父親リード・ストラッカー(スティーブン・モイヤー)と看護師の母親ケイトリン(エイミー・アッカー)の10代の娘ローレンと息子アンディが「ミュータントだった!」とわかるところから始まり、それまではミュータントたちを捕まえる側にいたリードも子どもたちを守るためにミュータント・アンダーグラウンド(地下組織)に家族を移し、かつて敵対していたミュータントたちと協力していくお話。
この地下組織での話がちょっとのろのろペースでうだうだ(?)しててダレ気味だったんですが…(夫は途中離脱しそうになった)
ここ数話はパワー炸裂で目が離せません!
とくに以下の3グループの力がすごかった:
- リードのお父さん…手から白い光の玉みたいなのを出し、すごい破壊力
- ローレンとアンディ…ふたりが手をにぎると白い光がピカーッと光り、ものすごい破壊力(「破壊できない」金属はさすがに破壊できなかったのが残念)
- 3つ子の姉妹…ひとり(エズメ)だけでも人をあやつることができるが、3人そろうとさらにパワーアップ
<リードの父オットー>
孫の能力はなんなのか聞く場面まで、オットーはミュータントの敵側なんではと疑ってたのですが↓
実際はオットー自身がミュータントだったばかりか、テロリストであった両親のような力を子孫にのこさないため、息子リードのX-Genes(遺伝子)を取りのぞこうと研究に没頭していたという、子ども思いのお父さんでした。
(オットーの両親= Fenris と呼ばれる双子で、コミックではHYDRAのリーダー、ストラッカーの子ども。The Gifted には HYDRA という言葉は今のところ出てこないけど、このストラッカーは関係するのかしら?だとするとリードは悪役ストラッカーの孫ということに…)
この展開が意外かつ迅速でとてもおもしろかったのに、せっかく20年ぶりとかに再会したと思ったらすぐに死んでしまったのが切ない(;_;)
「祖父母も父親もミュータントだった」「アンディとローレンも、祖父母のように手をつなぐことで恐ろしい破壊力を発揮するかもしれない」と知って愕然とするリードですが、父親のおかげ?で今は一般人である彼も、ミュータントの力を取り戻したりしないかしら。そうなったらおもしろいなあと期待したりして。
だってスティーブン・モイヤーって今にも「スキー!!!」と牙をむき出しそうなんですもの…彼が普通の人間だなんてイメージ合わない(笑)←トゥルー・ブラッドでヴァンパイア役でしたからね!
<エズメ>
人の心を読んだりあやつったりするエズメ、目的がなんなのか謎で、「もしやスパイ?」といまいち信用できませんでした。
が、10話の最後に3つ子の姉妹(コミックでは「 Stepford Cuckoos(ステップフォード・クークーズと読みますが日本語だとステップフォード・カッコーズらしい)がそろったところを見て「家族を救いたいというのはホントだったのか」と合点が行き、同時に「すごい能力」そのものは超かっこいいけど、ちょっとやり過ぎで「やっぱヴィランなの?」というあらたな謎が出てきたのでした。
ちなみにこのエズメ、8話で初登場したときから「The Magicians のアリスっぽいけど、アリスよりうんと好きなタイプ」と注目してたんですが↓
(初登場シーン)
だんだん「あれ?どこかで見た顔かも…」と思い始めて、調べてみたら『スクリーム・クイーンズ』シーズン1のメインキャラのひとり、グレイス役の人(スカイラー・サミュエルズ)でした。
ふわふわ金髪の女の子がスカイラー↓
なお、3つ子のシーンの字幕に「Frost triplets(フロスト・トリプレッツ=フロスト三つ子)」と出たのを見て夫が「ステップフォード・クークーズか!」とピンと来たのであって、10話の中に「ステップフォード・クークー」なる文字はどこにも出てきません。
なんで「フロスト」かというと、エマ・フロストの娘(クローン)だからってことらしいけど、ドラマにはもちろんエマ・フロストは出てないので、エズメの苗字がフロストなのかも。
3つ子について、詳細は英語ですがウィキに載ってます→ Stepford Cuckoos
<その他>
メインキャラのひとりだと思ってたドリーマー(サンダーバードの恋人)があっさり殺されてしまったのがビックリ。それがきっかけでローレンとアンディはとうとうものすごい力を見せることになるのですが…
また、サンダーバードの親友で、センチネル・サービスに「ハウンド(洗脳されてセンチネル・サービスのいいように使われるミュータント)」にされてしまっていたパルスがオットーの光の玉攻撃(?)で死んでしまったのに、ただの人間であるはずのDr.キャンベルが生き残った(あまつさえ、別のハウンドの力であっというまに治癒)のが不可解かつ残念。キャンベルが死んでパルスが解放されるとかいう筋書きのほうがよかった(ひどい?)。けどそれじゃ話が続かないもんね(^^;
死ぬキャラでもうひとり残念だったのがエージェント・ターナーといつも行動をともにしていたエージェント。エズメに操られてターナーを撃ったあと、自分で自分を撃ってしまいます。暴走しがちなターナーをいつもなだめていた人だったし、なんとなく好感を持っていたので、このような形で死んでしまうのは痛々しかった(;_;)
シーズン1も残すところあと3話になってしまいました。おもしろい新キャラも出てきたばかりだし、たったの3話で完結するのぉ?!という流れでやきもきしてます。
お願いだからシーズン2更新してくださ〜い!
Posted on Tuesday, December 12, 2017
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